岩本蓮加の天罰 -筆おろしじゃんけん- (※分岐点あり)
「…うぅっ…!」
仰向けで目が覚めた蓮加。…だが、薄目をしっかり見開いても視界は真っ暗のまま。
どうやら、失神している間にアイマスクをつけられてしまったようだ…そして背中に触れるのはサラサラしたシーツの肌触りと心地よい弾力。
(これは…ベッド…?)
先ほどまでの分娩台拘束に比べると体勢はかなり楽になったが、ベッドに移されても、依然、手足は動かせず、どうやら繋がれて大の字にされている模様。
目覚めて早々、まだ一向に自由を取り戻せないことに絶望を覚える蓮加。
無駄だと分かっていながらも、
「くっ…くっ…」
と手足を揺すると、その動きを見て、
「あ…!目が覚めたみたいです…♪」
と周りに伝えるような与田の声が聞こえ、続けて、
「どれどれ…♪」
「少しは休めたかな?ふふっ…♪」
と笑みを交えた声が近づいてきた。
その声色…七瀬と花奈であることは間違いない。
「くっ…うぅっ…」
もがく蓮加の右耳に、
「無駄だよ、蓮加。そう簡単には外れないよう、ガチガチに縛っておいたから…♪」
と耳元で囁く、もはや完全に先輩たちの方に寝返った与田。
そして左耳には、
「目覚めはどう?オチンチンに低周波流されて失神とか、マジ、ウケるんだけど…♪」
と中田の意地悪な声がして、続いて与田が退いた右耳には、
「ほな、さっきの続き、やっていこかぁ…♪」
と、七瀬に関西弁で囁かれる。
なおも手足を揺すりながら、
「な、七瀬さんっ…!お願いしますっ…も、もう許して…!蓮加、二度と変なこと考えたりしないからぁっ…!」
とアイマスクをしたまま声を上げる蓮加だが、そんなことを言うと、すかさず、
「えー?どういう意味?それ…私には何も言うことないワケ?」
ぎゅっ…!
「んあぁッ…!」
やはりまだ取り払われてはいなかった股間の疑似男根。
おそらく花奈だと思われるしなやかな指が一瞬で巻きつき、ぎゅっと握られる。
「あぁっ…んんっ…」
「ほら、私にも何か言うことあるでしょ?ねぇ。七瀬には謝るくせに、私にはごめんなさいしないの?」
「ひ、ひぃぃッ♪あぁっ、し、扱いちゃダメぇっ…!んんっ…♪」
握った拳で、しゅっ、しゅっ…と扱く動作が始まると、依然、感度マシマシの敏感チンポ…あっけなく上ずった声が漏れてしまう。
その可愛がりにクスクス笑みをこぼす七瀬と、その七瀬の背中にスッと隠れて存在感を消す与田。
花奈への横行に関しては彼女も立派な共犯…幸い、今は蓮加一人に矛先が向いているので、このまま嵐が過ぎ去るのを待つような気分でいる。
だから、花奈から唐突に、
「ねぇ、与田ちゃん。乳首が寂しそうだからさ。相手してあげなよ」
と言われると、
「は、はいッ…!」
機嫌を損ねないよう、元気な返事をして素直に従う。
ベッドに上がって身を屈め、ミルクを舐める仔猫のように蓮加の上向く乳房のてっぺんを舌責め。
ぺろっ…♪ぺろぺろっ…♪
「ひ、ひぃぃッ♪」
失神している間もずっと勃起状態で絶えず刺激を欲しがっていた乳首にはむしろご褒美。
「じゃあ、こっちの乳首はナナがいじめたろ…♪」
と七瀬も参戦し、視界の無い中、三人から寄ってたかっての三点責めに遭う蓮加。
当然、耐えられる筈もなく、
「んほぉぉッ♪」
と、はしたない咆哮を上げ、唯一動く腰をヒクヒク浮かせる蓮加に、
「アハハ♪こんなに腰浮かせて…焦らし責めにしてやった時の早くイキたそうにしてるM男そのものじゃん!」
とケタケタ笑う花奈。
彼女とて、元は痴女気質のテクニシャン。
性格はさておき、テクニックだけなら当店ナンバーワンの七瀬にも引けを取らず、しっかりツボを押さえた握力とリズムで扱く男根殺しの必殺手コキを持ってすれば、今の蓮加を軽々と追い詰めるなんて朝飯前。
「あぁっ、ダ、ダメっ…で、出ちゃう!ひぃぃッ♪精子、出るぅぅッ!」
悶え狂う蓮加だが、またしても、あと一歩というところで竿を握った指が離れ、擬似射精目前で寸止め…。
「ふふっ…♪今度こそイカせてもらえると思った?」
と、ニヤニヤしている憎たらしい顔がアイマスク越しでも見えてきそうな意地悪な囁き声。
「くぅッ…!」
と悔しそうに唇を噛んだ蓮加の顎のラインを見て、
「そんな顔しても無駄よ。まだ私には一度も謝ってないでしょ?このまま時効に出来るとでも思ってんの?ねぇ!」
「あぁっ!?ま、待って!ひぃぃッ♪」
少し潮が引くと同時に即再開する折檻手コキによって、わずか数秒でまた発射寸前に戻される蓮加。
もちろん再び発射寸前で止められ、それの繰り返し…。
「ほらほらっ!豪快にザーメン撒き散らす直前の少し力むこの瞬間が一番チンポにとってもどかしい時間…次はここに落とし込んであげるから♪」
と愉悦に浸った笑みを浮かべて扱く花奈。
七瀬は、
(へぇ…♪やるやん…♪)
と感心した目をしているし、一方の与田は立ち回り次第では明日は我が身だと戦々恐々。
「あぁっ、イ、イクっ!出るぅッ…!んっ、くぅぅッ…な、何で…んひぃッ!?ま、待って…そんなすぐにやっちゃ…!あぁっ、で、出ちゃう!出ちゃうぅぅッ…!ちょ、ちょっと…あぁっ、も、もう無理ぃぃッ!そのタイミングで焦らされんのホント無理ぃぃッ!やめてぇぇッ!」
たちまち絶叫しっぱなしに陥った蓮加。
「もう…もういいかげんにしてぇ…!」
と口にした蓮加を、
「はぁ?いいかげんにするのはオメーだよっ!ほら、早く謝れよッ!先輩相手に生意気こいてごめんなさい、調子に乗ったことしてすいませんでした、だろッ!?」
と、次第に口調も荒くなり、これが「報復」であることを色濃く出してくる花奈。
蓮加にとっても、もはや意地だけで耐えれるものではない。
五回、六回と続くうちに、たまらず、
「ひぃぃッ♪ゆ、許してッ!お願い、許してぇぇッ!」
「ダーメっ!それは単純に今イキたいだけでしょ!?そんな場当たりの言い方で許してもらおうなんて虫が良すぎッ!本当は思ってないのがバレバレなんだよ、このクソガキっ!」
「んあぁぁッ!?」
アイマスクの下の目が飛び出るほど見開かれ、改めて自分がしてきたことがいかに恐ろしいことだったかを思い知る蓮加だが、時すでに遅し。
そして、今さら後悔しているのは蓮加だけではない…与田もだ…。
(ヤ、ヤバい…もしこれが私にも飛び火してきたら…)
そんな不安が募っていくにつれ、だんだん疎かになる舌…。
その瞬間、まるでそれを監視していたかのように、
「与田ちゃん、真剣にやってる?何か私にしてた時と違うくない?それとも、まだ蓮加の味方なの?」
そう言われて、ぎょっとする与田。
「ち、違いますっ!私は…」
「でしょ?だったらもっといじめてやりなよ。摘まんで引っ張ったり、噛みついたり、私にする時はもっとノリノリだったでしょ?全部、覚えてんだから…!」
「━━━」
全部、覚えてんだから…その一言でますます青ざめる与田。
花奈の報復の矛先が蓮加に向いたままにしておくためにも、とにかく今は全力で蓮加を責め立て、花奈に媚を売るしかないと腹をくくり、泣く泣く眼前の生意気な豊乳、そしてビンビンの乳首を、
むぎゅっ!むぎゅっ!
ぺろぺろ…♪ぺろぺろ…♪
ジュルジュル…♪ジュルジュル…♪
カリっ…!カリっ…!
「ひぃぃぃッ♪」
ヤケクソとばかりに、鷲掴み、舐め回し、吸引、甘噛みのフルコースを見舞い、完全に蓮加を見捨てた与田。
これにはさすがの七瀬も、
「あーあ…女の友情ってホンマ脆いよなぁ…」
と苦笑い。
なおも続く、射精1秒前のところでの極限焦らし…。
こんなのに耐えられる筈もなく、十回に及ぶ頃には、あっけなく、
「んあぁっ!?か、花奈さんッ!ご、ごめんなさいッ!もうしないッ!もうしないからぁッ!」
「いや、もうしない、って…当たり前でしょ?この期に及んで、なに言ってんの?ねぇ!」
些細な言葉選びが気に食わないという口実でまだやめない花奈。
罰として、造形があまりにリアルすぎる太いカリに指で作った輪っかをはめ、クリクリと捻るのを追加。
「ひぃぃぃッ♪そ、それダメぇぇッ!」
飛び上がるように腰を浮かせ、額が汗まみれの蓮加は即座に訂正し、
「は、反省してます!調子に乗りすぎてましたッ!本当です!本当に反省してますッ!後輩のくせに…後輩のくせに生意気なことしてすいませんでしたッ!本当にごめんなさいぃぃッ!」
断末魔のような絶叫で懺悔を繰り返す蓮加。
それを聞き、ようやく花奈の顔に笑みが戻り、そして、その笑みのまま、
「仕方ないなぁ…♪ほら、イケよ!これだけ焦らされた後の射精、たっぷり味わえよ!ほらぁッ!」
沼へ突き落とすように引導を渡す高速手コキ。
寸止めもなくなり、とうとう、
「んぎゃぁぁッ♪」
どぴゅっ、どぴゅっ…どぴゅぅぅぅっ…♪
取り囲む三人には大きく腰を浮かせた様子と激しい痙攣しか見えないし、当の蓮加も目にアイマスク…誰にも見えなかったこの想像射精は、消防車の放水のごとく、天井にまで届く壮絶なものだった。
「うーわ、ヤっバ…♪腰ビックビク…♪」
「見えへんけど…どこまで飛んだんやろなぁ…♪」
とニタニタ笑い合う花奈と七瀬。
かたや、その間もずっと、自分の保身のために夢中で乳首にしゃぶりついている与田。
そんな裏切り者から浴びせられる刺激にピクピク反応しつつ、口はずっと半開きで、まだ時折、高圧電流を流されたように身体を跳ねさせる蓮加。
「あ…あ…♪」
と、段違いの余韻に浸り、もはや男根の生えたマネキン同然の生玩具を前に、
「さて…じゃあ、花奈も気が済んだようやし、そろそろ仕上げに入ろっか…♪」
と不敵な囁きを浴びせる七瀬。
それを合図に、与田の乳首責めも終わり、そして、何やらスルスルと衣擦れの音が三人ぶん、静かに聞こえ始めた。
ふいに、
ぱさっ…
(…!)
アイマスクの上に掛けられた布…心なしか湿気を帯びたその布は、ちょうど鼻の頭についたところに何やら大きなシミまでついていた…。
それがさらに一枚、そしてもう一枚…計三枚、顔の上に積み重ねて置かれてようやく、それが三人の脱ぎ去ったパンティだと気付く蓮加…。
そして改めて、
「ほな、そろそろ仕上げに移ろか…待ちに待った筆おろしの時間やで、蓮加…♪」
いよいよ始まる童貞喰いの瞬間。
疑似男根とはいえ、新鮮な反応を味わえるのは最初の一回だけ…。
(ごくっ…)
と息を呑む傍ら、耳元で、
「じゃんけん、ほい…♪あいこで、ほい…♪あいこで、ほい…♪」
と、トップバッターを決めるじゃんけんが始まった。
そして、三人で三回もあいこが出る稀少な確率の名勝負を制し、蓮加の童貞を喰らうチャンスを得たのは…?
↓
・グーで勝った者 → 「NEXT」で「決まり手:グー✊」へ
・チョキで勝った者 → 「INDEX」に戻って「決まり手:チョキ✌️」へ
・パーで勝った者 → 「INDEX」に戻って「決まり手:パー🖐️」へ
※惰性で「NEXT」を押すと必然的に「グー」編に進みますので、チョキ、もしくはパーを想像された方は、焦らずに落ち着いて、一度「INDEX」に戻ってくたさい。