乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































小説トップ
<番外編>堕ちた女たちの流刑地 ━捜査官ソープ『N46』泡姫━
与田祐希の密会
 某月某日。
 ソープランド『N46』の今夜の営業が終了し、閉店作業に入るマネージャー。
 オーナーの柴崎へ送付する売上報告を作成している間にも、今夜出勤だった泡姫たちが次々に、
「お疲れ様でしたぁ!」
「お先でーす!」
 と帰っていって、気付けば静かになった店内に残ったのは彼一人だけ。
 オープン当初はやたらと時間がかかっていた事務作業も慣れたもので今では半時間程度で片付くなど、すっかり、いち人気風俗店のマネージャーという役職が板についてきた彼。
 そして、そうやって精神的に余裕が出来てくることで次第に図に乗ってくるのもまた人間の常。
「ふぅ…」
 と帰り支度をしたところで小休止。
 すぐに帰らないのは、この後ここで待ち合わせをしているからだ。
 それから数分して、

 ガチャ…

 事務所のドアが開き、目当ての女が到着。…いや、到着というより、舞い戻ってきたというべきか。
 現れたのは当店の人気泡姫の一人でありながら、その裏で、ひそかに彼と愛人関係を育む女…与田祐希。



 マネージャーは顔を上げ、目をやるなり、
「お前…さっき蓮加と一緒に帰ってたろ?上手く撒いてきたんだろうな?」
「うん、大丈夫…♪」
 とOKサインを出す与田に、
「よし…」
 それを聞いてようやく、安堵とともに笑みを浮かべるマネージャー。
 二人の愛人関係はまだ誰にも知られていないし、教えるつもりもない。
 もしオーナーの耳に入りでもすれば、売り物に手を出したことを咎められるに決まってるからだ。
 もっとも、そのオーナーだって、ひそかにウチの樋口日奈と愛人関係になっているのは薄々感づいている。
 だから内心、
(オーナー特権ってやつですかい?それは通りませんぜ、ボス…)
 と、樋口との関係に見て見ぬフリをするかわりに自分も内緒で愛人を作らせてもらったというワケだ。
 与田も、舞い戻ってきた時点で営業時とは別人の顔をしていて、椅子に腰掛けるマネージャーの膝の上に乗ってくると、うっとりした目で、
「ねぇ…今日のエッチはどこでしてくれるの?」
 と頭をもたれさせて聞いてくる。
「私はここでしてもいいんだけど…♪」
 と、今からどこかへ移動する時間も惜しんで早く始めたいことをそれとなくアピールしてくる与田だが、マネージャーはその手には乗らず、一言、
「今日は…Y公園」
 と返す。
 すると与田は、一転、露骨に嫌そうな顔をして、
「えー、またぁ?」
「何だよ?嫌なのか?」
「だって…あの公園に行くってことは、どうせまた、こないだみたいなことするんでしょ?あれ、恥ずかしいんだもん…」
 と口を尖らす与田だが、マネージャーは笑って、
「フッ…そのわりには、前回、何度もイキまくって気持ちよさそうにしてた気がしたがなぁ…?」
 と冷やかしてやると、途端に与田は顔を真っ赤にして、
「ち、違うよっ!あれは…その…!」
「へへへ…まぁ、いいじゃねぇか。とにかく行くぞ」
 と膝の上の与田をひょいと抱き上げて立たせ、自分も腰を上げるマネージャー。
 事務所に忘れ物がないか確認した後、店内を消灯し、通用口の施錠を確認してセコム。
 これが退店のルーティーンだ。
 そのまま少し歩いて愛車を停めている駐車場へ。
 もし誰かに見られるとしたらこの徒歩の区間が最も危険だということは二人とも自覚しているので、あえて距離を取って歩き、なおかつ与田は帽子を深く被ってマスクもするなど、変装もバッチリ。
(もっとも、見る人が見たら身長でバレちまいそうだがな…)
 と思っているのは本人には内緒。
 車に着いたら素早く乗り込み、とにかくさっさと発進して、このあたりから遠ざかる。
 店の近くでまごまごしていると、いつ何時、誰に見られるか分からないからだ。
 車で少し走ってようやく、
「…よし、もう大丈夫だろ」
 と緊張が解ける二人。
 それを合図に帽子とマスクを取り去る与田は、愛人関係ゆえ、すっかりなぁなぁの口調で、
「ねぇ、聞いて!今日ね、またあのオジサン来たの!アナル舐めオジサン!」
「あぁ、来てたな。…で、どうだった?」
「もう最悪っ!ずっとお尻の穴ばっか舐めてんの。ホント気持ち悪い…」
「あのオヤジ、七瀬もよく指名してるよな。七瀬もかなりマジのトーンで嫌がってたよ」
「もうさぁ…出禁にしてよ、あの人。お尻舐められて喜んでるの、みなみさんぐらいだよ。みんな、実際は嫌がってるんだから…」
 とブーブー文句を言う与田だが、マネージャーの立場からすると、
「お前の気持ちも分からんではないが、あんな悪趣味な変態オヤジでもよく来て金を落としてくれる太客に変わりないからなぁ…」
「じゃあ、せめて私だけでも、今度からあの人が来たら休みって言ってよ。もうヤダ、あの人…」
「分かった、分かった。何か対策を考えるよ。お前にかぎり、だけどな」
 …と、常連客の話で盛り上がりつつ、あらかじめ宣言していた通り、進路はマネージャーお気に入りの隠れ家的スポット、都内某所にあるY公園へ。
 夜中なので道も空いていたし、いざ着いても公園周辺は静かで鬱蒼としている。…当然だ。
 昼間は近隣住民たちの憩いの場として、ランナー、ペット連れ、カップルにファミリーなどで賑わう都市公園だが、この時間になると、まぁ誰もいない。
 いたとしてもホームレスぐらいのものだろう。
 路肩に車を寄せ、
「よし、着いたぞ…♪」
 と早くもニヤニヤしているマネージャーに対し、
「はぁ…着いちゃった…」
 と、明らかにノリ気じゃない与田。
 早速、車から降りる前に、ニタニタ笑いながら後部座席に置いてあるボックスに手を伸ばすマネージャー。
 中に入っているのは彼が愛用する性玩具の数々。
「さーて…今夜はどれにしようかな…♪」
 と、童心に帰ったように笑みを浮かべるマネージャーに対し、
「ねぇ…お願いだから普通のにして…?こないだみたいな“イカついの”は勘弁してよ…」
 とボソボソ呟く与田だが、それを無視して2つほど手に取り、
「コレとコレだったら、どっちがいい?」
「━━━」
 差し出されたのはどちらも遠隔が操作できるバイブ。
 一方は太くてまっすぐタイプ、もう一方は長くて反ったタイプという、ある意味、究極の選択。
 チラチラと見比べた与田は、渋々、
「じゃあ…こっち…」
 と、後者…長くて反ったタイプをチョイス。
 選べるだけまだマシな方。
 前回なんて、極太のイボ付きで、しかもクリ責めアームとアナル責めアームが一体になった、まさしく“イカついの”だったから、それに比べれば…。
「よし、こっちか。じゃあ、早速…♪」
「ん、んぷっ…!」
 頭を包むように抱き寄せられ、サイドブレーキを飛び越えて襲いかかってくる強引なキス。
 悪い気はしないので抵抗はしないが、肝心の気持ちが全く入っていない…。
 マネージャーにすれば、単に与田のマンコを濡らすためだけの前戯。
 理由はもちろん、バイブを挿入するから。
 それでも、
「んっ、んっ…♪」
 与田の方から夢中で絡みつかせる舌…お返しとばかりに服の上からの乱暴な乳房の揉みしだきも加わると、
「んはぁッ♪」
 すっかり彼に毒されている与田は、あっという間に興奮してしまう。
「ハァ…ハァ…♪」
 みるみる息が荒くなってきたところで、スカートを捲られ、パンティを膝まで下ろされる与田。
 街灯の明かりで照らされる自身の逆立つ陰毛に、思わず、
「やぁっ…♪」
 と顔を覆う与田だが、マネージャーは構わず、
「ほらっ、フェラして濡らせよ」
 と急に乱暴な口調になって、与田が選んだバイブを彼女の小さな口に押し込み、しゃぶらせる。
「んごっ、んごっ…♪」
 と、まさに今から自らの割れ目に突き挿さるバイブを丹念に湿らせる与田…。
 忌まわしき過去…元を辿れば女体調教師・鮫島に全身を開発され、性奴隷として仕えていた。
 その当時に植えつけられたM性はいくら時を経てももう消えることはなく、服従する相手を変えて今も卑猥なリクエストに悦んで応える従順なマゾ奴隷…。
 ジュポ、ジュポ…と反ったバイブを夢中でしゃぶる与田。
 マネージャーは、そんな彼女のだらしなく開いた脚の間に手を伸ばし、逆立つ恥毛を掻き分け、湿った割れ目をピースサインのような二本指で左右にヌチャっ…と水音を立てて開くと、そこに、与田の口から抜き取った唾液まみれのバイブを容赦なくグリグリ押し込む。
「んっ、あぁっ…♪」
 思わずシートにもたれて仰け反り、身を固くした与田は、
「あっ、ま、待って…!これ…Gに当たるじゃんッ…あっ、あっ…♪」
 Gとは、つまりGスポット…刀身が長い上に反った特殊な形状によって、先端がそこに触れるのは予想外だったらしいが、マネージャーは笑って、
「はい、ダメー。自分で選んだんだろ?今さら変更は受け付けませんっ♪」
 と、まるで子供のように楽しむ笑顔でシャットアウト。
 マンコに突き挿した状態で再びパンティを戻してやって、遠隔操作のリモコンを手に持って車を降り、
「さぁ、行こうか。真夜中の散歩…♪」
 と、早くも内股の与田と手を繋いで歩き出すマネージャー。
 公園の入り口の車止めを越えたあたりで、早速、リモコンをオンにしてやると、与田のスカートの中から、

 ブィィン、ブィィン…♪

 と、くぐもった音がして、それと同時に、
「あっ、んんっ♪あっ、あっ…ダ、ダメっ…!あ、歩けないよぉッ…!」
 と、立ち止まる与田を無理やり手を引いて歩かせる。
「ひ、ひぃぃッ♪あっ、あっ…♪」
 一歩踏み出すごとに可愛い反応を見せる与田。
 それから10分ほど、園路を散歩のついでにオン、オフを使い分けて楽しんだマネージャー。
「どう?気持ちいい?」
 と聞いてみると、与田は、唇を噛んで声を堪みつつ、ヨタヨタとついてきながら、
「き、気持ちいい…♪バイブがGに当たって…潮出ちゃいそう…♪」
 とマネージャー好みのスケベ回答。
「いいねぇ…♪」
 ご満悦で手を引き、先導するマネージャー。
 こうして真夜中の公園で楽しむ野外調教プレイは次のステップへ。
 それまで街灯が点々と灯る園路を歩いていたマネージャーが、あるところで脇に折れ、雑木林の中を突き進む。
「…よし。このへんでいいだろ」
 と言うと、与田は、
「え…?ち、近いよ…!もうちょっと奥…」
 と、振り返ればまだ街灯の明かりが煌々と見えていることを指摘するも聞き入れてもらえず、
「よし、始めろよ」
 と言って、それまで繋いでいた手を離してやると、与田は、観念したように自らスカートを捲り、その裾を口に咥えると、パンティを盛り上げるバイブの柄を自分の手でグリグリと中へ押し込んだ。
「んあぁぁッ♪」
 スカートの裾を噛みながら、一人で悶絶する与田。
 覗くムチムチの脚をガニ股にして、木々の間で腰をクネクネ揺すって立ちバイブオナニーを披露するドМペット。
 この公園に来る時はきまって毎回やらせているお決まりの調教メニュー…当初は恥ずかしがって硬直してしまい、なかなか捗らなかったが、それもいつからか、こうして板についてきた。
 今では一度始めたらもう手が止まらず、
「ふほッ♪ふほっ♪おぉぉッ…♪」
 と雑木林の中で喘ぎ声をこだまさせて悶える与田。
 チラチラとマネージャーに目線を送るその目は、

(ス、スイッチ…スイッチ入れてぇッ…♪)
 
 とバイブの振動オンをねだっている。
 それが分かった上で、
「スカートを落とすなよ?落としたらスイッチを入れてやらんぞ!」
 と釘を刺してやると、グッと歯を食い縛り、咥えたスカートの裾をより強く噛む与田。
 なおも自らの手でバイブを奥へ奥へと押し込む痴態をまじまじと見つめ、目に焼きつけるマネージャー。
 そして彼なりにタイミングを計り、望み通り振動オンにしてやると、

 ブィィン、ブィィン…♪

「ふほぉぉッ♪おぉっ、おぉっ…♪ひ、ひぐッ♪ひぐぅぅッ♪」
 とスカートを噛みながら絶叫し、真夜中の雑木林の真ん中ではしたなく一人イキ…。
 痙攣と同時にパンティからボタボタ滲み出てガニ股の脚を伝い落ちるイキ潮。
 こんな時間とはいえ、もし散歩やジョギング、もしくは深夜の帰宅で園路を通りがかる人がいたら、おそらく聞こえたであろう絶叫。
 何なら立ち止まって声がした林の中に目を凝らせば、月光に照らされたガニ股の脚ぐらいは見えるかもしれない。…それぐらいの位置で繰り広げられているとんでもなく卑猥な腰振り野外オナニー。
 なおもリモコンでオン、オフを繰り返し、遊んでやると、それに合わせて、
「ふほぉッ…♪ふほぉッ…♪」
 と、悶絶しながら一向に止まらないパンティ越し潮吹き。
 その痴態でたっぷり興奮させてもらったところで、リモコンのスイッチをオフにして、
「よし、行くぞ」
 と再び手を取り、雑木林から園路に戻る。
 フラフラになりながらついてくる与田。
 そして次に彼女を連れ込んだのは園路沿いに建てられた公衆トイレ。
 昔ながらのやや小便くさい男女兼用のトイレで、二人仲良くそこに入るなり、自らズボンとパンツを下ろし、すっかりギンギンになったイチモツを取り出して見せつけるマネージャー。
 それを目の当たりにした与田は、言われるまでもなく、自ら身を屈め、口をつけてしゃぶりつく。



 衝立(ついたて)のように立てられた壁しか仕切りがないトイレから外へ漏れる、ジュポ、ジュポ…♪という濁音。
 もしかしたら…もしかしたら誰か通りかがりで入ってくるかもしれないというスリルで二人ともが興奮を高めるフェラ奉仕タイム。
「そうだ、いいぞ…上手だ…気持ちよくなってきた…♪」
 と感想を口にしてやると、与田は巨根を頬張りながらにんまりと微笑み、吸引力アップ。
 やがて、口だけでは飽き足らず、自らシャツとブラを捲って小柄なわりにポリューミーな巨乳を引っ張り出し、完全な独断でその谷間に挟む。
「おぉうッ…♪」
 もちもちの柔肉に左右から挟み撃ちで包み込まれ、思わず腰が引けるマネージャーを逃がさないよう、しっかり乳圧ホールドし、そして摩擦。

 ズリュッ、ズリュッ…♪

 と繰り出されるパイズリ奉仕の心地よさに、もはやトイレの悪臭も気にならない。
 夢中で励む与田と、それを堪能するマネージャー。
 ここまで来たら、あとはもうハメるだけ…とはいえ、さすがにこんな古びたトイレの中でヤルのは気分が乗らない。…ということでまた移動。
 もはや放り出したイチモツも乳房をしまうこともなく、半裸のまま園路を横切る二人。
 次が最後のステップ。
 歩きながら何度もキスを交わし、身を寄せ合う二人が仲良く足を向けたのは、この公園の中心部に位置する大きな池に突き出た木の桟橋。
 その桟橋の先には、日中、30分500円でカップルなどに貸し出している手漕ぎボートが横一列に係留されていた。



 ただ、いい公園のわりに管理の面がやや杜撰なようで、貸出が終了した夜中はただロープで桟橋に繋いであるだけ…なので、その中の一艇に二人で半裸のまま乗り込むと、係留するロープをほどき、そのまま無断利用で池の中央を目指して出航。
「ふんっ…!ふんっ…!」
 とマネージャーが、運動がてら、いい汗をかきながらオールを漕ぐ最中(さなか)、その足元に小さな身体を丸め、チュポ、チュポと丸出しチンポにしゃぶりつく与田。
 夜の風を浴びて乾いた竿を再び唾液まみれにし、パイズリ奉仕も二周目へ。
 そのお返しとばかりに、ここでも再びリモコンをオンにしてやって、
「んっ、あぁっ♪あっ、あっ…♪」
 とパイズリしながら悶える可愛い喘ぎ声をBGMにしながら懸命にオールを漕ぐマネージャー。
 時折、思わず腰が浮くような快感が走り、それでリズムを乱しながらも、どうにか池の中央へ到達したラブホ代わりのボート。
 漕ぐのをやめ、ポートに仰向けに寝そべると、空にはキレイな星空、そして股間には愛人の性奉仕。
「あぁっ…気持ちいい…たまんねぇぜ…♪」
 と開放的な気分に浸っていると、月明かりの下で何やら物欲しそうにこっちを見てくる与田の顔が見えた。
「何だ?欲しいのか?」
 と分かっていながら聞いてやると、与田は、
「うん…♪もう我慢できない…エッチしたい…♪」
 と言って、返事も聞かずに身体を起こし、自分から上に跨ってきた。
 パンティを下ろし、車を降りた時からずっと挿しっぱなしだったバイブを自分で抜き取る与田。
「どうなってるか触ってみろよ」
 とニヤニヤしながらけしかけると、与田は今しがた抜き取ったバイブに手コキをするように握って、すぐさま、
「ヤバいっ…ベトベト…♪」
「それ、全部、お前の潮とマン汁だからな?」
「やだぁ…♪恥ずかしい…」
 と月明かりの下で頬を赤くする与田に、
「自分で出したスケベ汁なんだから自分で舐めてキレイにしろよ。キレイにできたら挿れてやるぞ」
 と蕩けた割れ目めがけて真下からチンポピンタを見舞ってやると、
「あっ、あっ…♪ほ、欲しいッ…このチンポ欲しいぃッ♪」
 と言って淫汁まみれのバイブを口に放り込む与田。
 ジュルジュルと音を立てながらしゃぶったり、ソフトクリームをねぶるようにねっとりと舐め上げたり…マネージャーにも披露した自慢のフェラテクを駆使してバイブの掃除に励む。
 その間、今か今かと亀頭で割れ目をズリズリなぞりながら、
「どうだ?出来たか?」
「ふぁ、ふぁい…♪出来ました…♪」
 と咥えていたバイブをマネージャーに手渡す与田。
「どれどれ…」
 と刀身を握り、マン汁の次は唾液まみれとはいえ、掃除完了を確認したマネージャー。
「…よし、合格だ!じゃあ、挿れてやるぞ!そらッ!」

 ぐじゅっ…♪

「ふにゃぁぁッ♪き、来たぁぁッ♪」
 深夜の公園…池の真ん中を漂う一艇のボートの上からこだまする悦びの絶叫。
 もはや声を遮るものは何もない。
「あぁッ、んんっ…♪す、すごいッ…!奥に当たるッ…このチンポ大好きッ♪めっちゃ好きなの、このデカチンポぉッ♪」
 と、はしたない淫語を吐き散らし、そこがボートの上だということも忘れて、細い腰を自ら浮かし、沈め、クネクネ揺らす与田。
 そのせいで、転覆寸前という勢いで水面をグラグラ揺れるボート。
 月明かりの下、池の上で濃密な野外交尾を展開する変態カップル。
 やがて、
「んあぁっ、イ、イクぅッ…!イッちゃうぅッ!あぁっ、オマンコ、イクぅぅッ♪ひゃぁぁッ…♪」
 静まり返った深夜の公園にこだまする絶頂への到達を告げた女の咆哮。
 近所から苦情が出かねない時間と声量だが、もはや抑えることは不可能。
 オーガズムに達した与田が身体の上で痙攣している最中にもかかわらず、下から追撃ピストンを見舞うマネージャー。
「あぁっ、き、気持ちいいッ!その突き上げ、気持ちいいぃッ♪んひぃぃッ♪」
 左右に腕を突っ張り、ボートの船体を掴みながら下から来る怒涛の突き上げを受け止める与田。
 ガクガク震えてまたイッた。が、それでもピストンは止まらない。
「んひゃぁぁぁッ♪」
 水面の音とは別の、ぐじゅっ、ぐじゅっ…♪という濁音が辺りに響き、夜空を仰いで果てる与田。
 すると、その瞬間、マネージャーも、
「ぐっ…あぁっ、で、出るッ!出すぞッ!中に出すぞぉッ!がぁぁッ…!」
 と、いきむような声を上げ、それと同時に、与田のお腹の奥に、

 ドピュッ、ドピュッ…♪

 と、たっぷり中出しフィニッシュ。
「あ…あ…」
 その熱さに脳ごと焼かれたようにズルズル崩れ落ち、膣内射精の余韻に浸るマネージャーと折り重なる与田。
 そこはまるで、ボートではなく、ベッドの上のよう…抱き合ったままキスを交わすから尚更だ。
 この後も二人は、狭いボートの上で代わる代わる体勢を入れ替えてセックス三昧…。
 マネージャーも三発は射精したし、与田にいたっては何度イッたか覚えていない。
 それほどまでの濃密なセックスを野外で行い、楽しんで二人。
 周辺住民から苦情が出なかったのが不思議なぐらいだが、もし仮に苦情を聞きつけた警官が来て、注意をされたとしても、もう手遅れ…。
 野外プレイのスリルに取り憑かれた二人は、またすぐに別の公園を見つけては、そこで深夜の青姦を楽しむに違いない…。


(おわり)

■筆者メッセージ
※このいよいよ本格的に冬の寒さになってきたって時に季節外れの内容ですが、作中は夏の熱帯夜ぐらいの設定で思っておいてください。
鰹のたたき(塩) ( 2022/12/23(金) 00:34 )