伊藤純奈サイド―5.四面楚歌 (※分岐あり)
カチッ…
という音とともに、忌まわしい振動がようやく止まった。
その瞬間、ガクッと膝を折り、手を吊る鎖に全体重をかけて、ぶらんぶらんと揺れる純奈。
「はぁ…はぁ…」
しつこく何度もイカされたせいで息も乱れ、なかなか落ち着かない。
そんな純奈の膣内、Gスポットを散々いたぶった恐怖のアタッチメント付き電マが、ようやくゆっくりと抜き取られた。
ヌポッ…!
と卑猥な音を立てて飛び出した、一見パイナップルのようなイボだらけのアタッチメント。
そのアタッチメントの先端を指でなぞり、
「フフフ…よくも、まぁ、ここまで濡らしたもんだ」
と、付着した粘液で糸を引かせて見せるリーダー。
「…く、くそっ…うぅっ…」
潤んだ眼で睨みつけるも、その視線に、いまや、もう、迫力というものは微塵も感じられなかった。
それもその筈。
前回以上となった電マ地獄に耐えきれず、
「もう許してぇぇっ!」
「た、助けてぇぇっ!」
「ひ、ひぐっ!またイクぅっ…!」
と、何度も絶叫してしまったこと。
そして、びしょびしょに濡れて光る白い脚と、その足元に大きく広がる潮の水溜まりが、威厳が完全に崩壊したここまでの過程の凄惨さを物語っている。
そんな純奈の顎を掴み、上に向けるリーダー。
「どうだ?気持ちよかったろ?前回とどっちが気持ちよかったんだ?んん?」
と、下衆な質問を投げかけ、嘲笑う。
首を振ってその汚ならしい手を振り払おうとするも、リーダーが少し力を込めれば今の純奈にそれ以上の力は出せない。
余韻…疲労…敗北感…そして酔い。
原因は、電マ責めの前に飲まされた媚薬テキーラ。
含まれた媚薬の効果は言わずもがな、アルコール度数40℃超を誇るテキーラそのものも、純奈の抵抗力を奪うには充分の仕事をしている。
そして…。
「さて…遊びはここまでだ。そろそろ仕上げといこうか…!」
と、純奈の目を見て、怪しく笑みを浮かべるリーダー。
彼の、
「持ってこいっ!」
という声で運ばれてきたトレーの上のショットグラス4つ…!
どれも並々と液体が注がれ、色や香りも違う。
(く、くそっ…!)
どうやら、さらに酒を飲ませ、酔わせたところでいよいよとどめを…という腹づもりのようだ。
「さ〜て…次はどれを飲ませようかねぇ?」
と楽しそうに選ぶリーダーが手に取ったのは…?
↓
「ジン」 → 「NEXT」で「結末@」へ
「ウォッカ」 → 「INDEX」に戻って「結末A」へ
「ブランデー」 → 「INDEX」に戻って「結末B」へ
「ラム酒」 → 「INDEX」に戻って「結末C」へ
(※)
惰性で「NEXT」を押すと必然的に「ジン」を飲ませた結末@に進みますので、「ウォッカ」「ブランデー」「ラム酒」を飲ませたい方は、焦らずに落ち着いて、一度「INDEX」に戻り、結末A、結末B、結末Cをお確かめの上、お進みください。
なお、今回の分岐はこれまでと違って、伏線もなければ予告もヒントもありません。
ただ単に結末が4種類あって、どんな結末が待っているかは進んだ先のお楽しみ…というだけのことですので、もし選んだ結末が気に入らなければまたココに戻って、違うお酒を飲ませてください(←笑)