<オムニバス> 大人気イメクラ店「slope」突撃リポート













































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指名→「金村美玖ちゃん」
→体験します(初回指名)
 どこからともなく…おそらく天井に内蔵されたスピーカーから漏れる賑やかな雑踏と祭り囃子。
 ディフューザーからほんのり香る焼きそばのニオイ、提灯の明かりを模した間接照明も相まって、とても室内に再現された空間とは思えない。
 本当に、地元の夏祭り、神社の縁日に来ているようだ。
 蔵夫は、ふと、用意された甚平のポケットに手を入れると、何やら固いものに触った。
 手の平に収まるほどの小さなリモコンである。
(素晴らしい…!)
 受付で要望した通りの用意に、高揚が止まらない。
 ポケットの中でリモコンを握り直していると、
「蔵夫くん」
 と、どこから現れたのか、女の声がした。
 声のした方を見ると、可愛らしい水色の浴衣を着たその女、金村美玖が木陰から駆け寄ってくる。
 顔立ちにまだ少し幼さも残しつつ、スラッとしたスタイルに、浴衣の袖口や首元、うなじから色気をぷんぷん醸し出す和風美人。
 そんな美玖は、抱きつくように蔵夫の隣に身を寄せると、ぼそっと一言、
「言う通りにしてきたよ…?」
 と囁くように耳打ちをした。
 少し恥じらうようなその所作。
 ニヤリと笑みを浮かべた蔵夫は、
「どれ…」
 と、ポケットの中で握るリモコンのスイッチを軽く入れてみた。
 すると、

 ブブブっ…

 と美玖の浴衣の中から何やら低い音がして、同時に美玖の口から、
「んっ!ちょ、ちょっと…!いきなり…?」
 と慌てたような声が出た。
 どうやら、こちらが注文通り、遠隔ローターを股に仕込んできたのは本当らしい。



 さらに蔵夫は、美玖の浴衣の襟首を摘まみ、持ち上げた。
「きゃっ…」
 蔵夫の胸板に顔を埋めるように恥じらう美玖。
 隙間から覗く透き通るような白い肌。
 そして、その白い肌に食い込む麻縄が少し見えた。
 クスッと笑ってリモコンを止めてやる蔵夫。
 早くもニヤケが止まらない。
(一度でいいから、こういうことしてみたかったんだ!)
 今回、蔵夫が指定したシチュエーション…それは、『浴衣姿の彼女と縁日の隅で行う野外羞恥プレイ』だった。
 そして、備考欄に付け足したのは「浴衣の下に亀甲縛り」と「股に遠隔ローター装着」。
 そんな変態の要望もしっかり反映されており、室内にもかかわらず、理想をほぼ完璧に実現した形だ。
 そのまま手を繋ぎ、縁日をぶらつくカップルを装う二人。
 そんな中で、蔵夫が、ポケットの中でリモコンを触ると、そのたびに、
「んっ…!ま、待って…!」
 と足を止め、握った手にぎゅっと力を込めて堪える美玖。
 そのウブな反応を楽しみながら、スイッチを入れては止め、入れては止め…を何度も繰り返す蔵夫。
 ふいに壁に人影がふわっと流れ、それに合わせて、カツ、カツ…とスピーカーから聞こえる下駄の音。
 それも、ちゃんとドップラー効果で遠くから近くに、そしてすれ違ってまた離れていくように…と抜かりない。
 プロジェクターで人の影を投影し、縁日ですれ違う人まで演出するとは、なんという芸の細かさだろう。
 すっかりこのお膳立てされたシチュエーションにのめり込んだ蔵夫は、次は、人影と下駄の音が近づくのに合わせてリモコンをオンにしてやった。
「あんっ…♪ダ、ダメ…!人、来てるからぁっ…!」
 と立ち止まって、ぺちっと蔵夫の肩を叩く美玖。
 その反応がいちいち可愛く、そして見た目のイメージ通りだ。
 さらに演出は凝り、次はガヤガヤと騒がしい五、六人の笑い声と大勢の足音。
 ここぞとばかりに、これまで小刻みにオン、オフを操作していたリモコンを、しばらく入れっぱなしにしてやる。
「んんーっ…!」
 歯を食い縛り、足を止める美玖。
「ん?どうした?」
 と、わざとらしく声をかけ、
「ほら、行くぞ」
 と繋いだ手を引けば、
「ま、待って…!と、止めてよぉ…んんっ、ひゃぁっ…」
 と、もたれかかってきて、その細い身体を押しつける美玖。
 その反応をしめしめと笑いながら、騒がしい話し声が遠ざかったところで、ようやくオフにしてやると、
「も、もぉっ…!あんな長い時間してたらバレるじゃん!」
「バレる?バレるって何が?」

 ブィィィ…

「んひぃっ…!?」
「ねぇ。何がバレるの?教えて?」
「あっ、んっ、んんっ…」
「教えてくれるまでやめないよ」
 とクスクス笑って言ってやると、たまらず美玖は抱きついてきて耳元で、
「ア、アソコにオモチャつけて歩いてるトコ…!」
「アソコ…?」
 と意地悪してやると、美玖はその白い顔を紅潮させて、
「オ、オマンコ…ねぇ、オマンコっ!これでいいでしょ?は、早く止めてよぉ…!」
 と、もうギブアップ寸前。
 そんな美玖の反応にS心をくすぐられながら、ひとまず“今は”勘弁してやる。
 振動が止み、
「はぁ…はぁ…」
 と息を乱す美玖の手を引いて、
「あっちへ行こう」
 と、部屋の隅…いや、縁日の明かりから遠ざかった木陰へ移動する蔵夫。
 おもしろいもので木陰に入ると人の声や足音のボリュームも下がり、静寂が二人を包んだ。
「ここだったら誰にも見つからないね」
 と言った蔵夫は、ふいにその場にしゃがみ、美玖の浴衣を勢いよく捲り上げた。
「きゃっ!?」
 慌てて押さえようとする細い腕を掴み取り、一気に太ももの上まで持ち上げると、細くて白い美脚が露わになり、その脚の付け根まで…!
「やぁっ…!そ、外だってばっ…!」
 とテンパる美玖だが、それもその筈。
 本来、穿いている筈のパンティの姿はなく、捲り上げた瞬間、いきなり控えめな恥毛が目についた。
 そして、そのド真ん中を割って地肌に食い込む麻縄。
 その股縄に挟み込むような形でローターが噛ませてあった。
 注文通り、浴衣の下は全裸に亀甲縛りであることを確認した蔵夫は、
「いいじゃん。似合ってる」
「に、似合ってるとかじゃないっ…!は、恥ずかしいからぁっ!」
 そして、そこで満を持してスイッチオン。

 ブィィィン…!

「はうぅッ…!んっ…あっ、あっ…♪」
 浴衣という防音幕を剥いだことで、ローターの振動音が鮮明に聞こえるとともに、固定する麻縄を震わせ、逆立った陰毛が揺れる様子も見てとれる。
「ここだったら暗いから、さっきより長くしてあげよう」
 と笑みを浮かべる蔵夫。
「ひ、ひゃぁっ…♪あぁっ、あんっ、あんっ…!」
 さっきまでと違い、明らかな喘ぎ声とともにガクガク震える白い太もも。
「ほら、浴衣の裾を自分で持って。で、脚を開いて」
 と、裾を持たせ、ペチペチと内ももを叩く。
「んんっ、んんっ…!」
 と悶えながら、ゆっくり脚を開く従順なドM彼女、美玖。
「どうだ?気持ちいいか?」
 と聞いてやると、美玖は、
「き、気持ちいい…!気持ちいいよぉ…!」
 と恥ずかしそうに頷き、やがて、
「あっ、ダ、ダメっ…!出ちゃうっ…!」
 と声を張り上げたかと思うと、その瞬間、

 ブシャァァッ…!ピュッ、ピュッ…!

 と、股ぐらから飛沫を飛ばし、足元の砂利を湿らせた。
 その様子を嬉々として眺めながら、
「あーあ、潮吹いちゃったの?恥ずかしいなぁ…さぁ、どうする?大きい声でも出してみようか?」
「ダ、ダメっ!」
 慌てて蔵夫の口を手で塞ぐ美玖。
 そのまま抱きつくように身を寄せ、すがるようにクネクネと身体を震わせて、
「ひ、人、来ちゃうからぁ…お願い…!こ、こんな姿、人に見られたら…わ、私…恥ずかしくて死んじゃう…」
 と囁く。
 だが、当の蔵夫はその反応こそがたまらない。
 ぎゅっと抱き締め、気を引いている間に美玖の浴衣の帯を緩ませる蔵夫。
 そして、油断をつき、そのまま綱引きのようにして一気に抜き取る。
「あっ!ちょ、ちょっとっ…!きゃあっ!」
 まるで屋敷に連れ込んだ町娘を脱がせる悪代官、俗にいう「あ〜れ〜…」の状態。
 くるくる回って足をとられ、ふらついた美玖が木に手をついた瞬間、帯を抜かれてはだけた浴衣が肩から落ち、白い肩と、張り巡らされた麻縄に包囲された白い膨らみが露出した。
「や、やだっ…!」
 慌てて落ちた浴衣を拾い上げようとする美玖。
 蔵夫は、その美玖の手を抜き取った帯で素早く縛り上げ、反対側の端を頭上の太い枝に向かって放り投げた。
 上手く巻きつき、立派な拘束具に変身した浴衣の帯。
「ね、ねぇっ!待ってっ!やだ、こんなのぉっ!は、裸はヤバイって…!ねぇ!見つかっちゃうってばぁ!」
 手を頭の上にして木に繋がれ、亀甲縛りにされた全裸を晒す美玖。
 ふるふると震える微乳と、その先にちょこんと乗った桃色乳首が月明かりに照らされて映える。
 そこで再び、ローターの出番だ。

 ブィィィン…!

「んひゃぁっ…♪ダ、ダメっ…は、恥ずかしいっ…恥ずかしいってばぁっ…!」
 ぴょんぴょんと飛び跳ねて悶える美玖。
 こんなこと、現実では絶対に不可能だが、今この場だけは、猥褻行為で通報されることもないし、人が集まってくることもない。
 悶え狂う美玖をじっと眺めていると、やがて、
「んっ、あっ…ダ、ダメぇっ…イ、イクっ!イッちゃう!イッちゃうってばぁぁっ!んあぁぁぁっ…!」
 と絶叫し、木に繋がれたままオーガズムに達する美玖。
 脚が折れ、へたれこみそうになるも、手を吊る帯がピンと張り、何とかギリギリ膝がつく寸前で止まった。
「はぁ…はぁ…」
 余韻に浸り、肩でする美玖。
 そして、そんな美玖のビクビク震える美しい身体を眺めているうちに、次第に蔵夫も触発されて、我慢も限界に近づいてきた。
(ダメだ…たまらん…)
 そう思った時には、もう、勢いよく甚平を下ろし、イチモツを引っ張り出していた。
 その八分勃ちの男根を美玖の美脚に擦りつける蔵夫。
「あぁっ…あ、当たってるっ…♪」
「何が当たってるか言ってみなよ」
「オ、オチンチン…オチンチンが当たってる…」
 と呟く美玖に対し、溜め息をついてスッとイチモツを遠ざける蔵夫。
 すると、すぐに、
「あぁ、ごめんなさい…!言い直しますっ!チンポ!チンポですっ!オチンポぉっ!」
 と、下品かつ男ウケする呼称に訂正する美玖。
「そうだ、美玖の大好きなオチンポだよ」
 と蔵夫は機嫌を直し、そのイチモツを背後から美玖の太ももの間に挿し込み、さらに感触を与えた。
「す、すごいっ!脈打ってる…!お、おっきい…♪」
 すっかり恥じらいを捨て、清楚の皮を脱ぎ捨てた美玖。
 あとに残るのは、むっつりスケベでドMな本性のみ。
 美玖が物欲しげに腰を前後させるたび、そのスベスベした肌と竿が擦れる。
 引き締まった美玖の太ももは、まるでオナホールのようで、そこに差し込んでいるだけでも心地いいのだが、それだけじゃつまらない。
「そらっ、こんなのはどうだ?」
 と、背後から手を回し、縛られた膨らみに触れる。
「あんっ…♪お、おっぱい…♪」
 と、うっとりした表情の美玖。
 だが、ソフトタッチだったのも束の間、突然、
「きひぃぃっ!?」
 と声を張り上げた美玖。
 それもその筈、ちょこんと乗った乳首を摘まみ、乱暴につねり上げて、円を描くように振り回してやったのだ。
「ひぃっ…!い、痛いぃっ…!」
「痛い…?でも実際は…?」
「き、気持ちいいっ…♪」
 さすがドM。
 そして、それを、いったいどんな顔をして言ってるのか、その表情を覗き込むと…。
「あーあー、だらしない顔になっちゃって…」
 ついさっきまでの凛として可愛らしい表情の面影は消え失せ、代わりに緩んだ口から涎を垂らすアへ顔寸前の変態ヅラの登場だ。
「も、もっと!もっといじめてぇ♪」
 そのギャップがまた良い。
 しつこく乳首をいたぶってヒィヒィ言わせてやったところで、太ももオナホールから男根を抜き取り、美玖の正面に移動して腰を突き出す蔵夫。
 すると美玖は、要求を察し、手を吊る帯にぶら下がるように重心を下げ、反り立った男根に喰らいついた。
「んぐっ、んぐっ…!」
 ドM女が夢中で行うノーハンド中腰フェラ。
 その体勢を取ることで、相対的にグッと突き出される小さな尻もたまらない。
 つい衝動に駆られ、パァァン、パァァン…と平手打ちを見舞うと、それに合わせて、
「んごっ♪んごぉっ…♪」
 とイチモツを口に含んだまま、悦ぶ美玖。
 生温かい口内、細い喉を目一杯に鳴らす奉仕バキュームがあまりに絶品で、
「…あぁっ、もうたまらんっ!」
 と声を上げた蔵夫は、イチモツを美玖の口から抜き取るやいなや、
「木に手をついてケツを突き出せ。ぶちこんでやる!」
 と命令口調で指示をした。
 反発することもなく、素直に従い、帯で縛られてクロスした細い手首を木につけ、これ見よがしに尻を突き出した美玖。
 股を通る麻縄を持ち上げてズラすと、噛ませて固定していた愛液まみれのローターが外れ、下の砂利に落ちる。
 その、カチャンっ…という音をかき消すように、

 ぐちょっ…!

「んひゃぁっ!?オ、オチンポ、来たぁぁっ♪」
 と、開戦の一突きから絶叫する美玖。
 そのままピストンを開始してやれば、美玖は、木に手をついたまま、
「あんっ♪あんっ♪す、すごいぃっ!外で…お外でエッチしてるぅっ♪そ、そんな激しくしたら誰かに見られちゃうよぉ!んひゃぁっ…!」
 と快感に浸っている。
 依然、等間隔で人影が投影されているが、それも、もうお構い無し。
 ディフューザーから香る焼きそばの香りも、いつのまにか発情したメスの性器のニオイの方が勝っている。
 蔵夫は、美玖の身体に食い込む亀甲縛りの結び目を掴み、グッと自分の方へ引き寄せるようにして固いイチモツを打ち込んだ。
「んほおぉっ!?」
 仰け反る細い女体。
 ここまできて耐性を保てている筈がない。
 すぐに、
「あぁっ、イ、イクっ!イッちゃうっ!イッちゃうよぉっ!ひゃぁぁぁっ…!」
 ビクンっと大きく跳ねるとともに、

 ジョロ、ジョロ、ジョロ…

 と内ももを伝って女性器から排出される液体。
 イキ潮か、それとも犬でいうウレションに相当する失禁か。
 だが、それでもまだ飽きたらず、自ら尻を打ちつけてすぐのピストン再開をねだる美玖の性欲は、まさにバケモノ級。
(こ、こんなエロい女と縁日デートなんか出来たら最高だ…!)
 学生時代には叶わなかった妄想が実現し、感動すらある蔵夫。
 最後は、支えのスギの木と自分の身体で、美玖の華奢な身体をサンドイッチして押し潰すようにグリグリと奥まで突き挿し、一心不乱に突き上げてフィニッシュ。
「あぁっ、で、出るっ…出るぞぉぉっ!」
 と咆哮の叫びを上げれば、
「出してぇ!美玖のオマンコに特濃ザーメンで中出しフィニッシュ決めてぇぇっ!んひぃっ…♪」
 と、全てを受け止め、果てた美玖。
 膣の収縮を余韻に味わい、ゆっくりと引っこ抜いた途端、ドロドロと流れ出た精液が下の砂利に落ちる。
 それを、
「んにゃぁ…♪へぁぁ…♪」
 と猫の鳴き声のような声を上げて味わう美玖。
 そして…。

 ヒュルルルルル……ドーンっ!

(…?)

 ヒュルルルルル……ドーンっ!
 
 いつの間にか、スピーカーからは打ち上げ花火の音が聞こえ始め、プロジェクターが部屋の天井に花火を投影し始めた。
 夏の風物詩、夜空に咲く花火。…という演出。
 …だが、そんなものに二人は見向きもしない。
 花火をよそに、またすぐに再開する二人の暗がりでの情事。
 今この場にかぎり、花火よりも二人の方が遥かに熱く燃えていた…。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2021/06/29(火) 16:41 )