乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































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★第三部と第四部の間の短篇集★
田村真佑のその後… (エピローグ@)
「ぐぁぁぁっ…!」

 ドピュッ…ドピュッ…

 破裂寸前だった亀頭から、堰を切ったように飛び出した白濁のミサイルが、真佑のお腹に、脚に、そしてベッドのシーツやカーペットに次々と着弾する。
 そして間髪いれずに、
「イ、イクっ!イクぅっ…♪」
 と声を上げ、わずかに遅れて真佑もM字開脚のまま、ベッドの上で、ビクン、ビクン…と跳ねた。
 放心状態の二人の間からムッと立ち込める雄と牝の匂い。
「はぁ…はぁ…」
 肩で息をしながら余韻に浸る真佑だが、それが落ち着くと、怒ったような目に膨れっ面をして、
「もぉっ!何で先に出しちゃったの?私が先って言ったじゃんっ!」
「ご、ごめん…つい…」
 平謝りの徹也だが、真佑の怒りは収まらず、自身のお腹や脚を見て、
「しかも、こんなに飛び散らせて…私にかけていいなんて言ってないでしょ!?」
「━━━」
「許さないっ!こっち来て!」
 と徹也の手を掴み、組み伏せるようにベッドに寝かせる真佑。
 シーツが乱れるのも構わず、再び、仰向けに寝かせた徹也の上にのしかかると、
「この聞き分けの悪い童貞チンポ!お仕置きよ!」
 と、手を伸ばし、まだ射精したてで脈打つ徹也のイチモツを掴むと、そのまま、

 しゅこッ、しゅこッ…

 と、飛び損ねて竿に残った精液を潤滑油に使って扱き始めた。
「うがぁぁっ…!」
「ほら、ただのシコシコだけじゃないよ?私、こんなのも出来るんだから♪」
 と愛液と精液がミックスされたヌルヌルの指でカリ首を握られ、蛇口を捻るような動作で責められると、ヒリヒリしてゾワゾワしながらも、まだ収まりきってない快楽が一気にぶり返す。
「ま、真佑ちゃん…!待って…!い、一回タイム…!がぁぁっ!?」
「ダメっ!我慢もできないヘタレチンポには、たっぷりお灸据えてやるんだから!」
 と、気付けば難なく手で触れ、そして『チンポ』と躊躇もなく口にする真佑。
 どうやら完全にドSモードに移行したようで、射精直後の敏感なカリを嬲られ、ジタバタ暴れる徹也。
「ひ、ひぃっ!ま、待って!待ってよぉ…!」
「なに?イクのを我慢することも出来ない早漏チンポ、私がイチから鍛え直してあげるって言ってんの!」
「あぁっ、ダ、ダメっ!出るっ!また出ちゃうよぉっ!」
「え?もうっ!?もう出るの!?」
 と驚きつつも、
「いいよっ!ほら、出せっ♪出しちゃえっ♪この変態チンポぉっ♪」
 容赦なく擦り上げる無慈悲な手コキに、たまらず二発目を発射する徹也。
 人生初、自分以外の人の手で射精する実感を味わう余裕もなく、一発目と遜色ない量の白濁汁を撒き散らすも、真佑の手が止まらない。
「ちょ、ちょっと待って…!うわぁぁ…!」
「うふふ♪ねぇ、まだ出るよね?この変態チンポ…♪ねぇ?」
「や、やめてよ、真佑ちゃん…く、くすぐったいよぉ…!ぎゃぁぁっ!」
 怒濤のエンドレス手コキに悶絶する徹也。
 さらに真佑はベッドサイドからゴソゴソと何かを取り出した。

 ブィィィィン…!

 と唸る振動音。
 真佑は、行動とは裏腹にニコッと笑顔で、
「次は、これも追加してあげるね♪私がたまに一人でする時に使ってるヤツ♪」



 手にしたミニ電マをやや皮被りの亀頭に押し当てる。
「うほぉぉっ!?」
「アハハ!なに?今の声!そんなに気持ちいいのぉ?」
「ダ、ダメっ!それダメだってぇっ!うぁぁっ!」
 オナニーでは絶対に味わえない怒濤の鬼責め。
 やがて亀頭から広がる振動のむず痒さが全身を捉えると、そのまま童貞の脳はみるみる溶かされていく。
「あ…あ…あ…」
 茫然と天井を眺める虚ろな眼。
 そんな徹也に構わず、電マを押しつけながら竿を扱く真佑。
「どう?テッちゃん!気持ちいい?ねぇ!気持ちいいのぉっ!?ほーら、一滴残らず搾ってあげるからねぇ♪」
「ひ、ひぃっ!?ひぃぃぃっ!」
 浮き上がる腰。
 地獄の電マ手コキは真佑の宣言通り、徹也の精巣から次々と精液を抜き取っていく。
 そのあまりの発注量に製造が間に合わず、四回目以降はほぼ空撃ちのようにピクッ…と震えるだけ。
 それでもなお、恐怖すら感じる癒しの笑顔で搾精作業を続ける。
「ま、真佑ちゃん!お願い…も、もう許してぇっ!」
 半泣きで絶叫、完全にノックアウト状態の徹也。
 股間の竿も、もはやフニャチンと化し、これ以上、大きくなる気配もないが、その萎んだ竿を摘まんで起こし、
「あーあ…こんなになっちゃって…じゃあ、最後にあと一回イッたら許してあげるよ♪」
「あ、あと…一回…?」
「そう、ラスト一回♪最後はちゃんと『ヘタレチンポでごめんなさい』って言いながらイクんだよ?分かったぁ?ねぇ、ほらぁっ♪」
 と、グリグリ押し当てる猟奇的な一つ上の幼馴染。
 すっかり慣れた手つきで徹也の弱点と見抜いた裏筋を爪で引っ掻きながら直角に立てて固定すると、言いつけ通りに、
「くっ、うぅっ…がぁぁっ!?ヘ、ヘタレチンポで…ご、ごめんなさいぃっ…!ぐあぁぁっ!?」
 と発し、絶叫する徹也。
 その瞬間、かろうじて先端から透明の液体が滲み出た。
 それで打ち止めを示し、精魂尽きたようにペタッ…と折れるイチモツ。
「はぁ…がぁっ…がはぁ…」
 過呼吸寸前の乱れた息を吐き、汗だくで、ぐったりする徹也。
 夜な夜な一人でする時も、こんなになるまでしたことはない。
 だが、それにもかかわらず、真佑は、まだモゾモゾと体勢を入れ換えようとしているが、それもその筈。
 真佑はまだ相互オナニーで一回イッただけ、体力も性欲も有り余っている状態だからだ。
 それに対し、起き上がる力もない徹也。
 その顔に大きな影がかかった。
 目をやると、顔の上に、真佑の大きくて白いお尻が…。
「えいっ♪」
「んぷっ!?」
「ほら、次は私が気持ちよくなる番よ♪」
 と、開いたむっちむちの太ももで徹也の頭を挟む強制顔面騎乗。
 蒸れたパンティを押しつけ、空いた左手で徹也の頭を押さえつけながら、
「んっ、んっ…♪」
 と甘い吐息とともに腰を揺すり、徹也の鼻筋の凹凸から刺激を得る真佑。
 パンティの生地越し、鼻孔に立ち込める発情したメスの匂いと、鼻の下に付着する湿り。
「ねぇ?そろそろ女の人のアソコ、生で見てみたいでしょ?見たいよね?テッちゃん…♪」
 と真佑が聞くと、股関節の下敷きにされた頭が、うん、うん…と二回、頷くように動いた。
「ふふっ、しょうがないなぁ…♪」
 と腰を浮かし、ゆっくりパンティを抜き取る真佑。
 左の足首に残ったぐしょぐしょのパンティが耳元に落ちると同時に、より一層、艶やかな匂いが鼻をつんざく。
「ほら、脱いであげたよ?目の前にあるよ?私のオマンコ♪初めてなんでしょ?生で見るの♪観察でも何でも好きなだけしなよ、ほらぁ♪」
 と微笑みながらもグリグリと腰を押しつけ、顔を上げさせない意地悪な真佑。
「んっ、んっ…!んんっ…!」
 生まれて初めての生の女性器をどうにかして一目見ようと、体力の限界にもかかわらず、必死に頭を起こそうとするところが可愛らしい。
「なに?そんなに見たい?」
 と聞くと、なおも、うん、うん…と頷くので、
「じゃあ、私のオマンコを舐めて気持ちよくして?それが出来たら見せてあげる♪」
 と、顔面騎乗の下からの強制クンニを命じる真佑。
 言われるがまま、躊躇もなく舌を出し、アダルトビデオの見様見真似で舌先の柔らかい肉を舐める徹也。
「んっ…♪そ、そう…!あっ…!き、気持ちいいっ♪」
 と、たどたどしい舌遣いでも快感を得る真佑は、
「ほら、もっとベロベロ、舌を使うの!」
 と、まるで騎手が馬の尻に鞭を打つように、後ろ手に汗で光る胸板を叩いて煽る。

 ピチャピチャ…ピチャピチャ…

「んっ、あぁっ♪はぁっ、んんっ、そう、いいよぉ…♪ひ、ひゃぁっ♪」
 言う通りにして広範囲を舐め回し始めた舌にご満悦の様子。
 そのまま、夢中で舐め回す徹也の舌に、たまらず、
「あぁっ♪イ、イクっ!またイクっ!んんっ…!」
 と、徹也の顔の上でビクビクと震える真佑。
 童貞にやらせるクンニは、一見、粗削りだが、一度イッて敏感になってからだとこれぐらいがちょうどいい。
 すっかり気に入った真佑は、休む間も与えず、
「ほら、なにサボってんの?もっと!もっと舐めてよ!休んじゃダメ!」
 と、さらに続行を命じる。
 言いなりとなって、必死に舌を動かして奉仕をする徹也。
 幼馴染という関係はいつの間にか薄れ、気付けば欲求不満が爆発したS女と童貞のM男というワケありの関係に変化した。
 やがて真佑が、
「あっ、んっ…!んんっ!ヤ、ヤバぁっ…♪またイッちゃう…かも…♪」
 と、次なる絶頂に向けて腰を前後させ、徹也の顔に秘部を擦りつけ始めた。
 その押しつけられた秘肉を一心不乱に舐め、そして鼻先に当たる尖った豆、クリトリスを右へ左へ打ちつける徹也。
「あぁっ!?そ、それダメっ!あぁっ♪き、気持ちいいっ!んひゃぁっ♪」
 と悦びの声を上げ、背筋を反らせる真佑。
 ごわっと生い茂った陰毛が目の下を覆い、腰の前後に合わせて、頬を掠める。
 やがて真佑が、
「んはぁぁっ♪そ、それいいっ!最高ぉっ!あぁっ、イクっ!イッちゃうよぉっ!うぁぁっ、イ、イっクぅぅっ…♪」
 と声高らかに絶頂を極めると、それと同時に徹也の舌先に湧き水のようにイキ潮が溢れ、それがやがて行き場を失って、

 ブシャァァッ!

 と徹也の頬の隙間から噴き出した。
「わぁっ…!」
 と反射的に顔を背ける徹也。
 これにはさすがの真佑も少し恥じらいを見せ、
「はぁ…はぁ…やだぁ…♪気持ちよすぎて出ちゃった…♪」
 と照れる。
 そして、圧迫した太ももを緩め、
「私に潮を噴かせるなんて、童貞のくせになかなかやるじゃん♪気持ちよかったよ?テッちゃん…♪」
 と、ご褒美に、頭を押さえていた左手を後ろに回し、ソフトな手つきで乳首を撫でてやると、
「んんっ!んんっ!」
 と、身体をモジモジ動かす徹也。
 ふと目をやると、一度は萎んだ筈のイチモツも、また固くなり始めている。
 それを見た真佑は妖しげに目を光らせ、
「んん?少しは回復したかなぁ?」
 と舌なめずりをしたかと思うと、再びガシッと太ももで徹也の顔を圧迫し、
「ほら、もう一回、私を気持ちよくして?今みたいに潮を噴かせることが出来たら、テッちゃんのココも、もう一回、気持ちよくしてあげるよ?」
 と後ろ手に竿を掴み、

 シュッ…シュッ…

 と、ゆっくり扱くと、それに呼応したように再び動き出した徹也の舌。
 まるで石炭をくべた蒸気機関車のように、竿を弄ってやればやるほど舌の動きも活発化する。
 少しコツを掴んだような徹也の舌技が、真佑の熱を帯びた秘肉をさらにふやけさせ、そして、溶けるような刺激を与える。
 そして、
「あぁっ!やんっ♪き、気持ちいいっ!あっ、イ、イクっ!テッちゃん、そのまま!そのままずっと続けてぇっ♪やぁっ、イクぅぅっ…♪」
 と仰け反り、再び徹也の口にイキ潮をぶちまけ、気をやる真佑。
 そのあまりの量に溺れかけたように、
「げほっ!げほっ!」
 と顔を離す徹也だが、すぐに真佑の太ももロックが締まる。
「なに勝手に離してんの?離していいなんて言ってないよねぇ?」
「く、くるひぃ…くるひぃよぉ…」
「苦しい?だったら飲めばいいじゃん。ほら、飲みなよ。私の潮♪」
「うぅっ…!うぅっ…!」
 言われるがまま、ピチャピチャと飛び散った潮を舐めさせられる徹也。
 その様子を見た真佑は、すっかり狂気を帯びた眼で、
「アハハ、情けな〜い。そんなんだからイジメられるんだよ、テッちゃん…♪ほら、まだ私は満足してないよぉ?続けて…?」
 と静かに笑った。


 こうして、戦線復帰の前夜、幼馴染という気遣い不要のバター犬を手に入れた真佑。
 もう、前回のような欲求不満という弱点を突かれる心配は不要。
 なぜなら、徹也を呼びつけ、気が済むまで股を舐めさせておけば、それで発散できるのだから…!


(つづく)

■筆者メッセージ
こちらは鬼まゆたん編でした。

スキッツの名作コント「まゆたんは愛されたい」でおなじみの狂気性をイメージしましたが、さすがにここまで性格悪くはなかったですね。
こんな女は捜査官の風上にも置けません(←笑)
鰹のたたき(塩) ( 2021/07/22(木) 03:51 )