乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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<番外編>堕ちた女たちの流刑地 ━捜査官ソープ『N46』泡姫━
岩本蓮加の天罰 -開幕-
 日芽香が去った後も、分娩台の上でジタバタもがいては、
「い、嫌っ…外して…外してください、七瀬さぁん…!」
 と青ざめた顔で連呼する蓮加。
 股間に生やされた絶倫チンポ…傍から見ればただペニスバンドを腰に巻いただけだが、日芽香の悪用催眠術によってこの疑似男根に感覚が宿ってしまったことは、これまで中田花奈を散々オモチャにしてきた蓮加が一番よく分かっている。
 一方、まだその催眠術の効果に半信半疑の七瀬は、
「へぇ…なるほどなぁ…こうすることで、女でありながら男の人の感覚が味わえるってことかぁ…♪」
 と興味津々。
 早速、
「どれどれ…♪」
 と、細くてしなやかな無造作に竿をなぞった七瀬。

 スッ…♪

「んあぁッ…♪」
 揺すっていた手足を止め、天を仰いでビクッと跳ねた蓮加の腰。
 その反応を見て、
「え、ウソやん?そんなに?」
 クスッと笑った七瀬の両目に瞬時に宿った好奇心、ドSの笑み…。
 その目になったということは、当然、一回きりでは終わらず、さらに二度、三度と竿をなぞりながら、
「ほら…ほら…♪なぁ、どんな感覚なん?ナナ、分からんからさ。分かるように教えてぇや、蓮加ァ…♪」
「ひ、ひぃぃッ♪ダ、ダメっ…なぞっちゃダメぇぇっ…んあぁっ♪」
 ただでさえ初めての男性体験で、しかも感度マシマシ状態…。
 やがて指先でなぞっているうちにエンジンがかかってきた七瀬。
 とろりと唾液を垂らし、よく馴染ませた指先で亀頭を撫で回し、ついでに下の疑似睾丸もくすぐりにかかるなど、ナンバーワン泡姫のゴッドフィンガーテクが次々に炸裂!



「んあぁっ♪ヤ、ヤバいッ!それヤバいぃッ♪」
 七瀬の指が竿の周囲にまとわりついて蠢くたび、手首を繋ぐ革バンドを弾き飛ばすほどの反応を見せる蓮加。
「一歩間違えばナナがこういう目に遭わされてたってことやもんなぁ…危ないとこやで、ホンマ…」
 と肩をすくめる七瀬に、たまらず、
「んはぁっ♪ご、ごめんなさいッ…ごめんなさいぃッ!ゆ、許してくださぁい…!んひゃぁぁっ♪」
 と平謝りを連呼の蓮加だが、七瀬は無視して、
「それにしてもすごいな、これ…いつもナナを指名してくれるドMのおじさんの早漏チンポより敏感やで。これ…♪」
「ひ、ひぃぃっ♪」
 感度チェックが既にお仕置きの本編というレベル。
 そんな中、ふと急に、
「ほら、祐希もおいでぇや」
 と傍で佇む与田にも声をかけた七瀬。
「え…わ、私…?」



 急に呼びつけられ、戸惑いながらゆっくり七瀬の隣…分娩台拘束された蓮加のはしたなく開いた脚の間に寄ってきた彼女に、

「なぁ、祐希?いつも花奈にどんなことして遊んでたん?ちょっと今、やってみてぇや」

 と囁く七瀬。
 その提案が聞こえただけでもゾッとして、
「ダ、ダメだって、与田ちゃんっ!ホントにダメっ…!さ、触らないでっ…!」
 と制そうとする蓮加。
 ほんのついさっきまで結託していた同期の仲間への愛撫の指示…これには与田もさすがに躊躇するような表情だが、そんな彼女の耳元にスッと口を寄せ、

「ええんやで?したくなかったらしやんでも…でも、そのかわり、ナナの言う通りに出来ひんねやったら祐希だけお咎め無しで許すワケにはいかんわなぁ…?」

(…!)
 その落ち着いたトーンが妙に不気味な関西弁の囁きに、思わずすくみ上がる与田。
 さらに、

「もっかい今から日芽香さん呼び戻してもええんやで?ペニバンも新しいの、すぐ用意できるし…なぁ…?」

 と静かに脅す七瀬に、たまらず、
(ごくっ…)
 と息を呑み、冷や汗が噴き出る与田…。
 断れば、自分も目の前の蓮加と同じ目に遭わされることは明白。
 となれば、もう天秤にかけるまでもなく、
「や、やります…」
 と言って、そっと蓮加の疑似男根に手を伸ばす与田。
「ちょ、ちょっとッ!与田ちゃんッ…んあぁッ♪」
 ゆっくりと指を絡められただけで跳ね上がる蓮加。
「ちゃんと解説付きでやってや?祐希」
 と釘を刺す七瀬に対し、与田は従順に、
「えっと…花奈さんは裏筋が特に敏感だから、こうやってグリグリ捻りながら親指の付け根で裏筋を…」
「んひゃぁぁッ♪」
 どうやら感じるポイントは蓮加も同様らしい。
 与田のたどたどしい解説はさらに続き、
「…で、腰が浮いてきたらこうやって亀頭を集中的に…」



「んっ、はぁっ…♪あっ、あっ…んあぁっ♪ダ、ダメっ…それダメぇぇっ…ひ、ひぃぃっ♪」
 亀頭責めが加わったことで、さらに暴れる蓮加。
 そんな与田の手つきをまじまじと眺め、
「へぇ…なるほどぉ…♪そうやっていつも二人で寄ってたかって花奈のことイジメてたんや?花奈の方がだいぶ先輩やのになぁ…?」
「は、はい…その…はい、そうです…」
 少々トゲのある言い方をする七瀬に対し、バツが悪そうに俯く与田。
 まるで「後輩の分際で先輩をハメて弄ぶとは何事か!」というのを遠回しに言われているようで、針のむしろ。…にもかかわらず、
「どうしたん?祐希…手ぇ止まってるやん。続けてや?」
「は、はいっ!すいませんっ…」
 急にボソッと低い声で言われ、慌てて扱く速度を早める与田。
 そうしたらそうしたで、
「ひ、ひぃぃッ!?よ、与田ちゃんッ…あぁっ、ダ、ダメだってぇッ…ま、待ってッ!んあぁっ♪」
「そのスピード、しばらくキープな」
 と与田に釘を刺し、ゆっくり分娩台の後ろへ回る七瀬。
 何やらゴソゴソとオモチャ箱を漁っていたかと思うと、ふいに蓮加の顔の上に示された電マの二刀流…!
 順にスイッチを入れて震わせると、
「手コキだけやったら物足りんやろ?蓮加。…大丈夫。こっちはナナがやったるから…ほらッ♪」

 ブィィィン…♪

「ひぃぃっ♪」
 いきなり膨らみの頂点に振動部を押し当てられ、思わず仰け反る蓮加。
 言いつけ通り、一定の速度をキープした手コキと相まって、悶絶必至のダブル責めにたまらず、
「ひ、ひぃぃっ♪ダ、ダメっ…ダメです!無理ですっ!ホント無理だってばぁぁッ!」   
 と絶叫する蓮加だが、当然、この程度で許してもらえる筈がない。
 ニヤニヤと電マを押し当てながら、
「ええで、祐希。そのままイカせてあげぇや。何発も出せるらしいし、“最初の一回ぐらいは普通に”イカせたろうや…♪」
 と何やら先行き不安なことを口にする七瀬。
「…はい…」
 歯向かえば自分も地獄…すっかり七瀬の言いなりと化した与田が、言われた通り、竿を扱く手を速めると、
「あぁっ、で、出るっ…!出るぅッ…♪」

 ピュッ、ピュッ…!

 分娩台上の痙攣とともに催眠状態の蓮加だけがその目でハッキリと確認できた白い噴水。
 下腹部にふつふつと沸いていたものが全身の脱力とともに勢いよく外へ飛び出していくような感覚に、
(ヤ、ヤバぁ…♪射精って…気持ちいい…♪)
 と、初めての射精体験、それ自体には快感を覚えた蓮加だが、かといって余韻に浸っているヒマもなく、発射してもなお与田の手コキと全く速度を落とさず、さらに胸にグリグリ押し当てられた電マもそのまま…。
「ひ、ひぃっ!?ま、待ってッ…イッた!今イッたッ!もうイキましたっ!今、イッたからぁぁっ!」
 と絶叫する蓮加に、

「んー?イッたから何?イッたら終わりなんて、ナナ、一言も言ってないで?」

 と無情な一言…。
 そして七瀬は、

「祐希、とりあえず10回ぐらいいっとこか。その間ずっとノンストップやで?分かった?」
「はい…」

 与田をけしかけ、開始早々からとフルスロットルで責め立てる七瀬。
「い、嫌っ!無理っ…!そんなの無理ですぅぅッ!10回なんて…い、嫌ぁぁッ!やめてぇぇっ!」
 と早くも涙混じりに絶叫する蓮加だが、その声は聞いてすらもらえない。
 泣くな、蓮加…地獄のお仕置きはまだ始まったばかりだぞ…。


(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2022/11/12(土) 01:29 )