5.調教
「ひ、ひぐっ…!いぐぅぅっ!」
と、最後は人が変わったように枯れた野太い声を上げる聖菜。
早々にノルマをクリアしためぐから遅れること10分、ようやく聖菜も課せられた連続搾精の刑を終えた。
もう足腰も立たない。
手を吊る鎖に全体重を預け、ぶらんぶらんと力無く揺れる聖菜。
その様子を見て、
「アハハ!さすがの聖菜も、ついにダウン?あれだけエラそうにしてたくせに情けない!」
と嘲笑う南那。
その指は、既にノルマをクリアしためぐの乳首をこねくり回している最中だった。
聖菜がノルマに達するまでの間、ヒマつぶしと称して乳首責めをされていためぐ。
その執拗な愛撫により、小ぶりな膨らみとはアンバランスなほど強制勃起させられた乳首が目を引く。
「んひぃぃっ…」
涙、鼻水、涎と、出るもの全てを出して悶える様は、普段の凛とした表情からは想像もつかない。
「さて…と」
ようやく、めぐの乳首から指を離した南那。
その言葉の続きを言うより先に、
「お、お願い…も、もう許して…」
と懇願するめぐだが、それがまた、かえって南那のS心をくすぐってしまう。
「あらあら、どうしたの?さっきまでと、ずいぶん態度が違うじゃない」
「…あうッ!」
ふいに竿を握り潰すほどの力を込めて掴まれ、声を上げるめぐ。
南那は、
「まだ私が満足してないでしょ?」
と叱りつけ、掴んだ竿をぶらんぶらんと振り回して、
「ふふっ…さすがに10発も出したらフニャチンになっちゃうのね」
「うぅっ…」
と南那は不敵な笑みを浮かべ、再び、めぐの竿をゆっくりと扱き始める。
「うぁぁあっ…!?」
「アハハ!感度抜群♪」
意に反して、再び、みるみる勃起し始めるめぐの巨根。
その固さ、膨張を手の平で感じながら、
「さぁて…それじゃあ、そろそろ私も気持ちよくさせてもらおうかな」
と口にして、自身の下着に指をかけ、ゆっくりと下ろした。
パンティが床に落ちると同時に、勢いよく飛び出る南那のイチモツ。
二人のイキっぷりを間近で凝視し続けた証として、既に先端は先走り汁でテカテカになっている。
その自慢のふたなりチンポにたっぷりとオイルを振りかける南那。
感度が増す効果のある特製オイル…それをズリズリと扱いて自ら塗り込む南那の目からは、
(ちょっとやそっとじゃ終わらせない…!私も久々にハメを外して、たっぷり楽しませてもらうとするわ!)
という意気込みすら感じる。
そして卑猥に腰をくねらせ、オイルまみれのイチモツで、目隠しで視界を失っているめぐのふたなりチンポをそっとなぞると、
「あんっ…!」
「ふぁぁっ!?」
二人して声を上げ、すぐにめぐが、
「な、何これっ!?ひぃっ…!ヌ、ヌルヌルしてる…!」
「あぁっ…す、すごいわ、めぐ…!あれだけイッたのに、またこんなに固くして…んっ、あっ…か、固さが伝わって…気持ちいい…あぁっ!」
そして、そのまま、めぐの竿を叩き折るように自身の竿を右へ左へ打ちつけたり、先端に溢れる先走り汁をめぐの裏筋に塗りつけたり、ふたなりチンポでふたなりチンポを弄ぶ南那。
視界を奪われながらも次第にその感触から、自分が、今、何をされているか察しためぐは真っ青な顔で、
「な、南那…!変なことはやめて…!んあぁっ!?」
「何でよ?気持ちいいでしょ?こうやってオチンポ同士でヌルヌル擦りつけたら」
「んひぃぃっ!?」
「普段、聖菜ともこんなことしてるんじゃないの?」
「し、してないっ…!こんなこと、してないぃぃっ!」
否定を口にしながらも、思わず仰け反ってしまうめぐ。
さらに南那は、手の平に追加のオイルを垂らし、それを潤滑油にして、自分のモノとめぐのモノ、二本まとめて握り、扱き始めた。
「んっ、はぁぁっ…!」
「ふぁぁっ…!?あぁっ…!」
それは、まさに下品の極みという凄惨な画…。
だが、その二本同時コキで快楽を得る南那は、手の動きに加え、自身の腰も揺すって、さらに快感を溜める。
「あひぃぃっ!」
「アハハ!ほら、めぐ!どう?固くなった私のチンポがゴリゴリ当たってるの分かる?」
と南那は笑みを浮かべ、
「さぁ、覚悟しなさい!今からこの固くなったチンポ、めぐのお尻にぶちこんでヒィヒィ言わせてあげるから」
(…!?)
さァッと血の気が引き、青くなるめぐの顔。
「や、やめてっ!それだけは…!」
「お黙り!これが負け犬の運命よ!」
南那は握っていた手を離し、めぐの背後に回った。
すっかり硬化した臨戦態勢のふたなりチンポでペチペチと尻を打ってやると、
「嫌ッ!嫌ぁぁっ!」
と、必死の形相で泣き叫び、身体を揺すって抵抗するめぐ。
南那は、そんなめぐの腰を押さえつけると、
「行くわよ?覚悟はいい?」
と引導を渡す一言とともに、先端を、めぐの尻穴にあてがった。
そして…!
「はぅぅぅっ…!」
括約筋を押し拡げた隙間にオイルの滑りを活かしてズブズブと埋まっていく南那の巨根。
「うぁぁっ…!す、すごくキツい…!あぁっ!」
と感想を漏らす南那は、顔をしかめ、
「い、痛っ…!痛いよぉっ…!ダ、ダメぇっ!」
と苦悶するめぐを無視して、さらに奥へ奥へと進む。
そして、とうとう、
「ふふっ…どう?根元まで突き挿さったの分かるかしら?」
南那は愉悦の笑みを浮かべると、
「それじゃあ、始めるわよ…!」
と、背後から回した手でめぐの無防備な胸を鷲掴みにし、自身の元へ引き寄せながら同時に腰の前後運動を繰り返した。
「んあぁっ…!あぁっ!」
「アハハ!いい気味よ、めぐ!私のチンポでお尻を犯されるのはどんな気分?」
「ひ、ひぃっ!?」
「めぐのお尻の中、すごく温かいわよ!それに、すごく締まってる…!これは『抜かないで!もっとして!』ってことかしら?」
「ち、違ッ…あぁっ!?」
「んあぁっ!た、たまんないわ!めぐのアナル!すごい締まり…!ヒクヒクしてるっ!」
「い、言わないでぇっ…あぁっ、ダ、ダメぇっ!」
吊られた手を右へ左へ揺らし、悶絶するめぐ。
さらに南那は、無防備なめぐの背中からうなじ、首筋へと舌を這わせ、微弱な刺激を追加しながら、
「ほらっ!嫌なら聖菜に助けでも求めたら?」
「んあぁっ!せ、聖菜ッ…!聖菜ぁっ…た、助けてぇっ!ひぃぃっ!」
言われるがまま、パンっ、パンっ…肉と肉のぶつかり合う音を立てながら親友を呼ぶめぐ。
だが、強制連続射精で気をやった聖菜は失神したまま、ぶらんぶらんと首を垂れて身体を揺らすのみ。
「ふふっ。心配しなくても、すぐに聖菜も同じ目に遭わせてあげる。でも、まずはめぐ!アンタから狂わせてあげるわ!聖菜への見せしめのためにね!」
「あぁっ!?あぁっ!んんっ!」
ピストンを続けながら、時折、グリグリと円を描く南那の腰遣い。
さらに追い打ちをかけるように、背後から回した手で左右の乳首を摘まみ、転がす。
「はぅぅぅっ!?」
「ほぉら、同時責めよ!アナル犯されながら乳首まで責められる。こんな幸せなことないでしょ?」
「んひゃぁぁっ!」
「さぁ、今、自分が何をされてるか、その口で自ら言ってごらん?」
「い、嫌っ…!嫌ぁっ…」
「ダメ。絶対に言わせるよ?言うまでやめないから。こうやってさぁ!」
「ひ、ひゃぁぁっ!?」
激しいアナルファックに、こねくり回される乳首。
死にたくなるような屈辱と、全身を溶け落ちるような快楽が交錯するめぐの脳内。
そして次第に、屈辱が薄れ、快楽が増してくるにつれ、めぐの反応も変わる。
(あ、熱い…か、身体が…!お尻がぁっ…!)
それもその筈。
めぐの尻穴を犯す南那のふたなりチンポには、媚薬オイルがたっぷりと浸透しているのだから。
それを激しいピストンによって体内の粘膜に塗り込まれ、徐々に効果を発揮し始める。
「あんっ…!あんっ…!」
やがて先ほどまでの歯を食い縛って堪えるような表情が減り、かわりに、だらしなく舌を出した雌猫のような表情が増えてきためぐ。
「ひ、ひぃっ!ひゃあぁぁっ!?」
「んっ…!んっ…!あぁっ、き、気持ちいいわ…たまんないっ!あぁっ!す、すごぉっ…!」
犯す側の南那も次第に媚薬オイルの効力によって、息が荒くなり、飢えた獣のように一心不乱に腰を打ちつけ、性欲を発散する。
そのがむしゃらで乱暴なピストンの反動で、ガシャン、ガシャン…と手を吊る鎖が揺れる。
「ねぇ、いつまで粘るの?言いなよ、早くっ!お尻を犯されて気持ちいいってさぁ!」
「んあぁっ!あぁっ!?」
お尻に打ち込まれる杭が、力強く、奥深くまで挿さるたび、葛藤するめぐ。
(ダ、ダメっ…!声が出ちゃう…!ど、どうすればいいの…!)
意に反して口から飛び出る艷っぽい声、そして徐々にそれを受け入れる自身の身体に混乱するめぐ。
(ふ、振りほどかなきゃ…!振りほどいて…反撃を…!)
と何度も脳から信号を送るも、南那にがっちりと掴まれた腰は思うように動かず、防戦一方…。
さらに、後を追うようにふたなりチンポにも熱を帯びてくると、めぐはさらに劣勢だ。
(あ、熱い…!オチンチンも熱いよぉっ…!)
そして、それを見計らったかのように、それまで嬲っていた乳首を離れ、そっとめぐの竿に手を添える南那。
「んひぃっ!?」
「ふふっ…分かるわよ、めぐ。もう、こっちもたまらなく熱いんでしょ?」
「ダ、ダメっ…!そこ…もう触らないで…!」
「何でよ?触ったらどうなるっていうの?」
「お、おかしくなる…!おかしくなっちゃうからぁっ…!」
「へぇ〜…それは大変ねぇ」
「んひゃぁぁっ!?な、南那ぁっ!?」
聞く耳を貸さず、手の平を亀頭に被せて素早く擦り上げる南那。
ヒリヒリする刺激とくすぐったさに跳び跳ねるめぐだが、跳ねることによって尻穴に挿さる南那の竿に対し、セルフピストンを行う結果となる。
「アハハ!すごい、すごい!とうとう自分からも腰振ってるじゃない!」
「ち、違っ…!」
「そんなに欲しいならあげるわよ。ほらほらぁっ!」
「あぁっ!あぁっ!?」
再加速するピストンと亀頭責め。
理性の狭間でもがくめぐに対し、南那はワニのように執念深く噛みつき、デスロールで再び快楽の底なし沼の中に引きずり込んでいく。
「アハハ!ほら!堕ちなさい!堕ちるのよ、このまま!」
と煽る南那の声に、
(も、もうダメ…頭が真っ白…)
振りほどこうと力を込めるのを諦め、とうとう南那に身を預けるめぐ。
その心変わりを見て、
「あらあら、だいぶ聞き分けがよくなったじゃない」
と勝ち誇ったようにクスッと笑った南那は、めぐの髪を捻り上げ、
「さぁ、これでとどめよ!」
と促し、とどめをさすように、より深いところへ杭を打ち込んだ。
「あうぅっ…!」
身体を震わせて声を上げるめぐ。
(お、奥…!奥まで届いて…き、気持ちいい…)
一瞬よぎる本音とともに、天を仰ぎ、そして目の前にいるであろう相棒に、
(せ、聖菜…!ごめん…!私、もう…ダメ…耐えられない…)
と白旗を示すめぐ。
この瞬間、めぐは、南那の性玩具と化したのだった…。
……
「…うぅ…」
目を覚ます聖菜。
目隠しのせいで依然として視界は暗く、カラッポになるまで抜かれた強制搾精の余韻で、まだ身体が気だるい。…が、そんな聖菜の耳をつんざく馴染みの声。
「んあぁっ!ダ、ダメっ!イクっ!イクぅっ!」
(…!?)
「アハハ!またイクの?またアナルでイッちゃうの!?いいわよ、イキなさい!だらしない顔して何度でもイキなさい!もう一度、たっぷり注いであげるわ!お尻の中にね!」
「ひゃぁぁっ!?き、気持ちいいっ!イッちゃう!あぁっ、イクぅぅぅ…!」
絶叫とともに揺れた鎖の音が響いた後、
「はぁ…はぁ…はぁ…」
と荒い吐息に変わり、そして間髪いれずに、
「な、南那様ぁ…お、お願いします…も、もっと…もっとください…もう一回…お、お尻に…挿れてくださいぃっ…!」
と卑猥な懇願。
それを聞き、
(も、もしかして…今の声…めぐ…?)
背筋に冷たいものが走る聖菜。
そして、ふいに、お尻の割れ目にズリズリと押し当てられる“筒のようなモノ”。
「ひゃっ…!?」
「ふふっ…白々しいわよ、聖菜。とっくに起きてるんでしょ?」
と耳元で囁かれる南那の声。
それと同時に、お尻に当たる“筒のようなモノ”の正体が分かった。
「くっ…!」
とっさに腰を浮かせて逃げようとするが、わずかに早く、南那の手が逃げる腰を掴む。
「は、離して…!」
「ふふっ…!」
南那の含み笑いとともに目隠しが外された。
久々の光に目をしばたく聖菜。
そして、その明るさに慣れると同時に、その目は大きく見開かれた。
(…!!)
「め、めぐっ…!?」
目の前で手を吊られた相棒は、焦点の合わない目で天を仰ぎ、まるで盛りのついた猫のようにお尻を左右に振っていた。
お尻から内ももを伝って床に落ちる白濁とした液体…。
それは、紛れもなく、南那が、めぐの中に放出した精液だ。
それを嬉々として受け入れ、普段の凛とした表情の面影もなく、口からは涎、鼻からは鼻水を垂れ流し、うわ言のように、
「は、早く…早く…ください…」
と繰り返し呟く姿は、まさしく「調教完了」を物語っている。
「めぐっ!!」
と聖菜が呼んだ声にも反応はない。
そして…。
「くっ…!や、やめて…!」
「ふふっ…さぁ、聖菜。次はアンタがああなる番よ?」
ピタピタとお尻の割れ目にあてがわれる南那のふたなりチンポ。
しっかりと押さえつけられた腰は、もう逃げられない。
「い、嫌っ…!やめてっ、やだぁっ…!」
めぐの成れの果ての姿を目の当たりにして恐怖に震える聖菜。
それを無視して南那は、聖菜のお尻の穴に再びオイルまみれにした亀頭をあてがい、
「…行くわよ?」
「…うあぁぁっ!?ああぁぁっ!?」
めぐに続き、処刑の杭を打ち込まれて絶叫する聖菜。
そして、それを包み込む南那の高笑いが地下室にこだました。
こうして捕らわれ、壮絶な返り討ちに遭った二人の殺し屋。
その後もたっぷりと南那にしつけられ、現在は、仲良く二人、見世物小屋で変態オヤジの慰み物にされているという…。