欅共和国の罠 ― 捕らわれた男たちの記録 ― - <番外編>志田愛佳と鈴本美愉に捕まった織田奈那
4.続きの選択権 (※分岐点あり)
 鈴本の手コキで一発、志田の手コキで一発。
 計二回、絶頂に達した後も、織田のふたなりチンポを萎えることを知らず、それどころか、より固さを増して股間から反り立つ。
 一回目の射精でスイッチが入り、二回目の射精で既に羞恥心も消し飛んでいた。
(も、もっと…もっとして…!)
 四肢を拘束されたまま腰を振り、目の前に二人にアピールして責めの続きをねだる織田。
 顔に出された精液をティッシュで拭き取った志田は、向き直るとクスクスと笑って、
「なに、コイツ。二回もイッたくせにまだ誘ってんだけど」
「うわぁ〜…変態じゃん」
 その情けないおねだり姿に、織田推しの鈴本も嘲笑を隠せない。
 志田は、ゆっくりと織田に歩み寄ると、そっと織田のふたなりチンポに指を伸ばした。…が、触らない。
「んっ、くっ…うぅっ!」
 欲のままに志田の指先めがけて腰を突き出す織田だが、拘束の鎖が接触を許さない。
 あと数センチ。
 もどかしそうな織田の顔を見て笑いが止まらないドSの志田。
「どうしたの?オダナナ」
 わざとらしく聞くと、織田はかすれた声で、
「さ、触って…お願い…!」
「なに?もう一回してほしいの?」
 志田の問いに、うんうんと頷く織田。
「へぇ〜…まだ出したいんだぁ?」
「お、お願い…!」
「じゃあさ。私と鈴本、どっちに抜かれたい?」
 と聞く志田。
 さらに付け加えて、
「二人とも、とか、どっちでもいい、は無し。オダナナが好きな方を選んで」
「━━━」
「オダナナ、私だよね?」
 鈴本が言えば、負けじと志田も、
「いや、私でしょ。私の手コキ、気持ちよくなかった?」
 と張り合う。
 確かに志田の罵倒しながらの高速手コキは気持ちよかった。
 二人きりになれば、さらにドSっぷりに拍車がかかるのかもしれない。
 一方、鈴本の魅力は何と言ってもあの弾力のある巨乳だ。
 志田と比べると、あまり激しいことをするタイプではないので、優しく責めてくれるような気がする。
 まさに究極の二択。
(ど、どっちかなんて決めらんないよぉ…)
 迷う織田に対し、
「ほら、三発目はどっちにやられたいか、早く決めなよ」
「私にしとかないと後悔するよ?」
 と迫る二人。
 果たして、織田は、志田愛佳と鈴本美愉、どちらを相手に選ぶのか?


 鈴本美愉 → 「NEXT」で「5」へ

 志田愛佳 → 「INDEX」に戻って「6」へ


(※)
 惰性で「NEXT」を押すと必然的に鈴本編に進みますので、志田編を希望の方は、焦らずに落ち着いて、一度「INDEX」に戻ってください。

鰹のたたき(塩) ( 2020/06/17(水) 11:38 )