乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































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<番外編>Member's Private Act ━女捜査官たちの素顔━
山崎怜奈の素顔


 その夜…都内某所の高級ホテル。
 手を繋いで部屋に入り、ドアがそっと閉まるなり、抱き合い、唇を重ねる二人。
「んっ…んっ…♪」
 と怜奈が小さく声を漏らせば、もっと聞かせろとばかりに片桐の舌遣いがさらに荒ぶり、怜奈の舌を捕まえ、吸い上げる。
 クネクネ揺れ動く細い腰。
 細長い脚と、ハイウエストのスリムジーンズに強調された丸みを帯びた尻肉が何ともそそる。
「んっ…は、早いっ…まだ入り口だから…」
 と声を漏らす怜奈を、一言、
「うるせぇ」
 と一蹴し、
「あんな台本以上のエロいカラミを見せやがって…どういうつもりだ?」
「だって…ああいう風にした方が、あなたがヤキモチやいてくれると思って…♪」
「チッ…ふざけんじゃねぇよ、バカが…」
 最近、よくこういうことをしてくる。
 自身が立ち上げたAVメーカーの専属女優に堕とした一方、快楽漬けにして手なづけ、ひそかに怜奈と愛人関係でもある片桐。
 パワーバランスではもちろん片桐が圧倒的上位の筈だが、なぜかたまに、こうしてヤキモチをやかされてしまう。
 まんまと怜奈の策略に嵌められているようで少し癪だが、おかげで嫉妬に任せて濃密で激しい夜を過ごす気になる。
 バッグを投げ捨て、唇を重ねて社交ダンスのようにもつれ合いながらベッドに倒れ込む二人。
 乱れた髪を気にせず、下から首を持ち上げてきてさらにキスをねだる怜奈。
 つい先ほど撮影でセックスをしてきたばかりの筈が、まるで欲求不満の人妻のように積極的。
 それに応えるように片桐も、怜奈の顔ごとかぶりつくようにして舌を絡め、唾液を交換する。
「んんっ…♪んっ、んっ…♪」
 ベッドの淵に投げ出された怜奈の長い脚がバタバタと動き、やがて、カニ挟みのように片桐の腰を捕まえる。
 これぞ、怜奈特有の、
(もっとして…♪)
 の合図。
 キスでも発動するぐらいだから、当然、この後の本番中でも見せてくる筈だ。
 片桐は苦笑して、
「相変わらず足癖の悪いヤツめ…主人の腰をよりによって脚で捕まえ、しかも離さないとはな」
「んんっ…だ、だって…♪」
「何が望みだ?これか?」
 と、いきなりシャツの上から胸の膨らみを鷲掴み。
「あんっ…♪」
 と身体を硬直させた怜奈は、嬉しそうなオンナの顔を見せて、
「うん…それも…♪」
「それ“も”?」
 肩をすくめる片桐は、なおも柔らかい胸の感触を手の平で味わいながら、
「欲張りなヤツだな…分かった。今夜は気が済むまでしてやるよ!」
 と、そのままシャツの上から怜奈の胸にむしゃぶりついた。
「んんっ♪」
 日頃からの言いつけ通り、片桐と過ごす夜はブラの着用禁止。
 シャツ一枚に守られただけの怜奈の胸は、たちまち硬く尖り始めた先端の突起をシャツ越しに発見され、吸われる。
「んひぃっ♪ひぃっ…♪」
 ピクピクと身体を震わせて感度良好。
 やがて片桐の唾液が染みてシャツに円が出来ると、その中心部には透けて浮き彫りになった可愛らしい勃起乳首が丸見え。
 それをさらに馴染ませるようにゴシゴシとシャツ越しに擦ってやると、
「あぁっ、き、気持ちいいっ…♪乳首ぃっ…♪」
 と、早くも恍惚の表情を浮かべる怜奈。
「このスケベな乳首を、今日の撮影でどうされたのか言ってみろ」
 と聞くと、怜奈は少し顔を赤らめながらも流暢に、
「だ、男優さんに摘まんでコリコリされて…ペロペロ舐められたり、チューチュー吸われたり…そ、それから、んんっ♪」
「いいから続けろ」
 再度むしゃぶりつきながら先を促すと、
「そ、それから…ロ、ローターを貼り付けられて…え、遠隔操作で延々…んんっ、あぁっ…♪」
「あの時、めちゃくちゃ感じてたなぁ?」
「だ、だって…」
「興奮したのか?」
「…う、うん…」
 赤面しながら小さく頷く怜奈に、ニヤリと笑いながら示す撮影で使ったのと同型のローター2個。
 それを見るや、怜奈は苦笑して、
「も、もぉっ…何で持ってんのっ…」
「お前が喜ぶと思って現場からこっそりくすねてきたんだよ」
 とニヤつく片桐は、早速、怜奈のシャツを剥ぎ取り、撮影時と同様、乳首に密着するようにローターを押し当て、それぞれをテープで留めた。
 ドキドキしつつも期待しているのが丸分かりな怜奈の表情。
 コントローラーを手に、
「行くぞ…?」
「…うん…♪」

 …

 ……

「…ねぇっ、何で焦らすのっ…!」
 期待を裏切る静寂に耐えかねて口を尖らせて文句を言ってくる怜奈。
 その瞬間、そのリアクションを待ってましたとばかりにスイッチをオンにしてやると、
「あんっ♪んんっ…きゃはぁッ♪」
 キュッと腋を締め、口を尖らせた不満顔が一瞬にして蕩けた表情に変わる。
「どうだ?気持ちいいか?」
「う、うん…気持ちいいっ…♪あっ、あっ…んんっ♪」
「撮影中とどっちが気持ちいい?」
「んっ、んんっ…い、今ぁっ…♪」
「本当か?理由は?」
「だ、だって…あ、あなたと二人きりの空間だからぁっ…♪あぁっ、ダ、ダメっ…んぁぁっ♪」
 クネクネと身体を揺すって悶絶する怜奈。
 振動に翻弄されながらも、目が合えばキスをねだって甘え顔。
 まんまと釣られてキスに応じると再びカニ挟みでがっちりロックされ、密着することでローターの振動で片桐の胸板にも伝わる。
「んっ、んぷっ…んんっ…♪」
 キスの最中も感じまくりの怜奈。
 そんな密着状態の中、身体の間にスッと手を差し入れ、ジーンズ越しに怜奈の股ぐらをなぞると、案の定、ほんのり湿り気が…。
「おいおい…お前、ジーンズを貫通するほど濡れてるぞ」
「やぁっ…♪」
「ほら、もっと濡らせよ。ジーンズから滲み出るぐらい濡らしてみろ」
 と股ぐらを擦ってやると、
「あぁっ、んんっ、ダ、ダメぇっ♪んひぃっ♪」
 と、より一層、身体を揺すり始め、敏感乳首への振動責めも相まって、
「あぁっ、イ、イクっ…そんなにしたらイッちゃうってばぁっ…♪」
「構わん。イッてみろ」
「ひ、ひぃっ…あっ、あっ…イ、イクっ…イクぅぅっ♪」
 絶叫とともに腰がグッと浮き上がり、支える美脚がブルブルと震えたかと思うと、その瞬間、じんわりとジーンズの股ぐらにシミが広がり、やがて滲み出たイキ潮の雫がボタボタとシーツに落ちた。
 その痴態を目の当たりにしてニヤけずにはいられない片桐。
「はぁ…はぁ…♪」
 と息を荒くして、少しの間、余韻を噛み締めていた怜奈だが、落ち着いて我に返ると、
「やだ、どうしよう…私服なのに…」
「なーに、気にするな。そんなのは後からどうとでもなる」
 と一蹴し、そのまま、水分を含んで重くなったジーンズ、そしてグショグショのパンティをまとめて剥ぎ取り、怜奈を生まれたままの姿にする。
(ごくっ…)
 何度も見ている、何度も抱いている身体だが、それでも、つい、初見のように息を飲む片桐。
 依然、振動を与えるローターによって、なおも、
「んっ…んんっ…♪」
 と小さく声を上げ続ける怜奈。
 放り出された股の毛も、オスの興奮を駆り立てるにはちょうどいい面積と毛量。
 たまらず、二本の美脚を掴み上げると肩に掛け、細い腰をグッと口元に引き寄せた片桐は、そのまま怜奈の淫汁まみれの股ぐらに躊躇なく顔を埋める。
「んひぃぃっ!?」
 ピチャピチャと舌なめずりの音が立つのに合わせて、ビクビクと震える下半身。
「ほらっ。今、何されてるのか自分の口で言ってみろよ」
「ひ、ひぃっ…オ、オマンコっ…オマンコ舐められてるぅっ♪」
「そうだよ、舐めてキレイにしてやってるんだ。嬉しいだろ?」
「う、うんっ♪あぁっ、き、気持ちいいっ…♪すごく上手ッ…んひゃぁっ…♪」
 すっかり夢心地という表情。
 そして、しなやかな脚をバタバタさせて片桐の背中を打つほどに感じる怜奈に、さらに追い打ち。
「…きゃはぁッ!?ク、クリぃっ♪ひぃっ、す、吸っちゃダメぇっ♪うぁぁっ…♪」
「何がダメなんだ?吸ってくれと言わんばかりに勃起したのがずっと鼻先に当たってたんだ。本当はしてほしいくせに」
「ひ、ひゃあぁっっ…♪」
 否定はしない…なぜなら事実だから。
 そして、そのまま、
「ひ、ひぐっ…!ひぐぅっ…♪」
 と、吸引で包皮まで剥がれたクリトリスを勢いよく吸われ、再び絶頂に上り詰める怜奈だが、無論、これっきりで終わらせない。
 そのまま、二度、三度と連続イキするまで離さないスッポンのようなクリ吸引責めでしっかり狂わせてやる。
「あぁっ、ダ、ダメっ…取れちゃうっ!クリトリス取れちゃうってばぁっ…!」
 と、かつては秀才、インテリと謳われていたのが嘘のような、なんともはしたない絶叫でイキまくる怜奈。
 こうして、いつも通り、クリトリスを小指の爪ぐらいまで肥大させてやったところで、ようやくクンニ終了。
 肩に掛けた脚を離してやると、
「はぁ…はぁ…」
 と息を乱し、そのままベッドの上に大の字でぐったりする怜奈だが、
「ん?終わりか?」
 とコントローラーでローターの振動を強めてやると、
「うぁぁっ♪ひ、ひぃっ…♪あぁっ、す、すごいっ…んんっ♪」
 と、再度、腋を締め、乳首に直撃する振動に悶える。
 そんな怜奈のジタバタのたうち回る姿を眺めながらスッと立ち上がり、ベルトを抜き取ってゆっくりズボンとパンツを下ろす片桐。
 満を持して現れた黒光りする巨根。
 振動に悶えて寝返りをうっていた怜奈も、それに気付くやいなや目の色を変えてムクッと起き上がり
「オ、オチンポ…♪オチンポ見つけた…♪」
 と、しっかりロックオン。
「好きにしていいぞ」
 と声をかければ怜奈は、飢えた肉食獣のごとく、目にも止まらぬ速さで竿を掴み、いきなり先端にむしゃぶりついてきた。
 まずは舌で丁寧に舐めあげ、そして根元まで咥えると、そのまま、
「んぐっ…♪んぐっ…♪」
 と、少しあざとさを残す上目遣いの口奉仕。
 デビュー以来、メキメキと上達しているフェラテクには、いまや片桐も太鼓判を押すほど。
「あぁっ…いいぜ、最高だ…♪お前のフェラ、すこく気持ちいいぜ。たまんねぇよ」
 と口にすると、怜奈も肉棒を頬張ったまま嬉しそうに微笑み、締まりも吸引力もさらに増す。
 時折、
「はふっ…んんっ…はぁ、はぁ…♪」
 と、乳首ローターの刺激で悶える吐息が混じるのもいい。
 そこで、
「おい。そろそろマンコも受け入れる準備をしておけよ」
 と声をかけると、怜奈はフェラを続けながら、空いた手をスッと自身の股ぐらに持っていき、湿った秘肉をクチュクチュと弄り始める。
「んっ、んんっ…はふぅっ♪ふはぁっ…♪」
 フェラ中に漏れる吐息の量が増す。
 よく耳を澄ませば、ジュポ、ジュポ…と響く濁音に紛れて、クチュッ…クチュッ…と股ぐらで奏でる卑猥な水音が聞こえている。
 それをしばらく続けさせた後、
「どうだ?準備は出来たか?」
 と聞くと、怜奈は竿を咥えたまま、うんうんと首を縦に振り、チュポっ…と口を離すと笑みを浮かべて、
「もういつでも…いつでも大丈夫…♪めちゃくちゃ濡れてるから…♪」
「そうか。じゃあ、脚を開いて誘ってくれよ」
 と片桐が言うと、怜奈は、そのままごろんと後ろに倒れ、長い脚を折りたたむようにして画になるM字開脚を披露。
 そして自らの指でビラビラを左右に押し広げ、本気汁というホワイトソースにまみれたトロっトロの成熟アワビを見せつけると、妖艶な表情で、
「…ねぇ、来て…♪」
 と、おねだり。



 その誘いに触発され、ギンギンのイチモツを、その膣口めがけてひと思いに突き挿す片桐。
「ひぎぃぃっ!?き、来たぁっ♪ひ、ひぃぃっ♪」
 いろんな汁が混じった特製潤滑油がその役目を見事に果たし、一気に根元まで挿入成功。
 その瞬間にねっちょりと絡みつく膣肉を振り払うように抜き挿しを始めれば二人して、
「おぉっ、おぉっ…♪」
「んっ、んっ…!あんっ、んんっ♪ヤ、ヤバいぃっ…さ、最高ぉっ♪」
 部屋に響く二人の交尾する声。
 撮影中からムラムラしていた欲を晴らすように、激しいピストンを見舞う片桐と、それを受け止めて大声で鳴く怜奈。
 瞬く間に片桐のイチモツは怜奈の本気汁でコーティングされ、それが膣に潜るたびに空気を含んで泡立って、まるでシェービングクリームでも塗り込んだかのようだ。
 そして、ここでまた、美脚がスルスルと片桐の腰を絡んで締め上げ、怜奈のおねだりカニ挟みが発動。
 片桐はニヤッと笑って、
「何だ、これは?もっとしてほしいってことか?」
「う、うん…!もっと激しくっ…めちゃくちゃにして…♪」
「言われなくてもしてやるつもりさっ!」
「ひ、ひぃぃっ♪す、すごいぃぃっ♪」
 速い上に重く、そして子宮口まで届く深いピストン。
 ひと突き決まるごとにグッと仰け反って身を固くする怜奈は、それを高速で打ち込まると、まるで操り人形のようにカクカクと身を震わせ、やがて、たまらず片桐に下からぶら下がるように抱きついた。



 細長い腕が首に巻きつくのも構わず、怜奈の身体を自身の意のままに突きまくる片桐。
 鳴き声がうるさい口をキスで封じ、ローターの貼りついた胸を鷲掴みにして揉みしだくと、
「んっ、んぐっ…!んぐぅぅっ…♪」
 と、こもった声を上げて、片桐の胸の中でビクビクと激しく痙攣して絶頂へ。
 その瞬間、ぎゅぅぅっ…と締まった膣肉に、一瞬、あっさりと搾り取られそうになったが、ここは何とか腹に力を入れて我慢。
(こんなすぐに終わってたまるか。まだまだ楽しむぜ…!)
 と、力の抜けたカニ挟みをほどき、とろけた顔をして一足先に余韻に浸る怜奈を、
「ほら、起きろ。次は向こうでヤルぞ」
 と叩き起こし、手を引いてベッドから下ろす。
 そしてフラフラの怜奈を引っ張っていった先は、高層階の特権、夜の東京のきらびやかな夜景が一面に広がる一枚窓。
 そこに怜奈を手をついて立たせ、
「ケツを突き出せ。次は後ろから挿れてやるぞ」
「うん…♪来て…♪」
 と、窓に手をつき、従順に尻を突き出す怜奈。
 その小さい尻を掴み、熱い泉の中に再び舞い戻ると、
「あぁんッ♪」
「ほら、前を見てみろ。夜景がキレイだぞ」
 と言うと、怜奈は一瞬だけ夜景に目をやったが、すぐに振り向いて片桐の顔に視線を戻し、
「や、夜景なんて見てらんないっ…!オ、オチンポが気持ちよすぎるからぁっ♪ひぃぃっ♪」
「ほぅ、そうかい。夜景なんかよりセックスの方が好きか。このドスケベめ」
「んひゃぁぁっ…♪」
 背筋を伸ばして仰け反る怜奈。
 手足が長いから画になる。
 首を絞め上げるようにして顔を上げさせ、ここでも身体を繋げながら激しくキス。
「んぷっ、んんっ、んんっ…♪」
「おらっ、支えなんていらねぇだろ。自分で胸でも揉めよ」
「は、はいぃっ…♪」
 窓についた手を胸に移し、無我夢中で揉みまくる怜奈。
 支えを失い、窓に密着する白い裸体。
 そのまま押し潰すように突きまくる片桐。
「ひ、ひぃっ♪ま、またイクっ…イッちゃうぅぅっ♪」
「あぁ、何度でもイッていいぞ。夜はまだまだ長いからなぁ!」
「あぁ、ダ、ダメぇっ…んひゃぁぁっ♪」
 窓におでこをぶつけながらビクビクと身体を震わせる怜奈。
 それでもなお片桐のピストンは止まらず、おのずと緩んだ口から垂れる舌が窓ガラスに触れる。
 窓ガラスを舐めながら…自分で胸を揉みながら…立ちバックで激しく突かれながら、その痴態を夜の東京に見せつける怜奈。
 濃密かつ下品な愛人セックス。
 そのまま、さらに二回、抜かずに連続イキをさせてやったところで、ようやく片桐も、
「あぁっ…で、出るぞっ…出すぞぉぉっ…うぉぉっ…!」
 と呻くような声を上げ、勢いよく引っこ抜くとともに、崩れ落ちた怜奈の顔めがけて大量射精。
 反射的に口を開け、舌を垂らして受け止めるのは快楽に屈して間もない頃から丹念に調教してしつけた成果。
 飛び出した大量の精液は開いた口の中に、そして顎や首筋に飛び散り、飛びすぎたぶんは背後の窓ガラスに付着した。
 練乳のようにとろりと窓ガラスを伝うザーメン。
 それを、まず口の中に入ったぶんをしっかりと味わった怜奈が、すかさず舐めとりに行く。
 ひざまずいて窓ガラスを舐める怜奈の姿は、すっかり性に取り憑かれた娼婦そのもの。
 片桐にだけ見せるこの表情は、彼女の出演する作品内でも見れないプライベートセックス限定の顔。
 そして、そんな怜奈の舐め掃除する姿を尻目に一足先にベッドに戻る片桐。
「それを全部舐めとってキレイにできたらこっちへ来い。次は上に乗らせてやる」
 と声をかければ、それを聞いた怜奈は、ニッコリと微笑み、
「ふぁい…♪す、すぐ行きます…♪」
 と甘えた声を上げた。
 夜はまだ長い。
 この後も二人は体力が続くかぎり何度も交わり、不確かな愛を確かめ合った。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2022/06/15(水) 00:20 )