乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































小説トップ
第四部 第四章・鈴木絢音と伊藤純奈の場合
伊藤純奈サイド―5.四面楚歌 (※分岐あり)
 カチッ…

 という音とともに、忌まわしい振動がようやく止まった。
 その瞬間、ガクッと膝を折り、手を吊る鎖に全体重をかけて、ぶらんぶらんと揺れる純奈。
「はぁ…はぁ…」
 しつこく何度もイカされたせいで息も乱れ、なかなか落ち着かない。
 そんな純奈の膣内、Gスポットを散々いたぶった恐怖のアタッチメント付き電マが、ようやくゆっくりと抜き取られた。

 ヌポッ…!

 と卑猥な音を立てて飛び出した、一見パイナップルのようなイボだらけのアタッチメント。
 そのアタッチメントの先端を指でなぞり、
「フフフ…よくも、まぁ、ここまで濡らしたもんだ」
 と、付着した粘液で糸を引かせて見せるリーダー。
「…く、くそっ…うぅっ…」
 潤んだ眼で睨みつけるも、その視線に、いまや、もう、迫力というものは微塵も感じられなかった。
 それもその筈。
 前回以上となった電マ地獄に耐えきれず、

「もう許してぇぇっ!」
「た、助けてぇぇっ!」
「ひ、ひぐっ!またイクぅっ…!」

 と、何度も絶叫してしまったこと。
 そして、びしょびしょに濡れて光る白い脚と、その足元に大きく広がる潮の水溜まりが、威厳が完全に崩壊したここまでの過程の凄惨さを物語っている。
 そんな純奈の顎を掴み、上に向けるリーダー。
「どうだ?気持ちよかったろ?前回とどっちが気持ちよかったんだ?んん?」
 と、下衆な質問を投げかけ、嘲笑う。
 首を振ってその汚ならしい手を振り払おうとするも、リーダーが少し力を込めれば今の純奈にそれ以上の力は出せない。
 余韻…疲労…敗北感…そして酔い。
 原因は、電マ責めの前に飲まされた媚薬テキーラ。
 含まれた媚薬の効果は言わずもがな、アルコール度数40℃超を誇るテキーラそのものも、純奈の抵抗力を奪うには充分の仕事をしている。
 そして…。
「さて…遊びはここまでだ。そろそろ仕上げといこうか…!」
 と、純奈の目を見て、怪しく笑みを浮かべるリーダー。
 彼の、
「持ってこいっ!」
 という声で運ばれてきたトレーの上のショットグラス4つ…!
 どれも並々と液体が注がれ、色や香りも違う。
(く、くそっ…!)
 どうやら、さらに酒を飲ませ、酔わせたところでいよいよとどめを…という腹づもりのようだ。
「さ〜て…次はどれを飲ませようかねぇ?」
 と楽しそうに選ぶリーダーが手に取ったのは…?

 ↓

「ジン」 → 「NEXT」で「結末@」へ

「ウォッカ」 → 「INDEX」に戻って「結末A」へ

「ブランデー」 → 「INDEX」に戻って「結末B」へ

「ラム酒」 → 「INDEX」に戻って「結末C」へ

(※)
 惰性で「NEXT」を押すと必然的に「ジン」を飲ませた結末@に進みますので、「ウォッカ」「ブランデー」「ラム酒」を飲ませたい方は、焦らずに落ち着いて、一度「INDEX」に戻り、結末A、結末B、結末Cをお確かめの上、お進みください。

 なお、今回の分岐はこれまでと違って、伏線もなければ予告もヒントもありません。
 ただ単に結末が4種類あって、どんな結末が待っているかは進んだ先のお楽しみ…というだけのことですので、もし選んだ結末が気に入らなければまたココに戻って、違うお酒を飲ませてください(←笑)

■筆者メッセージ
※ちょっと構成の都合上、章題、および、絢音編と純奈編の配置を入れ替えましたが内容はそのままですのであしからず。
鰹のたたき(塩) ( 2021/05/06(木) 23:49 )