乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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<番外編>堕ちた女たちの流刑地 ━捜査官ソープ『N46』泡姫━
岩本蓮加の天罰 -絆より快楽-
「あぁっ、イ、イグっ…!またイグぅぅッ♪んほぉぉッ♪」

 ドピュッ、ドピュッ…♪

 叫びすぎて枯れた声での絶叫とともに、出る量、得る快感ともに全く衰えない想像射精は今のでようやく八回目。
 課せられた刑、十回連続射精達成まで残り二回。
 ほんのついさっき、人生初射精を経験してから休む間もなくずっと続くこのヌキ地獄に、蓮加は、射精五回目ぐらいから既にアヘ顔になっていた…。
 寝返った与田が延々としてくるエンドレス手コキ。
 それとは別に、腰がピクピク震えて止まらないのを、
「ほらほら!腰、浮いてんでぇ?なに自分から扱かれに行ってんの?だんだんイク間隔も早くなってきてるし…ホンマ欲しがりさんやなぁ、蓮加は…♪」
「ち、違っ…そ、そんなつもりじゃ…あっ、んんっ…やぁっ…♪」
「違うんやったら、まず、その腰、止めてみぃや…無理やろ?ふふっ♪」
 と、依然、電マ二刀流でアシストしながら笑みを浮かべる七瀬。
 そんな人気ナンバーワンの座に君臨する彼女が、唯一、持ち合わせていないもの…敵視するように蓮加の発育しきった豊乳にグリグリ振動を押し当てては、
「ナナより年下のくせにこんなぷるぷる揺らして…ホンマ腹立つわぁ。もしかして煽ってる?」
「ひ、ひぃっ!ち、違いますっ!そんなつもりは微塵も…あぁっ、ダ、ダメぇぇっ♪」
「ふーん…口ではそう言うけど、蓮加、さっきもウソついてたしなぁ?あんまり信用できひんわぁ…」
 と呟いた七瀬は、なぉも手コキに励む与田に視線を移し、
「祐希。今の話、ホンマ?」
 すると与田は、あっさり、

「ウソです。いつも裏で『あんな貧乳でもナンバーワンになれるんだぁ』とか『胸の小ささがナンバーワンってことでしょ』とか言って笑ってます」

「ほらぁ!またウソついてるやん、蓮加ぁ!ひどい言い草やなぁ…お仕置き追加するわ…♪」
 と意地悪に微笑み、一段と強く、乳首を圧迫するように真上から電マを押し当てる七瀬。
「ひ、ひぃぃッ♪あぁっ、ダ、ダメぇっ…無理っ、無理ぃぃッ…!」
 と天を仰ぐとともに、アヘ顔から一変、キッとした目で与田を睨み、
「マ、マジっ…マジふざけんなよ、与田ぁぁッ…自分だって一緒になって言ってたじゃぁぁん…!」
 と悲痛の抗議も、電マの振動音、そして押し寄せる快楽にかき消され、さらに与田も慌てて亀頭にひねりを加えて黙らせる。
「ひ、ひぃぃっ♪で、出ちゃうッ♪また出ちゃうぅっ♪んひゃぁぁっ♪」

 ドピュッ、ドピュッ…♪



 これで九回目の射精…息絶え絶えの蓮加の小刻みな腰の震えをペニバン伝いに手の内に感じながら、内心、ホッとする与田。
 七瀬の逆鱗に触れたらどうなるかを今まさに目の前で見ている…ここで、もし、普段の陰口が知れたら間違いなく次は自分が同じ目に遭わされるだろう。
 それなら、この際、いっそ蓮加に全てなすりつけて自分だけでも助かろうとするのが人間の本性というもの…。
(蓮加、ごめんね…)
 と心では思いつつ、保身のために同期を売った与田。
 そして七瀬は、
「よし、次がラスト!最後はどんなイキ方するんやろなぁ…♪」
 と微笑み、ラストは胸を責めていた電マ二本も股間に移動させ、根元、そして与田の握り拳から飛び出る亀頭めがけて押し当て、とどめをさしにいく…!
「んぎゃぁぁッ♪な、七瀬さんっ…そ、それダメぇっ!」
 と絶叫する蓮加を一笑に付し、
「そんなん言ってホンマは腰が浮くほど気持ちいいんやろっ!分かってんねんから!ほらほら、早よイキぃや!イクんやろぉ!?」
「あぁっ、イ、イクぅっ♪また出ちゃうぅッ!んはぁぁッ…!」

 ドピュッ、ドピュッ…♪

 さっきの九回目の射精からわずか30秒…。
 ラストにふさわしく分娩台の上でもがき、大きく仰け反って絶頂に達した蓮加。
 その暴れっぷりたるや、これまでの比ではなく、目に見えないのが悔しいぐらい大量に発射したことを思わせる身体の動きに、
「アハハ♪めっちゃ跳ねるやん、蓮加!分娩台、ギシギシいうてんで?壊れるんちゃう?最後そんなに気持ちよかったん?なぁ?」
 と満面の笑みて眺める七瀬。
「蓮加の目では、このへん、ザーメンまみれなんやろなぁ…♪」
 本物の男性器ではまず達成不可能な十回連続射精も、精力無限、なおかつ感度マシマシの疑似男根ならこうして半時間もかからずに達成可能だが、そのぶん出した後の疲労も凄まじく、
「はぁ…はぁ…うぅッ…」
 と虚ろな目で絶えず息を漏らし続けるとともに、ムチムチした太ももの震えも止まらない蓮加。
 そして一番の代償は、男として味わう刺激、および、疑似射精の快感を、立て続けに味わわされたこの十回のオーガズムでしっかり全身に叩き込まれたこと。
 現に、少し落ち着くと途端にさっきまで自身を取り巻いていたあの全身が溶け落ちるような快感が恋しくなってくる悪循環の幕開け。
「んっ、くっ…うぅっ…」
 眉をひそめ、唇を噛んで声を押し殺す蓮加と、そんな蓮加を試すように、あえて分娩台から一歩離れる七瀬。
 スッと与田の肩を抱き、
「ずっと手コキしてたから疲れたやろ?祐希。あっちでちょっと休憩しよか」
 と、連れ出すように離れていくと、たちまち、
「んっ、くっ…うぅっ…んっ、ああっ…♪ひ、ひぃっ…♪」
 みるみる声色が変わり始め、分娩台の上で一人また腰を浮かせ始める蓮加。
 執拗に空気を掴む手…閉じれなくなった口…振り乱す髪と飛び散る大粒の汗…。
 それでもなお、七瀬は遠巻きに静観しているだけでニヤニヤしながら放置。
「あっ、あっ…♪んんっ、や、やぁっ…んあぁっ…♪」
 もうとっくに手を離したにもかかわらず、まだ与田に手コキをされているような反応をし続ける蓮加は、とうとう、
「あぁっ、んっ、くぅッ…♪な、七瀬さん…七瀬さぁんッ!」
 と離れていった七瀬の名を呼ぶ。
「んー?何?どうしたん?」
 ツカツカと再び分娩台に歩み寄るも、しっかり距離を取って手前で立ち止まる七瀬。
 そんな七瀬にウルウルした眼を向け、
「な、七瀬さんっ…む、無理です…なんとか…なんとかしてくださぁい…!」
 腰を持ち上げ、疼く疑似男根を天に突き上げて懇願する蓮加に、
「えー?今、十回もイカせてあげたんやで?十回もイッたらもう充分やろ?」
「やぁっ…た、足りないっ!足りないですぅっ!もっと…もっとぉっ!」
 駄々っ子のように首を振りまくる蓮加。
 七瀬はクスクス笑って、
「んー…どうしよっかなぁ…」
「お、お願いッ…お願いします…ムズムズして…ムズムズして耐えられないからぁっ…!」
「へぇ…そうなんや…♪あれだけ大声で喚いてたくせに、ちょっとやめたらすぐ欲しがるんやなぁ…?」
 と、その欲しがる疑似男根にそっと手を伸ばす…フリをして、
「ちゃんと反省した?」
 と聞くと、蓮加は食い気味に、その場しのぎなのがバレバレな口調で、
「し、しましたッ!もう反省しました!二度と生意気なことは言わないし、変なこと企んだりしないって誓います!誰が何と言おうと七瀬さんがナンバーワンですッ!だ、だから…!」
「ふーん…」
 無論、そう易々と信用しない。
 目先の快楽欲しさだけで口からでまかせを言ってるのが火を見るより明らかだからだ。
「しゃあないなぁ…ナナも鬼じゃないし、少しだけやで…?」
 と思わせぶりに囁き、依然、天を突く蓮加の疑似男根をしなやかな指でゆっくりと包み込み…すぐ離す。
「んあぁっ…♪あぁっ…?み、短いッ…!」
 一瞬で終わった快感に、これ以上ないほど分かりやすいリアクションで戸惑う蓮加に対し、飄々と、
「はい。してあげたで」
「い、いや…短いです…あんな一瞬…」
「なに?何か不満なん?」
「た、足りない…全然、足りないですよぉッ!」
「はぁ?当たり前やん、お仕置きなんやから。足りてどうすんねん」
 と一蹴し、背を向けて離れようとすると、
「あ、ま、待って…な、七瀬さぁんッ!あんなんじゃ無理っ…!もっと…もっとくださいぃッ!じゃないと、蓮加…おかしくなっちゃうからぁッ!」
 と、気が狂ったように喚き散らす蓮加。
 七瀬は、ちょうど目が合った与田に、
「おかしくなっちゃうんやって…もっかいしてあげる?」
「━━━」
 どう答えていいか分からない与田を差し置き、七瀬はUターンして蓮加の傍に戻って、
「そんなにしてほしかったら祐希に直談判でお願いしてみたら?もっかい、さっきみたいにシコシコしてください、って…♪」
「うぅっ…」
 快楽を欲しがるくせに、それには思わず口ごもる蓮加…理由は単純。
 その恥ずかしい懇願を口にした瞬間、これまで仲良く結託していた与田と自分との間にも格差が生まれてしまうからだ。
(よ、与田ちゃんにもひれ伏せってこと…?)
 この股間の疼きを鎮めるために、そこまで落ちなければならないのか。
「ほら、どうすんの?蓮加。祐希なら頼んだらしてくれそうやで?」
 と答えを煽る七瀬に対し、蓮加は遠慮がちに、
「い、いや…な、七瀬さん…蓮加、七瀬さんにしてもらいたいです…」
 と言ってみたが、七瀬は鼻で笑って、
「なに甘えてんの?ナンバーワンのテクニックがそう簡単に味わえると思ってんの?」
「そ、そんなぁっ…」
「ほら、早よ祐希にお願いしぃや。『欲しがりチンポ、気持ちよくしてぇッ!』って。情けない顔しながら言ってみ?」
 下手に出れば出るほどSっ気が増してくるあたりがまさに天性のS。
 少し間を取ろうと黙ることも許さず、

 こちょこちょ…♪

「ひ、ひぃっ!?」
 分娩台拘束で広げられた瑞々しい内ももをくすぐり、淫靡な刺激を送って理性を狂わせる。
「ほら、早よ言ぃや。でないと祐希連れて部屋から出ていくで?」
 と、くすぐりを一旦止めて背を向けるフリをするだけで、
「あっ!ま、待って!行かないでぇッ…」
 と慌てて引き止めるところを見ると、相当揺れていることが窺える。
 再び、内もものくすぐりを再開して、
「だから、それやったら早よ言ぃや。もう言う以外に気持ちよくなれる方法はないんやで?」
「うぅっ…」
 唇を噛む蓮加と、そんな窮地に立たされた同期の姿を見つめる与田。
 今後の二人の関係性にも変化が起きること必至の一大局面…これには与田の方も少し困惑気味だが、かといってこのドS全開モードの七瀬を制してまで助けに入る度胸はない。
 いや、それどころか、
(むしろ…すんなり言ってくれた方が私にとっては好都合かも…)
 蓮加を自分より下に置くことで、これまで一緒になって七瀬の陰口を言ってたことを隠滅できる。…そう考えた途端、与田はあっさりそっちへシフトし、
「どうすんの?蓮加。言うの?言わんの?どうしてもっちゅうんならしちゃってもいいけど?」
 と急に高圧的になり、口調まで九州弁に…。
「な、なにそれぇ…!そ、そんなの…言えるワケないじゃんっ…!」
 と与田にはまだ言い返せる蓮加だが、
「ふーん…やったらそんまま我慢してれば?お願いされるまで絶対しちゃらんけん…♪」
「くっ…ず、ずるいよ。与田ぁ…」
 それしか言い返す言葉がない蓮加。
 突っぱねるという選択肢は既に消えている。
 突っぱねて耐えられる疼きではないからだ。
「ほら、どうすんの?早よ言わな、祐希も気が変わってまうかもしれんで?このチャンス逃したら、もうずっとこのまま…」
「や、やだぁっ!無理ッ!それは無理ぃッ!」
 と髪を振り乱す蓮加。
 そしてもう耐えられないぐらい刺激に飢えてしまった生意気娘は、口にする以外に方法がないと悟るや、とうとう、

「よ、与田ちゃん…お願い…れ、蓮加のオチンチン…さっきみたいに扱いて気持ちよくして…?」

 蓮加といえば…のあの生意気が鳴りを潜め、赤面しながらボソボソとクチにする蓮加。 
 与田も、思わずニヤリとしかけるのを堪えて肩をすくめ、
「はぁ…しょうがなかねぇ…」
 と再びさっきの位置…大股を開いた蓮加の脚の間に戻って疑似男根に指を絡める。
「んあぁっ…♪」
 もはや掴まれただけでも気持ちいい。
「強さは?どれぐらい?こんぐらい?」
 と聞きながら、ゆっくり扱き始める与田に、
「んっ、あぁっ♪な、何でもいいっ…何でもいいから、と、とにかくっ…とにかくシコシコしてぇ…♪」
 と恥も外聞もなくおねだりする蓮加。
 潤滑油に涎を垂らし、徐々に滑らかになっていく与田の手コキ。
 ちょうどいい握力と、小柄なわりにムチムチして妙に肉感的な、なんとも手コキ映えする腕。



 そのぷにぷにした肉を揺らしながら、

 ぐじゅッ、ぐじゅッ、ぐじゅッ♪

 と卑猥な濁音を立て始めると同時に、
「あぁっ、んんっ♪そ、それぇっ!き、気持ちいいぃッ!ヤ、ヤバいぃっ♪」
 待ってましたとばかりに恍惚の表情に変わる蓮加。
 感度マシマシ状態だったとはいえ、既にこの小さな手で十回も射精している蓮加にとって与田の手コキは実家のような安心感すらある。
 自らも腰を浮かせ、与田の拳の中に飛び込んでいると、
「ふふっ…♪自分から腰フリフリしちゃって…すごくエロいよ?蓮加…私より3つも年下のくせにさ…♪」
「やぁっ…!と、歳のことは、今、言わないで…あぁん、んんっ♪」
 恥じらうわりには止まらない腰。
 これまで築いてきた与田との関係性をリセットしてまで愛撫を懇願し、どうにか夢心地を得ることに成功した蓮加。…だが、そんな矢先、ふと聞こえてしまった七瀬と与田の小声のやり取り…。



「祐希。どんどん気持ちよくしてあげていいけど、絶対イカせたらアカンで?なんかこのままイカせてもらえる気でおるみたいやけど、イカせてあげるなんて、ナナ、一言も言ってないんやから…♪このままとことん、おかしくなるまで焦らしたってな…♪」
「…はい…♪」


(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2022/11/22(火) 23:15 )