乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































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<番外編>Member's Private Act ━女捜査官たちの素顔━
久保史緒里の素顔


(※ 「俺」=遥希=遥希の目線でお楽しみください)


 ウーバーイーツで届いた夕食も終わり、お泊まり用として俺の部屋に置いておいた部屋着に着替えて、すっかりリラックスムードの史緒里。
 俺もその横に座り、バラエティ番組を見て仲良く二人で笑う。…が、楽しげな史緒里をよそに、俺としてはどうしても気になる視界の隅のチラリズム。
 史緒里が泊まりに来るたび、いつものことだが、
(む、無防備すぎるんだよな…この部屋着…)
 ネグリジェのようなキャミソールにショートパンツ。
 極めて薄着なその部屋着は、史緒里の真っ白な二の腕、鎖骨、そして、そそる太ももを隠す気がまるでない。
 それでいて、
「アハハ♪なに今の!めっちゃ面白い!」
 と笑うたびに脚をバタバタさせるものだから、瑞々しいもも肉が揺れて、ついテレビよりもそっちをチラチラ見てしまう。
 そして番組はCMへ。
 CM中が、いわば雑談とイチャイチャする時間。
 ふいに肩にもたれてくるだけでも、いい香りがしてドキッとする。
 その昂りを誤魔化すように、
「さ、寒くない…?」
 と聞くと、俺の肩にもたれたまま、
「うん、大丈夫…♪」
 と頷いた史緒里は、スッと顔を上げ、上目遣いで俺の目をじっと見てくる。
 その合図を受け、そっと交わす唇。

 チュッ…♪チュッ…♪

 と、唇だけのキスをしつこいぐらいに繰り返すうちにCMが明けた。…が、止まらない。
 もはや番組の続きなどそっちのけでキスの嵐。
 自然と誘惑するチラリズムですっかり火がついた俺は、史緒里の身体を抱き寄せ、そのままソファーに押し倒す。
「きゃっ…!」
 と小さく声を上げ、
「もぉ…♪」
 と見つめる悩ましげな瞳がOKサイン、開戦の合図だ。
 覆い被さって再びキス、次はディープな方だ。
「んっ…♪んっ…♪」
 ネチョネチョ…と絡み合う舌と、小さく漏らす可愛らしい声。
 俺は史緒里の細い手首を左右まとめて掴み、頭の上に持っていった。
「やぁっ…!なに、なに…?やだ、恥ずかしいよ…」
 キレイな腋が全開になって頬を赤らめる史緒里。
 俺の目線を逸らそうと、
「ねぇ、キス…♪もっと…」
 と訴える史緒里。
 もちろんキスは続けつつ、すっかり油断しているのをいいことに、つい悪戯心が出て、ふいに剥き出しの腋をこしょこしょとくすぐってやると、
「ひぃっ!?な、何やってんのぉ…あっ、ちょ、ちょっとぉ♪」
 と、反射的にすごい力で腕を下ろそうとする。
 それを食い止めて、さらにくすぐりをしてやると、
「あっ、んんっ、ち、違うじゃん…いつもそんなのしないじゃん!ひ、ひぃっ♪」
 と抗議しつつも、なかなか反応は良好。
 俺は、史緒里の耳元に口を近づけ、
「知ってる?くすぐりって、実は感度を高める効果があるんだってさ…せっかくだから本当かどうか確かめてみようよ…♪」
 と囁き、それを試すように、腋、脇腹、そして内ももを次々にくすぐっていく。
 幸い、無防備な部屋着のおかげで脱がす手間がない。
「ひぃぃっ♪ちょ、ちょっとぉ♪やだっ…!あっ、あっ、そ、そこダメだってばぁっ…!」
 内ももが特に好反応と見るや、蜘蛛の脚のように動かす指で、右…左…右…と交互にくすぐる。
「あぁっ、お、落ちるっ!落ちちゃうってば!んひぃぃっ♪」
 ソファーから転げ落ちそうになりながら、のたうち回る史緒里。
 その上ずった声と悶絶する表情を楽しみながら、俺の方もひそかに興奮している。
 そのうち、手が疲れてきて、束ねて掴んでいた両手首は脱出されてしまった。
 手の自由を取り戻した史緒里は、すぐさま、俺の頬を左右から圧迫し、
「もぉ♪この意地悪ッ!」
 と言って、ひときわ濃厚なキスを見舞う。

 ジュル、ジュル…♪

 下から首だけを持ち上げてのバキュームベロちゅ〜。
 史緒里がキス魔なのはよく知っているが、これもまた初めて体験する体勢でのキス。
 いったいあと幾つのバリエーションを隠し持っているのかも気になるところだが、その前に、先述の、くすぐりによって本当に感度が増すのかどうか…を、ここらで検証しておきたい。
 まず胸。
 キスで気を引きながら、スッと膨らみをなぞると、
「んんっ♪んっ、んっ…♪」
 と、絡める舌に吐息が混じり、そして、触れる指先にも何やら違和感…。
 俺は、思わずクスッと笑ってしまい、口を離すと、再び耳元に顔を寄せ、
「ねぇ、史緒里…?何でもう乳首固くなってんの…?」
「━━━」
 かァッと赤くなって目を逸らす史緒里。
 その逃げた目を追いかけ、
「触ってもいい…?いいよね?」
 と聞くと、史緒里は俺の腕の中で恥ずかしそうに頷く。
 キャミソールとブラで二重線になっている肩ヒモをまとめてズラし、白い腕を抜くと現れる史緒里の膨らみ。
 サイズは小ぶりだが、これがまた敏感でよく声の出るポイントである。
 少し汗ばんだその乳房をゆっくり指を立てて揉んだだけで、
「ふぁぁっ…♪あぁぁっ!?」
 と甲高い声を上げて仰け反る始末。
 それを、むにゅっ、むにゅっ…と揉みしだき、それと並行して人差し指でカリカリと引っ掻くように触れてやれば、
「きゃはぁッ♪あぁっ、んんっ、す、すごっ…あぁっ!気持ちいいっ♪」
 と、いつにも増して感度良好。
 ふと、妙に身体が重くなったと思って目をやると、いつの間にか史緒里の美脚で腰をカニ挟みにされていた。
 感じすぎて力が入るのか、しっかり組まれていて外れない。
 どうしたものかと考え、思いついたのは、その固くなった敏感乳首に舌を這わせること。
 レロレロ…レロレロ…と周りをなぞるようにして舐めてやると、
「はひぃっ♪そ、それダメぇっ!んひゃぁっ♪」
 と上半身だけでビクビクと跳ね、ゆっくりと美脚のロックが緩んでいく。
 カニ挟みから難なく脱出した俺は、
「すごいね、史緒里…今日、めちゃくちゃ敏感だよ?」
 と声をかけ、
「やっぱり、くすぐりの効果があったのかな?」
「し、知らないよぉ…んあぁっ!?あぁっ、き、気持ちひぃっ…♪しゅごい…♪」
 と、とうとう呂律が回らない史緒里。
「もしかして…乳首だけでイケるんじゃ…?」
 と呟くと、史緒里は、また、かァッと頬を染めて、
「む、無理だよ…そんなの…!」
「…試してみようか?」
「えっ…ホ、ホントに?やぁっ、あぁっ♪んんっ♪ま、待ってよぉっ!あぁっ♪や、やだっ、吸いすぎっ…んひぃっ♪」
 微乳の先でツンと上向いた突起をしゃぶり、チューチューと吸い上げる俺。
 もう片方も摘まんだり、弾いたり、指の腹で転がしたり…と、あの手この手で刺激を与える。
「んっ、んんっ…!んんっ!あぁっ、す、ふごっ!あぁっ♪」
 音階のように高くなっていく喘ぎ声。
 これは期待大と踏み、時折、歯を立ててやると、その嬌声はますます高くなり、やがて、
「あぁっ、ま、待って!ダメっ!やぁっ♪イ、イクっ!イクかもっ…んあぁぁっ♪」
 伸びをするように仰け反り、ピクピクと腰が浮く。
 初めて見た史緒里の乳首イキ。
 すっかり汗だくで髪を乱し、呼気を荒くする表情はセクシーそのもの。
 そんな史緒里の無造作に開いた股ぐらをスッとなぞると、ショートパンツ越しでも湿っているのが分かった。
「す、すごいね…今日の史緒里、めちゃくちゃエロいよ…」
 と口にすると、史緒里は照れを誤魔化すように髪をくしゃくしゃにして、
「へ、変なこと試すからじゃん…!ねぇ、ホントやだ…超恥ずかしい…」
 と顔を隠す。
「隠さないで」
 と、顔を隠す髪を分け、またキスをして、
「可愛かったよ、史緒里…もちろん、いつも可愛いけど今日は一段と可愛い…大好きだよ…」
「もぉ…♪可愛いって言えばいいと思ってるでしょ…」
 と、膨れっ面をしつつも少し嬉しそうな史緒里。
「じゃ、次、私ね…♪」
 と、身体を起こすと、俺のシャツを捲り上げ、ついばむように唇を押しつける。
「うっ…うぅっ…」
 ぷるぷるした唇が触れるたびに、電気のように刺激が走る。
 その反応を、
「ふふっ…♪」
 と微笑して見上げる史緒里。

 チュパ…♪チュパ…♪

 シャツを持ち上げたまま、首だけで左右交互に吸いついてくるのがエロい。
 それを5往復、10往復と繰り返し、たっぷり唾液で濡らしたところで、次はしなやかな指で擦り上げ。
「おぉっ…」
 広がるヌルヌルに快感を覚える俺に、
「んー?固くなってきたよぉ?ほら、分かる?摘まめるよ、ほらっ…♪」
 と、ニヤニヤしながら問いかけてくる史緒里。
 このパターンは初めて。
 どうやら、くすぐりや乳首責めで意地悪をした仕返しのつもりらしい。…が、結局、根が献身的な性格だからか、キャラにないことはせいぜいサワリだけ。
「じゃあ…舐めるね…♪」
 と、いつも通りの顔に戻ると、ねっとりとした舌遣いで俺の乳輪をなぞり、そして乳首を舌で転がす。
「んっ…んっ…」
 それと同時に俺の股間をまさぐる優しい手つき。
 固くなってるのを確認すると、俺のスウェットをゆっくりと下ろし、まずはパンツの上からシコシコ…。
「ふふっ…大きくなってる…♪」
「あぁ。史緒里がエロい声をたくさん聞かせてくれたから興奮したんだ…あんなハァハァ言ってる声を聞いたら誰だって…」
「…もぉ、バカ…♪」
 と素早く俯いて、次はパンツに指を掛ける史緒里。
 隆起した肉棒が露出すると、まずは指を絡め、しゅこ…しゅこ…とスロー手コキで先端のヌメりを伸ばし、そして身を屈めると、優しく手を添えながら先端を咥えた。
 生温かい口内への侵入と同時に、キュッと締まる唇と、それに合わせて前後に動き始める首。
 ヌポッ、ヌポッ…♪と卑猥な音がリビングに響く。
 心地よい奉仕フェラに、たまらず、
「し、史緒里…もう我慢できないよ…」
 と口にすると、史緒里は口を離して顔を上げ、
「じゃあ、ベッド行こ?」
 と微笑む。…が、俺は、ベッドに移動するまでの少しの間が出来ることすら我慢できなかった。
 腰を上げかけた史緒里を再び押し倒し、放り出された胸を、再度、揉みしだく。
「んっ…♪ちょ、ちょっと!何やってんの…ベッド行こうよ、早く…!あっ、んんっ♪ね、ねぇってば!んあぁっ♪」
 乳首イキを会得したての胸は感度倍増中。
 そこで抵抗力を失わさせて、隙だらけの股ぐらをショートパンツ越しにスリスリ…スリスリ…。
「あっ、んんっ!ね、ねぇ!ベッドまで我慢してよぉ…」
 と言う史緒里を無視してショートパンツ、パンティを剥ぎ取り、ガバッと脚をソファーの上に持ち上げる。
「やぁっ…!」
 思わず手で覆い隠す強制M字開脚。
 その手の平の上に顔を埋め、格子状にガードする指の隙間から舌を潜り込ませる。
「んあぁっ♪やぁっ、あんっ♪」
 まず舌先に触れたのは毛の感触、そしてそこから下に行くと、柔らかな肉の弾力と思わず舌を火傷するような熱さの泉。
「ダ、ダメだよ…ソファー汚れちゃうよ…!」
 と制する史緒里を無視して、舌先をチロチロと動かしているうちに、格子の指は溶け落ちたように離れ、もっと舐めてくれと言わんばかりに白旗同然のノーガード。
 ピチャピチャ…と音を立てながら、とめどなく溢れる女体の蜜を丹念に舐め取ってやる。
「ひ、ひぃっ♪あっ、ダ、ダメっ…!んんっ…はぁぁっ!…はぁ…はぁ…」
 一瞬、高い声を上げた史緒里。
 ゆっくり口を離した俺は、照れ臭そうに目を逸らす史緒里を見上げ、
「もしかして、またイッた…?」
「…う、うん…」
 と、真っ赤な顔をして恥じらいながらも正直に頷いた史緒里のその切なげな眼が誘われ、腰を上げ、イチモツを掴んで濡れた割れ目をグッと押し開く俺。 
「えっ!ちょ、ちょっと…!」
「もうベッドまで我慢できないよ…いいだろ?ここで」
 と、素早くゴムを装着し、股ぐらにピタピタとあてがうと、小さく吐息を漏らした後、その熱意に負けたようにコクリと頷いた史緒里。
 その首の動きを確認して、俺は、あてがったイチモツを史緒里の中にねじ込み、そして押し込んだ。
「んああぁっ…♪」
 耳をつんざくように上がった声。
 自分でもタガが外れたと気付いたのか、すぐに蓋をした史緒里の手を取り上げ、
「何で我慢するの?いいじゃん…可愛い声、いっぱい聞かせて?」
 と囁いてピストンを開始。
「んっ、んんっ♪や、やだっ…隣に聞こえちゃう…かも…!」
「構うものか。文句を言ってきたら逆に邪魔するなって言ってやるよ」
 とキャラにない強気なことを言って一蹴し、史緒里の身体を突き上げる。
「ああっ、は、激しいっ…んんっ♪き、気持ちいいッ…ひゃあぁっ…♪」
 ゴムが溶けてしまうんじゃないかと思うぐらい、史緒里の膣内は熱々。
 そこに休む間もなく杭を打ち込まれ、ソファーの背もたれの傾斜に貼りつくように仰け反る史緒里は、
「ねぇ、キス…!キスして…!お願い、キスぅ…♪」
 と、俺の首に手を回し、こんな時でもキスをねだる。
「んっ…んっ…♪」
 唇が、いや、口の周りまでふやけるようなキスを繰り返しながら、リズミカルに打ち込む杭。
 おもむろに史緒里の脚を腕に抱え、いちにのさんで立ち上がる俺。
「きゃっ…!ま、待って…!やぁっ…!」
 駅弁スタイルで立ち上がり、ゆっさゆっさと揺すると、
「ひ、ひぃっ♪あ、当たる…奥の気持ちいいところに当たるぅっ♪あぁっ♪」
 と、俺の首にしがみついて快感に表情を歪める史緒里。



 そのまま少しヨタヨタしながらも足を進め、寝室へ。
 手が塞がっているので電気を点ける余裕もなく、そのままベッドまで運ぶ。
 間接照明だけで薄暗い中、ゆっくりと下ろすと、史緒里は、
「…もぉ!無理しないでよ!私だって、そんなに軽くないんだからっ…腰を悪くしたらどうすんの…!」
 と、一通り文句を言った後、最後に小さく、
「…バカ…」
 と言って、またキス…そして、
「…来て…♪いっぱい突いて気持ちよくして…?」
 と、耳元での囁き。
 それを受けて、俺は、
「ふんっ…!ふんっ…!」
 と思わず鼻息が荒くなるような渾身のピストンで史緒里を悦ばせる。
「あぁっ…!イ、イクっ!イッちゃうっ…!」
「いいよ、何回でも!」
「んぁぁっ、イクっ、イクっ!ひぃぃっ…♪」
 史緒里があっけなく絶頂に達し、ピクピクと膣肉が痙攣しても止めない腰振り。
 淫らな液体でドロドロの膣内を掻き混ぜるように俺のイチモツが暴れ狂い、普段は理知的な史緒里の顔を、本能を剥き出しにした史緒里の顔へと変えていく。
 夢中の二人は、正常位から騎乗位、バックと目まぐるしく体位を変え、最後はやはり最もキスがしやすい対面座位。



「んっ…んっ…♪」
「んんっ…んん…!」
 唇を重ねたまま、突き上げる腰。
 そのまま、
(あっ…や、やべぇ…で、出る…!)
 と、フィニッシュはゴム中出し。
 それと同時に史緒里も、また絶頂を極め、二人で抱き合ったままベッドに倒れ込む。
 にゅるん…と抜けたイチモツ。
 すかさず史緒里が手を伸ばし、白濁汁の溜まったゴムを外して、間接照明に照らす。
「すごい…こんなに出したんだ…」
 と感嘆とした後、器用な手つきで先端を結んでゴミ箱にポイっ。
 そして、ピクピクと脈打つイチモツに手を添え、枕元のティッシュで丁寧に拭き上げる献身的な後処理を施し、最後は、
「はぁ…はぁ…」
 と、まだ息が乱れる俺の腕を取り、伸ばして腕枕にして、ぐっと肌を寄せてくる史緒里。
 むっちりした白い身体が触れ、思わず抱き寄せる俺
 薄明かりの中で見つめ合い、最後ももちろんキスで締めた二人は、そのまま心地よく眠りについた。


 以上、これが俺のカノジョ…久保史緒里のプライベートアクトだ。


(おわり)

鰹のたたき(塩) ( 2022/02/10(木) 02:03 )