小林由依の陥落物語
3.屈辱の失脚
「さぁ…計測を続けましょうか」
 と張型をちらつかせる進行役に対し、鬼気迫るのと強張るのが合わさったような表情を見せる由依。
 進行役は笑って、
「おやおや。まさか外側だけだと思っていたんですか?甘いですねぇ、中も調べるに決まっているでしょう。いや、むしろ、こちらの方が視聴者の皆さんも興味があるでしょうねぇ」
「ぐっ…!」
 テープの内側から漏れるこもった声。
 抗議の意を示すように身体を揺するも、
(…!)
「スムーズに進まないと視聴者も飽きる。おとなしくしてもらおうか」
 と、再び、由依の背後に立って羽交い締めにする鮫島。
(くぅっ…!)
「さぁ、それではまずは膣の広さから行きましょうか。…おい、君!カメラを持ちたまえ!」
 と近くにいた下っ端にカメラを預けると、
「では、まず最初はこんなものから」
 とボールペンほどの細い棒を取り出し、
「まさか、これが入らない女性はいないでしょうが、一応ね」
 と、その棒の先端を、陰毛という防具を失い、剥き出しとなってヒクヒクする割れ目にあてがう。
「行きますよぉ?」
(や、やめろ!よせっ…!んあぁっ…!)
 棒の侵入と同時に凛とした眉がピクリと動く。
「ほら、もっとアップで撮らないと視聴者の皆さんに見えないよ!」
 と、すっかりカメラマンと化した下っ端を叱る進行役。
 カメラのレンズがグッと棒を呑み込んだ割れ目に寄る。
(んっ、くっ…!)
 溢れ出た愛液も合わさり、あっさりと突き挿さった棒を右へ左へ捻る進行役。
「フフフ…第一段階クリア。まぁ、処女でもあるまいし、この程度はねぇ」
 と笑みを浮かべ、スッと抜き取ると、
「では、次はこちら!」
 と、次なる挿入物を示す。
 先ほどがボールペンなら、次は筆といったところか。
 ひと回り太くなった棒を、再び、由依の割れ目にあてがい、ゆっくり突き挿していく。
「ぐっ…!」
 一瞬、呻き声が漏れ、眉間に皺が入る。
 同様に右に左に捻って、
「ふむ…これもクリア。まぁ、当然でしょう。では、次はこれかな?」
 次に示されたのは、ウインナー、もしくは男性の中指程度の太さ。
「このへんから、だんだん、良い反応が見れそうな気がしますねぇ」
 と言って濡れた膣穴にあてがう進行役。
 先端を埋め込むと同時に、
「んんっ…!ぐっ、うぅっ…!」
 と、一段階ボリュームが大きくなった呻き声が漏れ、ぶんぶんと髪を乱す由依。
 その太さの棒のゆっくりとした抜き挿しは指責め同然、すっかり過敏になった秘肉には効果てきめんだ。
「ほら、皆さん、聞こえますか?この音!」
 と言って、少し抜き挿しを早めると、

 クチュ…!クチュ、クチュ…クチュ…!

 と股ぐらから奏でられた卑猥な濁音が部屋に響く。
 それをいいことに前の二本より少し長く遊ばれた由依。
 ようやく抜き取られても休む間は与えられず、
「さぁ、だんだん近づいてきますねぇ。“アレ”の太さに。…では、お次はこれです」
 と、次は麺棒ほどの太さを用意し、
「ここらで、一か八か、強く押し込んでみましょうか!」
 と言ってグリグリと、これまでにない乱暴な挿入で由依の割れ目に突き挿した。
(んあぁっ!?ダ、ダメぇっ…!)
 ピクンと跳ね上がる身体、そして、
「んぐぅぅっ…!」
 呻き声とともに苦悶する表情。
「ハハハ!難なく入りました!一見、入り口は小さいんですが、伸縮性があって、先端さえ入れば意外とまだ余裕がありますねぇ!」
 と評しながら、その棒をドリルのように捻る進行役。
(や、やめろっ!動かすなっ!んあぁっ!?ダ、ダメぇっ!ひぃぃっ!?)
 明らかに一段階、レベルが上がった反応。
 一番最初の細い棒ではあまり感じなかった異物感、そして火照った肉を掻き分けて入ってくる感触を感じるようになってきたからに違いない。
 それを証明するように、抜き取られた際の、

 ジュポっ…!

 という音、そして去る棒と割れ目の間に架かる粘液の糸。
 解放された瞬間、がくっと首を垂らしたのも、これまでにない反応だ。
 乱れる息に合わせてテープを動かす気泡。
 汗と涎で粘着性が落ちてきたのかもしれない。
 そんな由依の髪を掴み上げ、
「顔を隠すんじゃねぇよ。お前が必死に耐える顔を見たい人間も多いんだ。女王様が嬲られ、快楽に流されかけているところをな」
 と囁く鮫島。
(げ、外道ども…!)
 一瞬、目をやったモニターには、とうとう「1043」と大台を突破した数字が見えた。
「さぁ、お次は…」
 と進行役は呟きながら、ニヤリと笑って、
「少し趣旨がブレますが、こういうのも挟んでみましょうか」
 と、次なる挿入物を掲げた。
(…!?)
 つい釣られて見てしまい、思わず目を見開く由依。
 太さは、たった今のモノと変わらず、ほぼ同じ。
 ただ、違うのは、先端からのしなるような曲線と所狭しと並ぶ無数のイボ…。
 まるで細身のゴーヤのような見た目だった。
「さぁ、どんな反応を見せてくれることやら…」
(くっ…や、やめろ…そ、そんなの挿れるな…!くそっ…は、離せ…!)
「おーおー、どうした?急に暴れて。ダメだよ、お前」
 ニヤニヤしながらグッと締め上げる鮫島。
 必死の抵抗も虚しく、イボ付き張型を構える進行役に差し出される身体。
(んんっ…!)
 クチャッ…と音を立てて呑み込まれた先端。
 それを先頭に、ズブズブと無数のイボが体内に侵入してくると同時に、
「んぐぅぅっ!?んごぉぁぁっ!?」
 と、由依は、女王らしからぬ呻き声を上げた。
「おぉ?これは、これまでと明らかに反応が違いますねぇ!もしかして、由依様の好みにピンズドだったのでしょうか?」
 と、わざとらしく声を上げる進行役。
「いいでしょう。もっと捻ってあげますよ!」
(んあぁっ!?や、やめろっ!やめろぉぉっ…!)
 グリグリと捻りが加わり、由依の膣内を蹂躙するイボ付き張型。
 強き女の、狂犬と謳われた女王の表情に徐々に侵食する焦りの色…!
(イ、イボがっ!イボがあちこちに当たってるぅっ!ダメぇっ…!)
 これまでの膣口計測から少し外れた刺激重視の挿入物がたまらない由依。
 じっとしていられず反射的に腰をくねらせれば、すかさず、
「ククク…何だ?その腰の動きは?喜んでるのか?」
「ほぅ。意外に欲しがりなんですねぇ、由依様ぁ?ほらっ…!望み通りに…!してあげますよ…!」
(ち、違うっ!違うぅぅっ!ぬ、抜いて!早く抜いてぇっ!)
 膣内を痛めつけるイボはもちろん、その絶妙なしなりが、単なる膣の奥ではなく、下腹部の内側…女の弱点、Gスポットに当たる。
 そして、そこを激しく刺激されると、女はきまって…!
(んあぁっ!ダ、ダメぇっ!出るっ!出ちゃうぅぅっ!)

 ピュッ…!ピュッ…!

 暴れる張型の隙間、無毛の割れ目からたまらず噴き出す敗北の潮に、すかさず、
「おぉ!これはすごいっ!潮だっ!由依様がとうとう潮を吹きましたよぉっ!」
 と狂喜する進行役。
 それと同時に、口元の気泡が膨らみ、とうとう口を塞いだテープを弾け飛んだ。
「がぁっ…!はぁ…はぁ…!」
 まず鼻呼吸のみで不足していた酸素の補給。
 そして少しでも息が整うやいなや、
「や、やめろっ…!やめろってばぁっ!んんっ!あぁっ!あぁぁっ!?」
「止まりませんっ!由依様の潮吹きが止まりません!突き挿すと同時に次々に出てきますっ!ほら、もっと撮って!もっと!」
 カメラにかかるのを構わず、噴射する瞬間を寄って撮るようカメラマンに指示する進行役。
 その
カメラマンの肩越し、なおもその様子を観察しながら、
「ほぉ!由依様の潮は飛沫ではなく、水鉄砲のように出るんですねぇ!ピュッ、ピュッと!これは面白い!」
「や、やめっ!ひゃぁぁっ!?」
 オモチャを手に入れた子供のように、繰り返し、何度も張型を動かす進行役。
 その小馬鹿にした口調とは裏腹に、しっかりツボを心得た責めで、由依の膨らんだGスポットに的確にイボを擦りつける。

 ピュッ…!ピュッ…!

 足元に増えていく水溜まり。
「ククク…潮吹く様を国民に生配信とは、女王の風上にも置けんな。…見ろ、コメントを」
 と鮫島に言われ、チラッとモニターを見ると、

<どれだけ噴くんだよ!www>
<いい気味だ!今まで男を散々バカにしてきた罰だ!>
<もう女王でも何でもないな…>

 という蔑みのコメントの嵐。
 そして極めつけは、

<こんな女、もう“由依様”と呼ぶに値しない。何か別の呼び方を決めましょう>

 というコメントだ。
「ほぅ。おもしろいですねぇ」
 と進行役もそのコメントに関心を示し、
「確かに生配信でこんな醜態を晒す人を“様”付けで呼ぶのもおかしな話です。では、由依様の…いやいや、この潮吹き変態女の新たな呼び名を募りましょう!」
 とカメラに呼びかけた。
 途端に盛り上がるコメント欄。
 もちろん、その間も抜き挿しは続く。
「くっ、んんっ!んあぁっ…!」
 その美しい表情を歪ませながら、自らの地位が低下していくことに歯噛みをする由依。
 コメントには、

<様なんていらない。これからはただの由依ちゃん>
<呼び捨てで充分>
<あえて苗字の小林で>

 というものから、

<売女>
<ド変態!>
<潮吹きクジラ>

 といった蔑称まで、様々な案が飛び交う。
「ん〜…迷いますねぇ」
 と進行役はニヤニヤしながら、
「ちなみに、仲間内では“ゆいぽん”なんて可愛く呼ばれてるんでしたっけ?私たちも馴れ馴れしく、今後はそう呼ばせてもらいますかね」
「だ、黙れ…!んんっ!くっ、あっ…!」
「おっと…!今、いいコメントがありましたねぇ!さっきからぽんぽん潮を吹くから、ゆいぽんと掛けて“ぽんぽん”ってのはどうかと」
(なっ…!?)
 進行役の言葉に、キッとした目を向けて、
「ふ、ふざけるな…!わ、私を誰だと思ってる…!そんな呼び名、絶対に許さない…!」
 と憤りを見せる由依だが、
「いいじゃねぇか。女王から失脚し、一人の女に落ちぶれた感じも出てる。由依様なんて言われて持て囃されるより親近感が湧くだろう」
 とニヤニヤする鮫島。
 これまで男たちの上に君臨した絶対女王の由依にとって、馴れ馴れしい呼び名こそが最も屈辱的な呼び名、そのランクダウンが女王としてのプライドを踏み躙るものと見抜いている。
「見ろ。視聴者も盛り上がっているぞ」
 と鮫島が言うように、

<由依様→ぽんぽんは草>
<可愛い♪>
<由依様とは何だったのか…?>

 と、次々にコメントが流れていく。
(ふ、ふざけるな…!私は女王だ…!お前たちに下に見られてたまるか…!)
 モニターを鬼のような眼で睨みつける由依だが、ふいに、その顔にカメラが寄り、
「さぁ、改めて自己紹介してもらいましょう!『今日から“ぽんぽん”って呼んでね♪』…このセリフ、カメラに貰いましょうか」
「い、いいかげんにしろ…言うワケねーだろ!言うワケがあぁぁっ!?」
「口が悪いですよ、ぽんぽん。それに、言うワケない、じゃなくて、言うんですよ!ほら、早く言いなさいっ!」
「んあぁっ!や、やめろぉっ!うあぁぁっ!?」
 抜き挿しが激しくなる張型に、たまらず、また、

 ピュッ…!ピュッ…!

 と股の間から潮が漏れる。
「ククク…いい気味だなぁ?ぽんぽん」
 と耳元で囁き、煽る鮫島。
「さぁ、視聴者が待っていますよ!早くしなさい!ぽんぽん!」
「ひ、ひぃっ!?」
 より鋭角にGスポットをえぐる張型に、もはや由依の股間は垂れ流し状態。
 失禁したように内ももを伝い、流れ落ちる潮の滝。
 だが、いくら身体を弄ばれても、女尊男卑の国、欅共和国に身を置くプライドだけは譲れない。
(わ、私は女王だ…!み、認めてたまるか…そんなの…く、くぅっ…!)
 ガクガクしながらも力を入れる脚。
 由依に襲いかかる責め苦の数々。
 ハーブ…羞恥…張型…。
 だが、女王のプライドは、そんなもので簡単に折られたりはしない。
(ま、負けてたまるか…!耐える…耐えていれば、必ず誰かが助けに来てくれる…だから、それまでは…!)
 と、今一度、気合いを入れて臨む由依。
 だが、しかし…。
「ククク…そうこなくっちゃな」
「いいですねぇ、その奮い立つ感じ。ますます楽しめそうだ」
 …そう。
 気を引き締めたのは由依だけではない、男たちもだ。
「さぁ、もっと奮い立て!意地を張れば張るほど、堕とした時の達成感も増す。強がりは女体拷問において最高のスパイスなんだからな!」
 と言い放つ鮫島。
 これまで幾人もの女を快楽地獄へ突き落とし、我が物としてきた男の言葉には妙な説得力があり、なおも由依の身体を背後からきつく締め上げた…!


(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2021/03/14(日) 15:06 )