守屋麗奈の筆おろし
けやきハウスの地下牢。
今宵もまた、復讐兵団の残党狩りによって不幸にも捕らわれてしまった男たちが数名、怒り狂う女王たちによって過酷な拷問にかけられていた。
ただし、一口に「拷問」と言っても定義が広く、その内容も執行人によって様々。
たとえば、守屋茜や小林由依は典型的なバイオレンスタイプ。
特に今夜は虫の居所が悪いらしく、選んだ捕虜を寝袋に詰め込んで天井から吊るし、ボクササイズと称してサンドバックにしてボコボコに殴ったり、鋭いキックで金蹴りの刑にしたりと暴虐の限りを尽くし、この二人に目をつけられた男は不運だったと諦めるしかない。
そして、そんな非道な女がいるかと思えば、幸阪茉里乃や大園玲のように、くすぐりで悶絶させ、スロー手コキで焦らし責めにしてソフトに弄ぶタイプもいたり、かたや齋藤冬優花、志田愛佳のようにハナから見下した笑みでケタケタ笑いながら何発も連続で射精させて金玉をカラにするまで搾り取るタイプもいる。
中でも、意外に恐ろしいのが、女王たちの中にジョーカー的に混ざっている大沼晶保、増本綺良という不思議系ツートップの二人。
一見、可愛げのある顔立ちと侮るなかれ、ニコニコしながらアナルをズボスポ掘ってきたり、聖水を頭からぶっかけたり、蝋燭を垂らしたり、陰毛をチャッカマンで燃やしたり、とにかくやることが全てぶっ飛んでいる。
このように誰に目をつけられても基本は生き地獄を味わうことが前提ということになるが、女性は気まぐれ…時折「不幸中の幸い」という思いがけぬラッキーパンチにありつけることも稀にある。
もちろん、めったにないこと。
これは、そのめったにないことが珍しく起きたある夜の話だ。
……
「くっ…!くっ…!」
情けないパンツ一丁の姿で、吊られた手を揺すって必死にもがく男、ジュン。
今日の昼間、隠れ家に潜伏していたところを急襲され、逃げ遅れて3つ上の兄とともに拿捕された。
けやきハウスに連行された兄弟は装備、衣服を全て没収され、パンツ一丁の姿で地下室に投獄された。
当初は兄も今のジュンと同じ格好で隣にいたが、しばらくして戦果を上げて上機嫌な武元唯衣、遠藤光莉、守屋麗奈の三人がニヤニヤしながら覗きに来て、
「どうする?麗奈ちゃん。どっちから口割らせる?」
「えー…麗奈、どっちでもいいよ。ひかりん選びなよ…♪」
「じゃあ…こっち♪」
と奇しくも兄が選ばれ、三人がかりで地下牢から連れ出されていった。
あれからまもなく一時間が経とうとしている。
拷問部屋に移された兄がどんな目に遭っているかは、皆目、見当もつかないが、まさか楽しく酒を飲み交わしている筈がなく、きっと、あの三人に酷い目に遭わされていることは間違いない。
(あ、兄貴…どうか無事でいてくれ…)
と兄の無事を祈る反面、明日は我が身だという恐怖から、監視の目がない今が脱出のチャンスと必死に身体に揺するジュン。
「く、くそっ…!」
舌打ちをして見上げる頭上。
外れそうで外れない手錠…これさえ外れれば脱獄できるだけに恨めしい。
そして、なおもガチャガチャ音を立てているところに、
カツ…カツ…
(げッ!?もう戻ってきやがった…!マ、マジかよ…!)
近づくヒールの音…地下牢を煌々と照らすランプの明かりで女の影が伸びた瞬間、望み潰えて絶望するジュン。
「ふふっ…♪ただいま…♪」
と再び姿を見せたのは、先刻、兄を連れ出していった三人の一人、守屋麗奈…!

ニタニタ笑みを浮かべながら鉄格子を開け、ゆっくり牢屋の中に入ってきた麗奈に対し、
「て、てめぇ…!兄貴は…!?」
と問うジュン。
麗奈はクスッと笑って、
「安心しなさい。殺すようなマネはしてないから。…と言っても、そのうち本人自ら死にたいって言い出すかもしれないけど…♪」
「な、なに…?」
その不穏な言い回しと不敵な笑みに、思わず背筋が凍るジュン。
現に最初は三人で来たのに、こうして戻ってきたのはこの女一人だけ。
あとの二人が、今も兄に対して何か良からぬことをし続けているということか。
そして麗奈は、吊られたジュンの前に立つと、勝ち誇った顔で、
「君のお兄ちゃん、すごくお利口さんだったよ?こっちが聞き出したいこと全部ペラペラ喋ってくれて…♪」
(…!)
ウソだ…あの口の堅い兄が自白などする筈がない。
「あ、兄貴に何をしたんだ…!?」
と、おそるおそる聞くと、麗奈は笑って、
「そんなたいしたことしてないよ?手始めに唯衣ちゃんがローション使って手コキしたら開始数分で射精しまくって、その後ひかりんに亀頭責めされてあっさり陥落しただけ…麗奈の出る幕なかったぐらいだから」
と口にし、極めつけに、
「今頃、二人で、どっちがペットにするか決めてるんじゃない?代わりばんこで上に跨りながら…ふふっ♪」
「くっ…!」
意気揚々と話す麗奈を、うらめしそうな目で睨むジュン。
(よ、よくも…よくも兄貴を…!)
と嬲り者にされた兄の無念を思い、憤るジュンだが、当の麗奈は意に介す様子もなく、
「そんな恐い目しないでよ。文句があるなら、唯衣ちゃんとひかりんに…もっといえば、エラそうにしてたくせに超がつくぐらい早漏だった君のお兄ちゃん自身に言ってよね」
と肩をすくめ、続いて、
「それはそうと…すっかり口が軽くなった君のお兄ちゃんが良いこと教えてくれたんだよね…♪」
「い、良いこと…?」
妙にニコニコしている麗奈に対し、怪訝そうな目を向けるジュン。
すると麗奈は、スッとジュンの背後に回り、耳元に顔を寄せてくるなり、囁きボイスで、
「聞いたよ…?君…実はまだ童貞なんだって…?」
(…!?)
その一言で心拍数が爆増し、急に落ち着きをなくしたジュン。
「ふふっ…復讐兵団に加担して、私たちを捕まえて逆に調教するだなんだ言ってるくせに実は童貞だなんて…ウケるんだけど…♪」
とニヤつく麗奈に、思わず、
「う、うるせぇッ…!だから何だってんだよ!た、確かに俺は童貞だけど、お前らみたいな生意気な女にビクビクしながら過ごすのが嫌だから兄貴と一緒に手を貸したんだ。わ、悪いかよっ!」
勢い込んで言い返すジュンだが、麗奈はなおも耳元で、
「なに怒ってんの?あわよくばおこぼれを貰って私たちの誰かでしれっと童貞卒業しようとしてたんでしょ?それが叶わなかったチェリー君のくせに粋がっちゃって…♪」
「くっ…」
悔しいが図星…恐怖政治を敷いて図に乗る女王たちを逆に捕らえ、快楽調教を施して血祭りに上げる一団が結成されたと聞きつけ、セックス未経験ながらも参加した。
動機は今まさに麗奈の言った通り、どうにかおこぼれにありつき、鼻につく女王を犯しながら童貞を卒業するつもりでいたのだ。
「残念だったね?童貞卒業する前に捕まっちゃうなんて…♪」
「ち、ちくしょう…」
唇を噛むジュンに対し、
「まぁまぁ…そんな悲観しないでさ。そのうち経験できるかもしれないじゃん…♪」
と屈辱の同情で励まされ、さらに、
「麗奈も、童貞って聞いて、他のメンバーに取られてたまるかと思って、わざわざ戻ってきてあげたんだから…♪」
と、普段は意地悪な小悪魔として男を手玉に取っている麗奈が、いつになく優しい目…。
そこには麗奈なりの思惑があって、
(兄の方は醜男だったけど…こっちの弟くんはなかなか可愛い顔してるじゃん…個人的にけっこうタイプかも…♪)
と、普段あまり見せることのない“オンナ強め”の表情で妖艶に迫り、そして…。
「わっ…!」
ふいに伸びてきた麗奈のしなやかな指が、パンツの上からジュンの股間を軽くひと撫で、ふた撫でして、
「せっかくだから、君の童貞…麗奈が美味しく頂いちゃおっかなぁ…♪」
(ごくっ…)
不敵な一言に思わず息を呑むジュン。
ゾクッともしたし、ドキッともした妖艶な目つきと囁き。
強がるように、
「くっ!や、やめろっ…こらっ、触るなッ!あぁっ…!」
艶めかしい指がパンツの上に続いて、胸板の上にも這わされ、スリスリと撫でる。
異性に身体を触られるのは初めて…内心
いつかはされてみたいと心待ちにしていたことだが、それを、頭がクラクラしそうな良いニオイを纏いながらしてきて、さらに色白でスレンダーな身体を密着させ、胸の膨らみを押しつけてくるあざとさ。
「どう?今、おっぱい当たったの分かった…?」
とニコニコしながら問い、そして、
「ねぇ…せっかくだから、麗奈の身体で童貞卒業してみない?君としては願ったりの展開だと思うんだけど…♪」
「う、うぅっ…」
今この間も兄が酷い目に遭っていることを思うなら突っぱねるべきところだが、不覚にも少し迷ってしまったジュン。
そのジュンが抱いたわずかな期待を突破口に、
「見て、ほら…♪
と着ているシャツの襟元を引っ張り、中に潜む膨らみを見せつける麗奈。

(おぉぉッ…♪)
決して巨乳とはいえないサイズだが、逆に生で見たことがない童貞にとってはこれぐらいのサイズの方が生々しくて興奮大。
なおもチラチラとシャツの中のリアルな膨らみを見せつけ、スリスリ身体を擦りつけながら、
「ほらっ…♪麗奈の身体は、君が毎晩してるセンズリとは段違いの気持ちよさだよ?こうやって聞いたら今すぐにでも味わってみたいでしょ…?」
「く、くっ…」
みるみる頬が紅潮しているのが自分でも分かる。
そんな誘いの囁きだけで、早くもテントを作る童貞の股間。
それを、
「あ、ほら…勃ってきたじゃん…♪こっちは話の分かる正直者ね…♪」
と、いち早く勘付き、スリスリ撫でてパンツの上からサイズを確認。
「へぇ…♪君たち、兄弟揃ってなかなかいいモノ持ってるじゃない…♪お兄ちゃんもなかなかのデカチンで唯衣ちゃんが喜んでたけど、君だって負けてないじゃん…♪」
と目を輝かせる麗奈は、
「どれどれ…♪」
と、いきなりパンツのゴムを引っ張り、覗き込む。
「わっ…!み、見るなっ…!
と赤面しながら制するのも無視されて、
「わぁっ♪すごぉい…♪ちょっとおっぱい見せてあげただけで、もうビンビン…♪さすが童貞…想像力すごいんだねぇ…♪」
「くっ…」
バカにされているようで顔が赤くなるジュンだが、肝心の股間をサイズダウンさせることは不可能。
「こんなに勃起してたら窮屈そう…出してあげるね…♪」
とパンツを引きずり下ろそうとする麗奈だが、ギンギンになった竿が引っかかってパンツが下りない。
それを楽しそうに、
「アハハ♪何これぇ♪引っかかって脱げないじゃん♪ねぇ、早く脱ぎなよ。ほらぁ♪」
「や、やめろよ…やめっ…!うぅっ…」
面白がる麗奈が強引に下ろそうと引っ張るせいで、パンツの生地が亀頭に擦れる…それすらも興奮した童貞にとっては絶好の刺激だ。
やがて、抵抗も虚しく、引っ張り出されたギンギンの童貞チンコ。
「わぁ…すごい…♪」
いとおしげな目でまじまじと見下ろす麗奈は、急にニヤニヤしだして、
「先っぽ、もう濡れてるじゃん…♪我慢汁とろっとろ…♪金玉もパンパンだよ?」
「うぅっ…」
女神のように美しい顔から、甘えるような声色で唐突に放たれる淫語も、これまた童貞にとっては効果絶大。
そして麗奈は、その美顔をグッと近づけ、
「ねぇ、童貞くん…キスはしたことある?」
「…う、うるせぇ。お前には関係ないことだ…」
とキョドりながら言い返すジュンに、
「ふふっ…強がっちゃって可愛い…♪キスもしたことないんだぁ?じゃあ、麗奈が優しく教えてあげるっ♪」
「ん、んぷっ…!」
不意に無理やり重ねてこられた唇。
最初は振り払おうと身体を揺すっていたジュンだが、次第にその初めて経験する柔らかい唇の感触に、つい動きが止まり、たちまち無抵抗の棒立ちに。
「んっ、んっ…♪」
小刻みに何度も吸いつく小悪魔のキスがジュンの抵抗力を完全に奪い取り、さらにそれを、
「んー?どうしたの?急におとなしくなっちゃって…もしかして、もっとされたくなっちゃったかなぁ?」
と、ニタニタしながら煽る麗奈。
「う、うるせぇ…そ、そんなんじゃねーし…」
と言うジュンの声も明らかにトーンダウン。
そこに同時進行で乳輪を円を描いてなぞられると、たちまち、
「んっ、くっ…よ、よせっ…あっ、くっ…」
「ほら、しっかり立ちなよ。クネクネしてないでさぁ…♪」
絡みつくようにも密着し、耳元で甘い声色で囁きながら童貞嬲りを楽しむ麗奈。
いくら強がっていても男の身体は正直…ましてや、こんな美女の色香を目の当たりにして反応しない童貞などいない。
仮にインポであっても反応してしまう筈だ。
(くっ…ど、どうすりゃいいんだ…!あぁっ…や、やめろよぉ…触ってくんなよぉ…)
と、だんだんパニックになってくるジュン。
そんなジュンの耳元で、なおも囁きは続き、
「ねぇ?普段、どうやってオナニーしてるの?しないワケないよね?その歳で…♪ほら、教えなよ。いつもしてるやり方…同じ握り方で麗奈がシコシコしてあげるから♪」
と、ギンギンの竿にねっとり指を絡めながら誘惑。
「うあぁっ♪や、やめてくれぇ…!」
ついにイチモツを生で触られ、それだけでビクビク震えるジュン。
そこでさらに耳に息を吹きかけ、乳輪をなぞる指も描く円を狭め、もはや乳輪というより乳首を囲っているようなものだ。
その状態で、
「ふふっ…♪オチンチンだけじゃなくて乳首も勃ってきたよ?変態だねぇ…♪」
「う、うるせぇ!勃ってねぇしッ!」
とムキになって言い返すあたりが、いかにも童貞の反応。
そんな童貞の強がりを軽々と手玉に取り、
「ウソばっかり…♪ほら、見て?摘まめるんだよ?これでも勃ってないって言い張る?」
しなやかな指で隆起した乳首を摘まみ、クリクリ転がす麗奈。
「うぅっ…あぁっ、んっ、くっ…あぁっ…♪」
「ほらぁ、スケベな声出てるじゃん…♪気持ちいいでしょ?ねぇ?」
「き、気持ちよくなんかないやいッ…んぁぁっ♪」
バレバレの強がりなど無視して、とろっ…と唾液を垂らし、乳首嬲りの潤滑油にする麗奈。
「ひ、ひぃぃッ…♪」
「ほらっ、エラそうなこと言うわりに、すごく感じてるじゃんッ♪それにしても敏感な乳首…さては普段からチクニー派なのかなぁ?この変態童貞くん…♪」
と耳元でニタニタしながら囁く麗奈。
なおもねっとり責め立て、乳首責めだけでもジュンを悶絶させる凄テク。
「はぁ…はぁ…♪」
と徐々に息が荒くなってきたのを見計らい、
「乳首、気持ちいいねぇ?ねぇ?舐めてあげよっか?ほらっ…♪」
と長い舌を見せびらかす麗奈だが、実際に舐めるのはまだ先…。
焦らすように顔の前で巧みな舌遣いだけを見せつけ、
「ふふっ…どう?してほしい?」
と見上げて表情を窺う麗奈に、
「さ、されてたまるかっ…おぉっ…♪」
「ふふっ…意地っ張りねぇ?童貞のくせに…♪」
悪態をつくたび、ギュッ!と乳首をつねり、竿を掴んで二往復だけ手コキ…。
「おぉふっ…♪」
テスター程度とはいえ人生初の女性にしてもらう竿への愛撫…自分の右手でするのとは全く違って、思わず内股になるジュン。
これぞまさに可愛がり…麗奈の誘惑に耐えるなんて、そもそも女性経験のない童貞にはあまりに酷な話。
「ほらっ…ほらっ…♪『童貞卒業させてください』って麗奈に向かってお願いしてごらん?こんなチャンス、二度とないよ?ほらっ…こんな短い手コキじゃ足りないでしょ?もっとしてほしくてたまんないくせにさぁ♪」
「う、うぅっ…ひぃぃッ♪」
こうして絶えず絶妙な刺激を与え続けることで、着実に性感開発が始まってているとも気付かず、息を乱して苦悶し続けるジュン。
やがて、亀頭の上に溢れ過ぎて、糸を引いて垂れた我慢汁。
それをすかさず手の平で掬い、元に戻すように亀頭コキ。
「ひぎぃぃッ♪」
飛び上がるようなむず痒さだが、これもあくまでテスター…せいぜい、ひと捻り、ふた捻りしただけで、本腰を入れてしてもらうには恥を忍んでお願いしなければならない。
「どう…?素直にお願いする決心ついた?」
と耳元で囁く麗奈の誘惑に、ジュンの理性は溶け落ちる寸前。
(あぁっ、ヤ、ヤバい…気持ちよすぎる…こんなの無理だぁッ…)
何の免疫のない童貞だから尚更。
なおもニコニコしながら焦らすように責め立てる麗奈。
ローション未使用にもかかわらず、麗奈のしなやかな指は既に粘液まみれ。
その、指と指の間にネトネトした糸が架かる様子をわざわざ顔の前で見せつけ、
「見て、これ…こんなに我慢汁出てるんだよ?君の童貞チンポ…♪お兄ちゃんもたいがい早漏だったけど、君はそれ以上かもね…♪」
「うぅ…」
ぐうの音も出ない。
その兄は今も武元と遠藤に嬲り者にされているというし、自分もこの目の前の小悪魔に好き放題に焦らされて手も足も出ない。
そして麗奈は、そろそろ意地を張る童貞にとどめをさすべく、OKサインのように親指と人差し指で輪っかを作ると、その輪でカリを呑み込んでクリクリと捻った。
「うおぉぉッ♪」
童貞のくせに一丁前に剥けたチンポなのがアダとなったカリ責めは効果てきめん。
「アハハ♪ほらぁ、どう?たまんないでしょ、これぇッ♪」
と慣れた手つきで童貞のカリを嬲って楽しげな麗奈。
独学で会得した男根殺しのテクニックはまだまだ豊富に取り揃えているが、童貞相手にはこれぐらいで充分。
「ひ、ひぃぃッ♪や、やめて!もうやめてぇぇッ!あぁっ、で、出るッ!精子出るぅぅッ!」
と女子のような悲鳴を上げるジュンだが、ここでも、あと一歩というところでスッと輪っかを抜き取る麗奈。
「ダメだよ、勝手にイッちゃ…♪」
とニヤつき、そしてジュンの耳元で、
「君がイケるのは…麗奈のマンコの中でだけ…♪それ以外は全部焦らしちゃうから…♪」
「そ、そんなぁ…」
と、つい反射的に不満げな声を上げたのを聞き逃さず、
「んー?そんなにイキたいのぉ?イキたかったら、まずは麗奈に『童貞卒業させてください』ってお願いしなきゃ…♪」
「うぅっ…」
その屈辱的な懇願ゼリフがよほど言いたくないのか、唇を噛んで目を背けるジュン。
麗奈がしつこく促しても、そっぽを向いて一向に目を合わせようとしない。…が、そんな強情を張る態度も麗奈にしてみれば可愛いもの。
「いいのかなぁ?そんな態度とっちゃって…♪」
と不敵に笑みを浮かべた麗奈は、急に、
「はぁ〜…遊んでたら何だか暑くなってきちゃったぁ…♪服、脱いじゃおっと…♪」
と聞こえるように言って、ゆっくりストリップを始めた。
「よいしょ…よいしょ…♪」
と、あざとく言いながら、一枚ずつ、服を脱いで白い肌を晒していく麗奈。
その衣擦れの音に、目を逸らしたまま、思わず、
(ごくっ…)
と息を呑むジュン。
正直、見たい…が、見たらそれは彼女の思う壺。
そんな彼の強がりを見透かしたように、
「いつまでそっぽ向いてるつもり?見たかったら見てもいいんだよぉ?麗奈のハ・ダ・カ…♪」
と挑発しながら、いよいよストリップは下着ゾーンに突入。
パチッ…とブラのホックを外す音に、一度はピクッと反応するも踏みとどまり、顔を伏せたままのジュン。
「はぁ〜…あと一枚で素っ裸だぁ…♪アソコの毛の処理してないから恥ずかしいなぁ…♪」
と大きな独り言をジュンに聞かせた麗奈は、スルスルとパンティを下ろして美脚を抜き取ると、ジュンの伏せた視線の先に脱ぎたてのブラとパンティをまとめて放り投げた。
(うぉぉッ…♪)
童貞にとって、女性の脱ぎたての下着など一撃必殺モノ。
あっけなく誘惑に負け、とうとう恥を捨てて麗奈の裸見たさに顔を上げたジュンだったが、その視線の先にあったのは、いつの間に仕込んだのか、ニップレスで両乳首を、そして前貼りで陰部をしっかり隠し、してやったりの笑みを浮かべる麗奈だった。
「ざんね〜ん…♪まだダメだよぉ?童貞卒業をお願いしてない子に裸を見せる義理なんてないから…♪」
「うぅ…」
てっきり拝めると思っていた生の女体はまだお預け…まんまと一杯食わされ、まるで愚図る子供のように口を尖らせるジュンに、
「ほらぁ、やっぱり見たかったんじゃん。早く素直になればいいのにぃ…♪」
とニタニタ笑う麗奈。
童貞がこんな焦らされ方をしたら、もう無理…理性の限界だ…。
たまらず、とうとう、
「…て…ください」
「え?なんて?」
ふと、何かゴニョゴニョ言い出したジュンだが、聞き取れない。
耳を近付け、
「何て言ったか分かんな〜い♪もう一度、大きな声で言ってごらん?」
と復唱を促すと、ジュンは恥ずかしさで真っ赤になった顔で、ボソボソと、
「ど、童貞…卒業させてください…」
欲望に負け、とうとう口にしてしまった陥落の一言…それは奴隷宣言と捉えられてもおかしくはない。
「アハハ♪よく言えましたぁ♪やっと素直になれたねぇ…♪」
とご満悦の麗奈は、にじり寄ると、胸を張るように突き出し、先端の突起を隠すニップレスを強調して、
「じゃあ、まず、これをお口を使って剥がして?」
と命令。
もはや片意地を張る気力もなく、言いなりと化したジュンは、手は吊られたまま必死に身を屈め、ニップレスの端を咥えようと口を突き出す。
「はむッ…はむッ…」
小さいのでなかなか上手く咥えられない。
空振りを繰り返す姿はマヌケそのものだが、当のジュンはいたって真剣。
「ほら、早くッ…♪早くしてよね…♪」
と、もはや弾け飛びそうなほどビンビンの竿の裏筋を指でスリスリなぞって急かす麗奈。
「ふほぉッ…♪」
と反応しながら、ようやく一つ、端っこを咥えることに成功し、そのまま勢いよく首を持ち上げるジュン。
ペリッ…
とニップレスが剥がれ、麗奈の桃色乳首が露わになると、
「あぁん、やだぁ…♪見えちゃったぁ…♪」
と、わざとらしく恥じらいつつ、逆の乳房も突き出し、
「ほら、こっちも…♪」
「は、はいっ…!はむッ…はむッ…んぉぉっ♪」
今の要領で、もう一度、ニップレスの端っこを咥えに行きつつ、裏筋に与えられる淫靡な刺激に息を乱して飛び上がる。
それでもどうにか、もう一枚のニップレスも口で剥がしたジュン。
この頃にはもう逃げ出そうとする素振りを見せることはなくなり、麗奈も安心してジュンの手を吊り上げるロープをほどく。
両手首を固める手錠だけが残り、ヘナヘナとその場に座り込むジュンの眼前に突き出される麗奈の細い腰…ニップレスの次は股間の前貼りだ。
「はむッ…はむッ…」
四つん這いで麗奈の股間に顔を埋め、前貼りの端っこを探るジュンの姿は、まさしく奴隷犬そのもの…。
ここまで来たら原動力は「目の前の女体を拝みたい」「この美女に童貞を奪われたい」というまっさらな下心のみ。
そして、その熱意が実り、とうとう前貼りも口で剥がすことに成功。
現れたのは見ただけで思わず暴発しそうになる淫靡な女性器。
チリチリの毛と、ほのかに湿って口の緩んだ秘肉を血走った眼で凝視するジュンは、
「ハァ…ハァ…」
「ねぇ、めっちゃ息荒くなってるよ?ホント、童貞のくせにスケベなんだから…♪」
と笑みを浮かべた麗奈は、グッと妖艶な目つきになると、尻もちをつくように地べたに腰を下ろし、脚を大きく開いて秘貝を剥き出しにして、
「ほら、舐めてごらん?童貞くんなりに、思うままにしていいから…あっ、んんッ…♪」
促され、勢い込んで顔を埋めたジュン。
無我夢中でベロベロ舐め回す舌遣いは未熟でやや乱暴だが、元々、激しいのが好きな麗奈にしてみれば決して悪くはない。
次第に、
「あぁっ、んんっ…そう、いいよ…♪もっと…もっとベロベロ舐め回してッ…♪」
と、すっかり気に入った様子で甘い声を上げ、股に埋まるジュンの頭を脚を絡めて引き寄せるほど。
たちまち麗奈の陰部は愛液と唾液まみれになり、うっとりした表情でご満悦の麗奈は、
「じゃあ、ナメナメしてくれたご褒美あげるねッ…♪」
とジュンを立たせ、ギンギンの童貞チンポにしゃぶりついて、ジュポ、ジュポ…と音を立ててフェラを披露。
「あぁっ…す、すごい…♪き、気持ちいいッ…」
と人生初の生フェラ体験に感無量のジュン。
思わず腰が引けるぐらい心地よい麗奈のフェラに童貞の背筋は溶け落ちる寸前だ。
そして麗奈は、上目遣いで反応を窺いながら頬をすぼめたバキューミングし、臨戦態勢に持っていくと、
「この硬さ…最後までキープしてよ?もし途中で中折れなんかしたらキツ〜イお仕置きが待ってるからね?」
と釘を刺し、ジュンを地べたに仰向けに寝かせて、その上に跨って捕食の準備。
自らの指で、くぱぁ…と開いた淫靡な割れ目は、既に数々の男を喰らっているのにもかかわらず、まるで処女かというようなキレイなピンク色。
ゆっくり腰を下ろし、男根の先端にネチョネチョと陰部を擦りつけながら、
「んッ、んッ…♪ほら、分かる?麗奈のぐしょ濡れマンコにチンポの先が当たってるの…」
「は、はい…」
「心の準備はいい?行くよ?食べちゃうよ?」
「お、お願いしますっ…」
「…えいっ♪」
ぐじゅっ…♪
「んぁぁッ♪」
「うぉぉぉッ…♪」
支えていた脚の力を抜き、ドスンっ!とプレスするように腰を下ろした麗奈の体内に、ジュンの童貞チンポが一気に根元まで突き挿さった。
「あぁっ…♪す、すごいッ…童貞チンポっ…♪挿れた瞬間からビクビクしてる…♪」
と、すっかりお気に召した様子の麗奈。
かたやジュンも、仰向けの上に乗られ、一方的に捕食されながらも、
(す、すげぇ…!これがセックス…!女の人の中…めっちゃ気持ちいいッ…!)
と、竿を根元まで頬張られるたび、脳が焼かれて頭が真っ白になるような感覚を覚え、浸る。
クネクネと妖艶な腰遣いを披露しつつ、
「ほらッ…なにボケっとしてるの?自分からも腰振りなさいよッ!」
と焚きつけ、童貞喪失直後のジュンに早速セックスを教え込む麗奈。
竿の真ん中で切断するぐらいの勢いで、きゅぅぅッ…と締まり、射精するまで離さない麗奈のすっぽんマンコは、ジュンの実践演習にもうってつけ。
「あっ、あっ…す、すごいッ…すごく気持ちいいッ…♪」
と声を上げるジュンに、
「当たり前でしょ?誰のマンコに挿れてると思ってんの?ほらっ、もっと激しく突き上げて麗奈のこと気持ちよくしてよッ!」
「は、はいぃッ!」
急かされるまま一生懸命に突き上げるジュンだが、やはりまだ、ほんの数分前まで童貞だった彼が麗奈のマンコと真っ向から対峙するのは荷が重すぎた。
「あぁっ、ま、待って…!ヤ、ヤバいっ…で、出るッ!出そうッ!あぁっ、出るぅぅッ!んがぁぁッ…!」
どぴゅっ、どぴゅっ…♪
やや暴発気味に搾り取られると同時に、
「あぁんッ♪熱いぃッ…♪」
と膣奥に放射された大量の熱い滾りをとくと感じる麗奈。
焦らしに焦らした精巣から解き放たれたおびただしい量の白濁汁…ひと皮剥けた一人前の男になりたて一発目の特濃ザーメンが、たっぷり注がれるのを感じつつ、
「もぉッ!なに勝手にイッてんのッ!まだイッていいなんて言ってないでしょ!?」
「ひぃぃッ…ご、ごめんなさいぃッ…!」
「罰として、このまま続行っ!麗奈がイクまで勃起状態ずっとキープっ!分かった!?」
「は、はいぃッ…!」
童貞卒業も束の間…感慨に浸っているヒマもなく、ここからは麗奈の独壇場、いわゆる魔の調教騎乗位が延々と続いて何発も搾り取られたジュン。
こう見えてかなり性欲オバケの麗奈が満足するまで付き合わされ、最後の方にいたっては意識が朦朧としていた。
そしてやっと、満足げな表情でゆっくり腰を上げた麗奈。
ぬぷっ…という卑猥な濁音とともにジュンのイチモツが抜け落ち、その瞬間、ドロドロと垂れ落ちる中出しザーメンの返杯。
「はぁ…はぁ…」
と息絶え絶えで、もはや起き上がることもままならないジュンのイチモツに最後はしっかりお掃除フェラをしてキレイにする麗奈。
そして、その彼女の手には、いつの間に手にしたのか、何やらキラキラ光るモノが…。
ジュンがノビているのをいいことに、カチッ…カチッ…と冷たい金属音を鳴らし、たった今、我が物にしたイチモツに何かを取りつける麗奈。
「…よし、オッケー♪」
と笑みを浮かべた麗奈の視線の先には、ペニスをガッチリ保護する独占用の貞操帯…。

着脱に必要な根元の南京錠のカギは麗奈の手の中。
そして、そのカギを握りしめ、
「ふふっ…♪これでもう君は麗奈のモノ…これを着けとけば他のメンバーに取られないし、麗奈の許可がなければセンズリも出来ない…♪今日から君は、麗奈に中出しするためだけに、日々、精子を溜めるザーメンタンクだからね…♪」
と笑顔で釘を刺す麗奈。
同じ守屋という姓でも、茜のようにバイオレンスではない反面、とことん痴女気質…。
これ以来、麗奈が気に入った男たちの男根には、きまって貞操帯が取りつけられることになったとか…。
(おわり)