乃木坂店 (秋元真夏&山下美月)
カチャ…
部屋に入る蔵夫。
今宵のプレイルームはシンプルにラブホ調の内装。
別に多くを求めない。
今夜は、少しでも気が紛れればそれでいい。
そしてベッドの淵に腰掛けたところで、女が二人、入ってきた。
聖なる夜にぴったりな、少しセクシーめのサンタコス着用。
その出で立ちで、
「こんばんわ。秋元真夏です♪」
「山下美月です♪」
と続けて挨拶をし、最後は二人でタイミングを合わせて、
「せーの…メリークリスマ〜ス♪」
とクラッカーを鳴らした。
現実世界で味わい損ねた幸せなクリスマスを少しだけでも味わわせてくれる今宵、一夜かぎりのサンタコス二輪車コース。
早速、蔵夫を挟んで座る二人の嬢。
いい匂いが香り、右を向いても左を向いても目が合えばとびきりの笑顔が待っている。
そんな両手に華の状態で、左右から一斉に伸びる白くしなやかな指でシャツのボタンを外されていく。
露わになった胸板にへばりつくように身を寄せる二人は、早速、指で乳輪をなぞってくる。
「んっ…!」
と小さく声を上げた蔵夫の口を塞ぐ真夏。
ズッ、チュッ…♪ズッ、チュッ…♪
と舌を絡め合う卑猥な濁音が続くうちに、
「ねぇ、ずるい〜!私にもしてっ♪」
と心を鷲掴みにする上目遣いで迫る美月。
かといって、せがまれるがままに唇を離すと、
「あっ…もうっ!」
と真夏が嫉妬するように膨れる。
次は美月とキス。
パッと見た感じ、真夏より年下でおそらく後輩の筈だが、その顔に似合わず、絡める舌の激しさはなかなかのもの。
やがて、吸い上げるようにして外に引っ張り出し、そのまま、
ジュルジュル…♪
としゃぶる美月。
瞬く間に口の周りが唾液まみれ。
ふと背筋に微弱電流のようなむず痒い刺激が走った。
キスをしながら目線を下げると、行き場を失った真夏の舌が仔猫のように右の乳首を舐めている。
「んっ…んっ…」
巧みな愛撫に気を取られていると、美月はそっと唇を離し、耳元で、
「こっちもしてあげる…♪」
と甘い声で囁き、左の乳首へ吸いつく。
(うぉぉっ…た、たまらん…!)
サンタコスを纏った二人の、蔵夫の表情を見つめながらの左右対称ダブル乳首舐め。
舌先でチロチロと舐める美月。
一方の真夏は、ソフトクリームを舐めるようにベロベロと舌の柔らかさをフル活用しつつ、なおかつ、もじもじ身体を震わせる蔵夫の手を取り、それを自らの胸の膨らみへ誘導する。
サンタコスに守られた意外にある胸。
着痩せに騙されたその弾力に思わず、
むにゅっ…♪
と鷲掴みにすると、それだけで、
「あっ…♪」
と、自ら揉むように仕向けておいて、可愛い反応を見せる真夏。
目が合うと、
(ねぇ、もっと…♪激しくして…?)
という視線で乳首舐めに戻る。
望み通りにしてやると、乳首に舌をつけたまま、
「んっ、あんっ…は、はふぅ♪」
と喘ぐ真夏。
それを見た美月からも、
(ねぇ…?今の、私にもして…♪)
と催促する目の訴えが来たので、美月のも揉んでやる。
むにゅっ…!むにゅっ…!
「あっ、んんっ…んっ♪」
「ひゃはぁッ♪あんっ…♪」
どうやら二人して感度が良いらしく、甘い声が飛び交い始める。
そんな両者の反応、眉の動きを見比べて、蔵夫は、まず美月のサンタコスにそっと手の平を差し込んだ。
「んあぁっ!?」
温かい、餅のような弾力に触れる。
そして、膨らみを覆った手の平の中には、一つ、突起のようなものも…。
なぞって指の腹で捕まえ、摘まんで転がし、弾き、そして引っ掻いてやると、バタバタと脚を打って反応する姿が可愛らしい。
同じことを真夏にもしてやると、こちらは、
「はひぃっ…♪」
と飛び上がるような反応を見せ、どうやら乳首の感度は真夏の方が良いらしい。
そんな蔵夫に負けじと、示し合わせたように蔵夫股間に手を添え、ベルトに手をかける二人。
巧みな連携でスルスルと抜き取り、ズボンまで剥ぎ取ってパンツ一丁にしたところで、まずは型取りから。
細い指に潜む男根をなぞられると、たまらず、
「んっ、あっ…うぅっ…」
と声が漏れ、肝心の中身もムクムクと固くなる。
「わぁ、すごい…♪」
「どんどん固くなってる…♪」
と興味津々の二人の手の平は、やがて、左右の太ももに沿ってパンツの中に侵入。
手探りで見つけた男根に絡みつき、パンツの中でシコシコとダブル手コキ。
「はぁ…はぁ…」
と蔵夫の吐息が荒くなると同時にパンツにシミを滲ませ、それに気付いた美月が、
「わっ…濡れてる♪すごーい♪
と、そのシミを作る液体を指で掬って、指の間で糸を引かせて楽しむ。
「ねぇ…見せてよ…♪」
と真夏がパンツまで剥ぎ取り、とうとう全裸。
バネの如く、勢いよく飛び出した男根にクスッと笑って目を見合わせる二人。
その目は、まるで、
(え…デカくない?)
(ですよね!?大きいですよね!)
と確認し合っているようだ。
「…わぁっ!」
ふいに体重をかけられ、ベッドへ押し倒される蔵夫。
二人はスルスルとサンタコスを脱ぎ去ると、女豹のように左右を陣取り、揃って乳首を舐めながら肉棒に手を伸ばす。
真夏が竿を扱けば美月は睾丸を、そして美月が竿を扱けば真夏は亀頭をそれぞれ責めるコンビプレイ。
そこに再び乳首舐めをされ、悶絶する蔵夫。
「ねぇ、気持ちいいでしょ?」
「乳首もアソコもビンビンだよ?
と意地悪に問う二人。
やがて二人の舌は、だんだん下へ降りていき、肉棒へ。
まずは真夏から。
巧みな舌先で亀頭を右往左往させ、ハーモニカのように竿をしゃぶる。
続いて美月。
大胆に先端から口に含み、根元を捻る手コキとの合わせ技。
甲乙つけがたい二人のテクニック。
蔵夫の股間はすっかり臨戦態勢に入り、太い血管が浮き上がる始末。
「じゃあ、まずは私から…♪」
と横たわる蔵夫に対し、跨りの姿勢をとる真夏。
綺麗に処理された逆三角形の黒い茂みが視線を奪う。
湿った肉に触れ、そして割れ目に埋まっていくと、たまらず蔵夫も、、
「うぉぉっ…!」
と声を上げてしまう。
もちろん真夏も、
「あっ、か、固いぃッ…♪」
と、呑み込んだ肉棒を温かい膣肉でしっかりとホールドし、そこから伝わった快楽に顔を歪ませる。
そして、そのままクネクネと卑猥な腰つきで騎乗位開始。
「あっ、あっ…き、気持ちいいっ…んんっ、はぁっ♪」
ぷるんっ、ぷるんっ…と揺れる乳房と円を描く乳首。
それに見とれていたところに、もう一体の女性器が降りてくる。
そして、そのまま、
「んぷっ…!」
オンナの発情した匂いを鼻先で感じながら、顔面騎乗を食らう蔵夫。
そこで、
「あんっ、んんっ…♪あぁっ…クリに当たるっ♪この鼻のライン、最高っ…♪ねぇ、舐めて…?もっとベロベロ舐めてぇ♪」
と、真夏の騎乗位同様、蔵夫の顔に股を擦りつける美月。
まるでサンタを運ぶ2人乗りのソリ状態。
この神シチュエーションにさすがに蔵夫もたまらなくなり、徐々に下からも腰を突き上げる
それを、
「あっ、いいっ…!それいいっ!もっと!もっと下からも来てぇ♪」
と気に入った様子の真夏。
突き上げるたび、キュッ、キュッ…ときつく締まる膣肉は名器と呼んで偽りない。
やがて真夏は、
「あっ、イ、イクっ!やぁっ、イクぅっ!」
と可愛い声を上げながら蔵夫の上で仰け反って絶頂。
その瞬間、呑み込まれたままの肉棒を生温かいものでコーティングされていく感覚…どうやら挿入したままイキ潮を漏らしているらしい。
よほど気持ちよかったのか、ぐったり余韻に浸る真夏だが、残念ながらそこまで悠長にしているヒマはなく、
「じゃあ、次は私ね♪…ほらっ、真夏さん!交代ですよ!」
と美月に肩を叩かれて退かされる。
そのままポジションを交代し、次は美月が騎乗位で奥まで届く快楽を貪る番。
一方、真夏も、潮まで出してぐしょぐしょになった割れ目を蔵夫の口元に押しつけ、再度、腰を揺らす。
「あっ、あっ…す、すごいっ!何でこんなに固いのぉ!?んひゃぁぁっ♪」
真夏に引けを取らない激しい腰振りで絶叫する美月。
ぐちょぐちょになった膣壺が肉棒を絞め上げるも、結局、
「んぁぁっ!ダ、ダメっ、イッちゃうっ!イッちゃうぅぅっ!」んひぃっ♪ひゃぁぁっ…♪」
と、美月も蔵夫の射精を待てずに一足先に絶頂。
退く前にせめて絶頂の余韻だけ味わい、しっかり噛みしめる美月。
それが終わると、また二人は持ち場を交代し、蔵夫の顔と腰の上でそれぞれ腰を振る。
その繰り返しが何度も続いた。
そして…。
「あぁっ、で、出るっ…!出るよぉっ!」
と絶叫する蔵夫。
そんな悶える彼に、ベッドの上に放り捨てられたサンタ帽を無理やり被せ、
「いいよっ!ちょうだい…♪そのまま私の身体の中にクリスマスプレゼントちょうだい!精子っていう最高のプレゼントぉっ♪」
と絶叫する女の声が部屋に響く。
寂しい一人クリスマスを華やかに彩る痴女サンタたち。
果たして蔵夫が、どちらの騎乗位で射精まで上り詰め、どちらの膣内にプレゼントを放ったか…それは、読者の好みに任せることとする。
それでは皆さん、メリークリスマス!
(おわり)