7.秋元真夏 性欲爆発プロジェクト -レベル3 (45分経過)-
「ほーら、こしょこしょ…♪こしょこしょ…♪」
笑みを交えながら擬音を口にして真夏をくすぐるタケル。
狙いは汗の滲む腋の下、そして、まさに今、開発中の横乳、スペンス乳腺。
「あぁっ、んんっ♪ひぃぃッ♪」
繋がれた四肢をくねらせて悶える真夏だが、それも無駄なあがき。
それどころか、体内に火を焚べているような性興奮の火照りと、なおも耳に密着するローターの不規則な振動によって、とうとう思考が機能しなくなってきた。
この淫靡な危機を打開する方法を練ることすらままならず、
(か、身体が…身体が熱いッ…頭がぼーっとしちゃうッ…!)
そんな真夏の唯一の気休め…それは、彼の手が身体に触れた時。
その瞬間だけスッと全身の熱が冷める。
もっとも、声が抑えられないほどの刺激と引き換えに、だが…。
だからこそ、
「あぁっ、んんっ…♪あっ、あっ…♪」
と絶えず悩ましい声は上げつつ、いつの間にか、それを「やめろ」と制するようなことは言わなくなった真夏。
もはや我慢でどうにかなるレベルの火照りではないと判断し、見ず知らずの男に目隠し状態で拘束されて責められる変態プレイに晒される羞恥より、ひとまずは身体の火照りを抑えることに重きを置いたワケだが、その選択こそがタケルの思う壺…。
最初のうちは気が紛れていた。
だからこそ、次第に自分の身体が、タケルから与えられる淫靡な刺激を記憶し始めたことに気付かなかった。
その証拠に、タケルがスペンス乳腺から腋の下へ手を移動させるわずか1、2秒の間でさえ、
「んっ、くっ…!」
と、もどかしそうに…早く触れてほしそうに身体をくねらせる姿が散見され始める。
その様子を満足げに見つめ、
「ほら、してほしいところがあるなら自分の口でおねだりしてごらん?」
「んんっ…べ、別に…してほしいことなんか…何も…」
と強がる真夏に対し、
「ウソだぁ…♪ホントはあるでしょ?たとえば…こことか…♪」
「あっ、んんっ…♪」
視界を封じられて身構えようのない中、スッと寄ってきた人差し指に乳輪をなぞられ、身を固くする真夏。
さらにタケルは、耳元で、
「目隠しで見えないからイマイチ分かってないかもしれないけど…ホントに左右両方ともすごい勃ち方してるからね?お姉さんのここ…♪」
「んっ、んっ…♪」
指の腹が触れるか触れないかの絶妙なタッチで焦らし、
「ほら、摘まんでコリコリしてほしいって顔に書いてあるよ?」
「そ、そんなことないッ…!」
かァッと赤面し、慌てて突っぱねる真夏だが、それだけ慌てるということは、つまり、図星ということか…?
「ドMらしく、可愛くおねだりしてくれたら考えてあげてもいいけどねぇ…♪」
とマウントを取ってくるタケルに対し、なおも、
「お、おねだりなんて…絶対に…し、しないから…」
と口を尖らせて言い返す真夏。
すると、
「ふーん…じゃあ、やめよっか」
と言って、ここで急に指を遠ざけるタケル。
そんな突然の突き放しに、
「え…?あ…ちょ、ちょっと…!」
目隠しのせいで、離れていった指がどの方向へ逃げたかすら分からない。
そして、そのまま放置開始からわずか10秒程度で、
「んっ、くぅッ…あっ、んんっ…♪」
繋がれた手足をベッドに打ちつけ、欲しがり始める真夏。
一瞬にして再燃、炎上する体内の疼きもだし、何より、これまでの淫靡なソフトタッチで触れられていることを当たり前だと身体が完全に記憶してしまったからだ。
そんな真夏に、
「あれぇ?どうしたのぉ?急にもどかしそうに身体揺らして…誘ってんの?」
「んっ…んんっ…だ、誰が…べ、別に…誘ってないか…あぁっ、んんっ…♪」
強がりも明らかなトーンダウン。
もはや単に口数の無駄とすら思えるその反論を一笑に付し、真夏のローター内臓の耳元で、
「ほーら…想像してごらん…♪このじれったすぎてパンパンに張ってきたおっぱいを僕の手で乱暴にもみくちゃにされたら、お姉さんはどうなっちゃう…?」
「ふぁぁッ…♪」
その囁きを脳内で想像しただけで、思わず声を上げてしまう始末。
さらにタケルは、続けて、
「…で、おっぱいをもみくちゃにした後は…この先っぽでツンツンになってる乳首をまずは指で摘まんでコリコリ…そして仕上げに舐めてあげようかな…行くよ?ペロペロ…ペロペロ…♪」
「ひぃぃぃッ♪」
まるで朗読劇のように擬音も込みで囁かれ、またしても声を…まるで“それを今、実際にされているかのような声”を上げてしまう真夏。
精一杯の可動域で美脚を内股にし、ヒクヒク震える下半身。
それをタケルも見逃さず、
「おや…おっぱいの話をしてるのに、下半身が動いてるね?さては…触発されてオマンコも欲しくなってきちゃったのかな?もう既にパンティぐしょぐしょにしてたもんね。お姉さんのスケベな変態マゾマンコ…♪」
「ひぃぃッ…や、やめてぇ…」
自分自身でも困惑…耳元で「マンコ」と囁かれただけで、その通称で呼ばれる箇所…股ぐらが一瞬にして煮立ったような熱さに…。
なおもタケルの囁き淫語は続き、
「まだ生では見てないけど、お姉さんのマンコ、いったいどんな形してるんだろうなぁ…♪僕の予想だと意外に毛が濃くて、ビラビラがだらしなく開いてて…そして多分、白みがかった大量のマンコ汁で上から下までグチョグチョになってて…」
「ひぃぃッ♪」
もはやタケルの囁く卑猥な言葉すらも刺激と化し、感じてしまう真夏。
そして感じれば感じるほど、ついさっきまで刺激されていた腋の下、スペンス乳腺が疼く。
たまらず、
(ま、待って…とりあえずッ…とりあえず触ってッ!言うんだったら…エッチなこと言うんだったら触りながらにしてぇッ…!)
と、ここで一足先に脳が白旗。
あとは、この本音が理性という関所を通過し、声に出して口から出すだけ…。
ぶんぶん左右に振るう髪。
それを見て、
「ん?なに?…あぁ、ローターのスイッチを入れてくれって?はいはい、了解…♪」
ブィィィン…♪
「ふぁぁッ♪」
耳元に送られる振動がさらに輪をかけ、理性の関所にプレッシャーをかける。…が、まだ時間はたっぷり残っている。
この、もはや声に出しておねだりしてくる寸前の真夏のピンチを一度リセットする方法…それは、ズバリ、さっきのように腋の下とスペンス乳腺を触ってやること。
再び、そっと手を伸ばして横乳をなぞり、触ってやると、
「はぁんッ♪」
甲高い声を上げた後、
「あんっ…あんっ…♪んんっ、あぁっ…あっ、あっ…♪」
と安らいだように快感に浸る真夏。
それはまるで、首の下を撫でてやると大人しくなる仔猫のよう…。
理性と快楽の狭間に落とされ、
「どう?気持ちいい?」
と耳元で聞いてやると途端に我に返ったように声を抑えて、
「べ、別に…!気持ちよくなんか…!」
「ふーん…あ、そう…♪」
そうは言いつつ、横乳への指圧を少し強めてやれば、あっさり、
「あぁんッ♪んっ、んんっ…♪」
と声を上げる天の邪鬼。
そして再び、放置しながらネチネチ耳元で淫語責めにする時間を作ってやると、
「ひ、ひぃぃッ♪あぁっ、んんっ…うぁぁッ♪」
と、もはやハメられている時のような喘ぎ声で、とうとう腰が勝手に浮き始めた。
そんな中、
「ほら、僕の言うことを復唱してごらん?行くよ?…秋元真夏の欲しがり乳首は焦らされすぎてもうビンビン。…はい、リピート」
「い、言わないッ…そんなこと、絶対に言わないぃッ…!ひぃぃッ♪」
目隠しの下、頬から顎のラインは既にヤケドしたように真っ赤。
そこまで顔が紅潮する羞恥をさらに続け、
「じゃあ、これなら言えそう?…私のマンコはデカチン欲しくていつも濡れてるつゆだくマゾマンコ。…はい」
「言わないッ!言わないってばぁッ!」
と言いつつ、それを囁かれるたびに背筋がゾクゾクしているのが手に取るように分かる。…いや、何なら、次はどんな卑猥な言葉を耳元で囁かれるか、それに期待しているようにも見えてくる…。
タケルも、それを確信へと変えるべく、執拗に耳元で、
「マンコ…オマンコ…セックス大好きなぐしょぐしょマンコ…♪」
「ひ、ひぃッ♪あぁっ…♪」
女性器の通称を連呼する囁きだけで、のたうち回るように悶える真夏。
こうして、もはや生殺与奪はタケルに委ねられたようなもの。
彼がもし柴崎一派の人間で、真夏を陥落させて性奴隷にするのが目的だったら、このまま躊躇なくとどめをさしているところだろうが、そうではない。
タケルの生業はあくまでも女性向け風俗のホスト。
客が選んだコースを忠実に従うだけの人間だ。
そして、今宵、真夏に施すのは『徹底焦らしプラン“極み”』…よって、真夏の態度の変化に関係なく、絶対にイカせはしない。
「んんっ、くっ…あぁっ…んんっ…♪」
と、再度、手を退かれた身体がタケルのボディタッチを欲してモジモジ動き出したところで、
「いやぁ、ちょっと手が疲れたなぁ。なので、ここは少し楽をさせてもらうよ」
と口にしたタケル。
それがどういう意味かと考える間も与えず、
むにゅっ、むにゅっ…♪
「んはぁぁッ♪」
絶叫とともに思わず腰を突き上げた真夏。
広げた手の平のような形をした玩具で、まるで砂浜を掻く潮干狩りのごとく、横乳を中に寄せるように持ってこられて悶絶。
ここにきてまた新たな手法…それも順調に開発が進んでいたスペンス乳腺を一挙に刺激する代物の登場に、残りわずかな理性をここでまたかなり溶かされた真夏。
さらにそれを、
「ほら、こっちも♪」
と反対側の乳房も同様の玩具で、同じようにほぐされ始めると、たちまち、
「ハァ…ハァ…♪」
飢えた犬のように舌を出している様を自分自身では気付いてもいない。
その表情を覗き込んだタケルに、
「あーあー…すっかりいやらしいマゾの顔になっちゃったねぇ…♪」
と笑われ、そして、
「どう?気持ちいい?」
「う、うぅ…き、気持ちよく…ない…」
「ふふっ…今、一瞬、気持ちいいって言いかけたんじゃないの?ねぇ。早く素直になればいいのに…♪」
クスクス笑うタケルは、再び真夏の耳元に迫り
「そんなに言うなら、実際に下のお口にも確認しちゃうよ…?」
頭も身体も蕩けているせいで、一瞬どういう意味が頭が回らなかった真夏。
そして数秒、間が空いた後、急に、
「ダ、ダメっ…!やぁッ!み、見ないで…!嫌ぁッ…!」
クネクネと身体を揺すって暴れだす真夏だが、無駄だというのが分からない模様。
構わず、
「どれどれ…♪」
と、視線を開かれた脚の間へ。
改めて見た股ぐらは、
「うーわ!何だ、これ…さっきより一段と濡れちゃって、シーツまでベットベト…♪」
「い、嫌ッ…!」
恥じらい、目隠しされていても顔を背ける真夏。
その凄まじい湧出量…とても布一枚では抑えきれず、陰部だけに留まらず尻の方までシミが広がり、生地の両サイドからも溢れ出て、とろとろと垂れだす始末。
なおも顔を近づけて至近距離で観察しながら、
「いやぁ、すごいねぇ…ビラビラも“具”も、全部パンティにへばりついて浮き彫りになってる…まるで版画だ…♪毛の量も、中がキレイなピンク色なのも丸見え…おや?このぷくっと膨らんでる突起はクリトリスかな?」
真夏の羞恥心を抉り、そして痛めつける解説責め。
「嫌ッ…嫌ぁッ…」
と連呼し、どうにか脚を閉じようと奮闘する真夏だったが、
「まったく、往生際の悪い…おとなしくしなよ。ふぅ〜…♪
「ひぃぃぃッ♪」
パンティ越しに息を吹きかけられて絶叫。
そして、
「ほら、見るよ?見ちゃうよ?マンコ見られちゃうよ?」
と、ぐしょ濡れパンティの端を摘ままれ、ゆっくり横にズラされていくと、
「やぁぁぁッ…!」
真夏の悲鳴も虚しく、とうとうタケルの目の前にその全貌を晒す真夏の陰部…。
AV鑑賞、媚薬、痴漢ローター責め…そしてスペンス乳腺を開発されながらの焦らしプランもちょうど半分の45分が経過し、次々に性興奮を蓄積してきた真夏のマンコは、もはや毅然と性犯罪に立ち向かう捜査官を名乗る権利もないような、粘っこい白濁汁が糸を引いてこの有り様…。
そして、その形や濡れ具合を見られたことに恥じらうヒマもなく、囁かれるタケルの一言。
「さぁ…じゃあ、次はいよいよ、ここをたっぷりと焦らしていこうか…♪」
残り45分。
ようやく折り返し地点と言うべきか、それとも、まだ折り返し地点と言うべきか…。
極楽と紙一重の地獄はまだ続く。
(つづく)