乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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★第三部と第四部の間の短篇集★
橋本奈々未のその後… (恥辱編)
「ほら、いつまで休んでるの!?」
 と檄が飛び、同時に、

 パァァン!

 と乾いた音が響く。
 真っ赤に手形がついた美尻。
 四つん這いでよちよち歩きをさせられる奈々未と、その背中に脚を組んで座るセイラ。
 その重みと、膣内に押し込まれたローターの異物感、そして利尿剤によって催す尿意の三重苦に脂汗を滲ませ、奈々未は手足をぷるぷると震わせる。
(ト、トイレ…トイレに…)
 このプレイの前に無理やり飲まされたミネラルウォーターが早くも体内で濾過され、雫となって膀胱に溜まっていく。
 入り口の横にあるトイレに行きたいのは山々だが、なかなか思うように手足が進まない。
 そこに拍車をかけて、セイラの怒声が響く。
「早く歩けって言ってるのっ!」

 パァァン

「んんっ…!」
 お尻の痛みに声を漏らす奈々未だが、なおも足取りは重い。
 するとセイラは、ニヤリと笑って、
「お尻を叩くより、こっちの方が効果的かしら?」
 とローターのスイッチを入れた。

 ブィィィン

「…んひぃっ!?」
(ダ、ダメっ!その振動、今はダメっ…!)
 より大きな声を上げ、ぐらぐらと揺れる奈々未。
「ちょっ、ちょっと…!」
 揺れてバランスを崩したセイラは咄嗟に奈々未の髪を掴むと、ローターを切り、肩をすくめて、
「なんて乗り心地が悪い馬なのかしら。もっとまっすぐになれないの?」
 と煽り、さらに、
「もし私を落としたら、どうなるか分かってる?このまま廊下に放り出すわよ?」
(くっ…!)
 やりたい放題のセイラに、思わず唇を噛み締める奈々未。
 だが、悔しがってるヒマはない。
 とにかく今はトイレ、それが先決だ。
「ほら、早く歩いて!」
 と言われ、仕方なく、ぷるぷる震える手を前に出し、ゆっくりと歩く奈々未。
 屈辱のお馬さんプレイに耐え、一歩、また一歩とトイレへ目指す。…が、しかし。
「どこ行くの?そっちじゃないでしょ?」
 セイラの非情の一言。
「私はテーブルの周りを三周しろって言ったの。まだ一周半でしょ?」
 たまらず奈々未は音を上げ、
「お、お願い…!トイレ…トイレに行かせて…!」
 と許しを請う。
 セイラは分かっていながらクスクスと笑って、
「なに?もしかして、あなた、オシッコがしたいワケ?」
「━━━」
 赤面しながら頷く奈々未。
(お、お願い…!我慢できない…!も、漏れちゃう…!)
 …しかし。
「そんなの知ったこっちゃないわ。さぁ、あと一周半、早く歩きなさいっ!」
「━━━」
「歩けって言ってんの!」

 パァァン

「うぅっ…!くぅっ…!」
 仕方なく、また歩き始める奈々未。
 言われた通り、進路を変え、テーブルの曲線に倣って右へ。
 何とか半周を乗り切り、あと一周。
 だが、その一周が果てしなく遠く、長く感じる。
(む、無理…!我慢できない…!)
 絶望がよぎる奈々未だが、たとえ絶望しようが何だろうが、とにかく止まることを許さないセイラ。
「ねぇ、同じこと何回も言わせないでくれる?」
 と叱られ、お仕置きのスパンキング。…ではなく、次はローターだった。

 ブィィィン、ブィィィン

「ひ、ひぃっ…!」
 虚を突く膀胱にまで響くきわどい刺激に思わず太ももを締める奈々未。
「アハハ!いい気味ねぇ!ほら、早く歩かないと間に合わないわよ!?」
 とセイラは言うが、当の奈々未は、
(ダ、ダメっ…!も、漏れる…!)
 と、たまらず、一度、ぶるっと身体を震わせると、そのまま、股下から、

 ジョロジョロジョロ…

 と聖水を垂れ流す。
 みるみる赤くなる奈々未の顔に対し、セイラは大喜びで、
「アハハ!信じられない!とうとう漏らしたわ!ナンバーワン女王様がオシッコ漏らすなんて傑作よ!どこまではしたない女なの!?あー、やだやだ!」
「うぅっ…!」
 心を抉り、打ち砕く嘲笑に溢れかける涙。
 悔しさに情けなさ、恥ずかしさが入り交じる。
 セイラは、やっと奈々未の背中から降りてくれたが、部屋に備え付けの冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトル、さっきの残りを取り出すと、
「ほら、給水の時間よ?」
 と差し出す。
 ふるふると首を振る奈々未に対し、
「なに嫌がってんの?もっともっとオシッコ漏らすところ見せてもらうんだから、早く口を開けなさいよ」
 と言って顎を掴み、開かせた口に無理やり水を注ぐセイラ。
「んぐっ…んぐっ…」
 流れ込んでくる水を喉を鳴らして飲む奈々未。
 すぐにたぷたぷになったお腹。
「さぁ、続きよ」
 とセイラは、再び、奈々未の白い背中の上に腰を下ろし、
「あと一周、早く歩きなさい!」
 と言った。
 仕方なく歩き出す奈々未。
 果たして、この恥辱の終わりは何処なのか?
 しいていえばセイラが飽きるまで…だろう。
 そして、また、すぐさまに奈々未に襲いかかる尿意。
 過重に堪え、早足にテーブルを周り、あとはまっすぐ行くだけ。
(は、早く…早く…!)
 やっとトイレに着いた。
「はい、ご苦労様。一回、漏らしちゃったけど、二回目は、よく我慢できたわねぇ」
 と皮肉まじりに感心して腰を上げるセイラ。
 奈々未は、すぐに起き上がり、勢いよくトイレの戸を開けた。…が、しかし。
(…!!)
 使おうとした便座の上には、いつのまにか先回りしていた只野がどっかりと陣取り、呑気にケータイを触っていた。
「ん?何だよ?何か用か?」
 わざとらしく問う只野。
 用を足している様子はない。
 ただ、奈々未に使わせないためだけにそこにいる。
 みるみる脂汗が浮き出る奈々未の背後から覗き込んだセイラもクスクスと笑って、
「あらあら、残念。先客がいたみたいねぇ?」
「うぅっ…!」
 奈々未は、切迫した顔で只野の膝にすがりつき、
「お、お願い…!代わって…!」
「あぁ?今、大事なメールを打ってるところなんだ。少し待てよ」
「ま、待てない…!もう漏れそうなの…!お願い…お願いだからぁっ!」
 と懇願する奈々未。
「…ったく、仕方ねぇなぁ」
 只野が肩をすくめて、立ち上がるも、
「そのかわり、立ってしろよ」
「え…?」
「オマンコを開いて立ちションするなら代わってやるよ」
「そ、そんな…!」
「何だ?俺の言うことが聞けないのか?」
 ニヤニヤする只野。
 この男には逆らえない。
 そして迫る尿意。
「うぅっ…」
「おら、どうなんだよ?」
 と問われ、奈々未は蚊の鳴くような声で、
「た、立って…します…」
 と答えるしかなかった。
「よし。それじゃあ、代わってやるよ」
 と、横にずれ、まじまじと奈々未を見つめる只野。
 肩越しに覗き込むセイラも、興味津々で、
「ほら、早くしなさいよ」
 と先を促す。
 赤面しながら脚をがに股に開き、少し腰を前に突き出して自ら割れ目を開く奈々未。
 すると、その開いた割れ目から、勢いよく聖水が便器へ弧を描く。
「ほぉ〜、女のションベンってのは、ここから出るのか」
 只野は、その場にしゃがみこみ、まじまじと観察する。
「やぁっ…み、見ないで!恥ずかしい…!」
 思わず顔を背ける奈々未だが、間髪いれずに耳元でセイラが、
「恥ずかしいのはアンタでしょ?向こうのカーペットの上に漏らしたこと忘れたの?」
「い、言わないでぇっ…!」
「ふふっ、いい気味ね」
 セイラは不敵に笑いながら、後ろ手に隠し持ったローターのリモコンをオンにした。
「んはぁぁっ!?」
 膣内のローターの突然の振動に身体が揺れ、今まで便器の中に上手く収まっていた聖水が蓋や床に飛び散る。
「おいおい、俺にかかるだろうが!」
 慌てて立ち上がる只野。
「ひ、ひぃっ!」
 なおもローターの刺激に腰をガクガク震わせながらも、その間、とめどなく流れ出る聖水。
 ふいにセイラが、
「私が開いてあげるわ」
 と言って、割れ目を開く奈々未の手を押し退け、同じように割れ目を開く。
 もちろん、ぷにぷにした秘肉を指を這わせるのも忘れない。
「んっ、あっ…!」
「ほら、じっとしなさいよ」
「くっ…うぅっ…!」
 因縁の相手に排泄を手伝われる屈辱。
 ようやく勢いが衰え、全て出し終えて我に返ると、その瞬間、身の毛もよだつほどの恥ずかしさが全身を包む。
 人生最大の屈辱。
(も、もう普通の生活には戻れない…)
 絶望し、崩れ落ちそうになる奈々未に対し、セイラは、
「そのまま!そこの壁に張りついて立ちなさい!」
 と命じた。
 そして、その手に持つのは剃刀とシェービングクリーム。
 セイラはニヤリと笑い、
「毛を剃られた女王様…って、いかにも負け犬っぽいでしょ?オシッコも漏らすし、今のアンタには“負け犬”って言葉がぴったりよ」
 と罵って、そのまま、慣れた手つきで奈々未の陰毛をクリームまみれにしていく。
「ね、ねぇ…もう充分でしょ?や、やめて…!」
 と訴える奈々未に聞く耳も貸さず、
「ヘタに動いたら怪我するわよ?」
 と忠告し、クリームをこそぎ取るように剃刀を入れていく。
「ちょびヒゲぐらい残してあげようか?それとも完全にツルツルがいい?」
 わざわざ問いかける意地悪なセイラ。
(も、もう…どっちでも…いい …)
 奪われていく陰毛。
 それに比例して、打ち砕かれて粉々に散らばるプライドまでキレイに掃除されていくような気分。
(も、もういい…あなたの気が済むようにして…)
 最後にタオルでクリームを拭き取られ、幼児のようなツルツルの土手が現れる頃には、もう抵抗する気も失せ、ただ従順に、見えやすいように棒立ちになることしか考えていなかった。
「アハハ、可愛いじゃないの」
 セイラは笑って、
「これでもうアンタは完全に女王様失格。私の奴隷よ?」
「━━━」
「ほら…」
 セイラは、手に掴んだ極太ペニスバンドを奈々未の目の前にかざし、
「これ、何か分かる?」
「━━━」
 顔を赤らめる奈々未。
「さぁ、ベッドに行きましょ?ここに…」
 愛液まみれのローターを引っこ抜き、無毛の割れ目を指先で嬲るセイラ。
「んっ…!はぁっ…!」
「ここに、このぶっといのをぶちこんであげる。調教の仕上げよ。…ねぇ、欲しいでしょ?」
 と問われ、虚ろな目で、
「ほ、欲しい…!」
 と答え、ベッドへといざなわれる奈々未。
 男の只野にとどまらず、とうとう同性のセイラにまで屈してしまった奈々未。
「さぁ、どんな声で鳴いてくれるのかしら?」
 ペニスバンドを自らの股間に装着しながら、妖しく光るセイラの眼。
 仕上げのペニバンセックスが始まろうとしている…!

鰹のたたき(塩) ( 2020/08/05(水) 09:20 )