乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































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第三部 第一章・山下美月、再び…
7.豹変
 十代の少年のクンニに何度もイカされ、完全に堕ちてしまった美月は拘束具を外され、マットの上に放り出された。
 力なくマットの上でバウンドする白い裸体。
 男は、その身体めがけて覆い被さると、美月の唇を乱暴に奪い、乳房を鷲掴みにして揉みしだく。
「んぅぅ…!」
 舌を絡め取られながら悶絶する美月。
 唇から下顎にかけて、たっぷりと唾液まみれにした後、男は、その舌の次の獲物を固く勃つ乳首に定めた。
「あんっ…!」
 吸いつかれた瞬間、美月は甘い声を上げた。
 それを、さらに舌で転がされ、恍惚の表情を浮かべて悶絶する美月。
 もはや抵抗する気はまるでなく、ただただ蕩けた身体で男の愛撫を受け入れている。
 唾液の光沢で光るまで乳首をいたぶった後、男は身体を起こし、素早くベルトを外すと、自身の膨張したイチモツを引っ張り出し、美月の顔の上に跨がって、そのイチモツを美月の口に“挿入”した。
「んごぉぉっ…!」
 苦悶の表情を浮かべる美月だが、男は構わず、そのまま腰を振り、ピストンを開始した。
 喉奥を突かれ、むせてもなお、男は美月の口内を犯し続けた。
 そのうちに、さらに膨張の度合いが増す。
 やがて美月の小さな口いっぱいの大きさとなったイチモツは、取り出され、美月の頬を二度、三度と叩く。
「さぁて…そろそろくれてやるか」
 そう言うと、男は、既に準備万端の美月の花弁を指で、ヌチャッ…と音を立てて開いた。
 そして、その中のピンク色の濡れた秘肉に自身のイチモツを擦りつけ、潤滑油となる愛液を採取し、しっかりと全体にコーティングを施す。
 その際、時折、亀頭を固く尖るクリトリスに押しつけ、刺激を送ることも忘れない。
「んはぁぁっ…!」
 性器同士の擦り合う感触だけで甘い声を上げるほど敏感になっている美月は、待ち遠しそうに自ら脚を開く。
 そして、その股の間へ身体を滑り込ませた男は、躊躇なく、その自慢のイチモツを一気に美月の身体に突き挿した。
「んあぁぁっ!か、固いっ…んんっ!あんっ!」
 とうとう侵入してきた男性器に、抵抗するどころか嬌声を上げる美月。
 男のピストンが始まると、その声は、より一層、大きく、そして激しくなった。
 そんな目の前で行われる生のセックスを食い入るように凝視する少年たち。
「んんっ!あっ、ダメっ…イ、イクっ…!んんっ!あんっ、んっ…!」
 感度が高まっている美月は、そのまま男の射精を待たずに、あっけなく、先に絶頂を迎えた。
 何度目のオーガズムか分からない。
 先ほどから失神してもおかしくないペースで絶頂に達している美月だが、媚薬の効果はおそろしく、疲れなど二の次にして、ますます性欲に火をつける。
「んんっ…ねぇ、もっと…もっとぉ!」
 正常位の状態で、男の腰が一時停止しているにもかかわらず、自ら腰を持ち上げて押し付け、ピストンの再開を促す美月。
「そんなに欲しいのか?」
「ほ、欲しいぃぃ…!」
「じゃあ、次はお前が上になれ」
 男がそのまま後ろに仰向けに倒れると、その反動で、美月の身体が持ち上がり、自然に騎乗位へと移行する。
「…んんっ!あんっ!あ、当たる…奥に当たる!き、気持ちいい!気持ちいいっ…んあぁっ!」
 まるでレゲエのダンスのような激しい動きで自ら腰を振っては悶える美月。
「へへへ。日頃からセックス好きじゃなけりゃ、こんな動きは出来んぞ。お前、そんなにセックスが好きなのか?」
「す、好きぃ…!んんっ!セックス大好きぃ!あんっ!あっ、んっ、んはぁぁっ!」
 我を忘れ、プライドも捨て、男の恥ずかしい質問にも無意識に本音で答えてしまう美月。
 細い腰がぐねぐねと動き、跨がって小刻みにバウンドする男殺しのグラインドで快楽を貪る。
「あんっ、やぁっ、んっ…イ、イキそうっ!んんっ!あっ、あんっ!イ、イっクぅぅっ!んはぁぁっ…!」
 騎乗位で、自らを押し上げての絶頂。
 エビ反りで痙攣した後、後ろに手をつくも自らの身体を支えきれず、そのままバタンと後方へ仰向けに倒れた。
 その反動で、ジュポッ…と音を立てて美月の膣内から抜け出たイチモツには、摩擦によって泡立ち、メレンゲのようになった淫汁が付着している。
「よし、次はバックだ。四つん這いになれ」
 と男に命じられ、言いなりになって手をつき、その美尻を突き出す美月。
 そして、再び侵入してきたイチモツを、美月は身体を仰け反らせて迎えた。
「んはぁぁっ!す、すごいぃぃっ…!んんっ!あんっ、あんっ!」
 激しく打ちつけられる腰。
 そんな中、髪を振り乱しながら、ふと顔を上げた時、美月の目に入ったもの━。
 それは、二人のセックスを唖然と見つめる少年たちの膨らみだった。
 赤ら顔で興奮する三人の少年たちの股間のテントは、どれも、ズボンを突き破る勢いだ。
(す、すごい…!)
 犯されながらも思わず見とれる美月。
 バックからの激しいピストンでイカされてもなお、視線はそこに釘付けだった。
 そんな美月の目線に気付き、笑みを浮かべる男。
「何だ?一本だけじゃ物足りないか?よし、分かった!」
 男は少年たちに手招きをし、美月の前に並ばせると、美月の尻を叩いて、
「お前のエロさのせいで、コイツらはもう我慢の限界だ。ちゃんと責任を取ってやれよ」
 と言った。
 その言葉に背中を押され、むくっと起き上がるなり、少年のズボンのベルトを鷲掴みにして乱暴に引っ張り抜く美月。
 顔が強張る少年をよそに、美月はズボンとパンツをまとめて一気に下ろすと、中から飛び出した若い男根に躊躇なく手を伸ばした。
「うぅっ…!」
 初めて女性の手で触れられたその少年は、思わず声を上げる。
 触れただけで、美月の指先は少年のカウパー液まみれになった。
 目の前で行われる生のセックスを鑑賞しただけで思春期の少年の興奮は既にK点越えだったらしい。
 美月は、四つん這いのまま少年の顔を見上げ、若い反応を見ながら、そのモノをゆっくりと扱いた。
 恥ずかしそうに頬を赤らめながら、だんだん息が荒くなるその少年。
 その反応に美月は思わず、
(うぶな反応…可愛い…!)
 と感じ、その瞬間、頭の中で別のスイッチが入った。
 美月は、少年の手を引き、
「寝転んで…」
 と言って仰向けにさせると、その身体を艶かしく隣に擦り寄せ、少年の唇を奪った。
 そして、いやらしい大人のキスでリードしながら、下では巧みな手捌きで少年の男根を責める。
「うぅ…うぅっ…!」
 呻き声を上げる少年の弄ぶように、手の動きを早めたり、遅くしたり、そして時には過敏な先端を手の平で覆ったりして刺激を与える美月。
 先ほどまで男に犯される雌犬の顔をしていたのに、気付けばいつのまにか小悪魔な笑みを浮かべて少年を責める側になっていた。
 そして、そんな年下のお姉さんのベロちゅう手コキは、未経験の少年には刺激が強すぎたのかもしれない。
「で、出ちゃいます…うぅっ!」
 という言葉とともに、カウパー液と混じって水っぽくなった若い精液が暴発し、勢いよく噴射した。
 出しきった後、ぐったりとする少年。
 美月は、そんな少年の目の前に顔を近づけると、
「…ふふっ、もうイッちゃったの?」
 と、意地悪に笑った。
 そして顔を上げると、友達が痴女に襲われ、手コキで抜かれる様を見て興奮が爆発した残りの二人も、もじもじしながら美月を見ている。
 二人とも既にズボンにまでカウパー液の染みを作っている。
 美月は、その二人を自分の両脇へ誘い、立たせると、舌なめずりをして、
「ふふっ、次はどっちにしようかなぁ〜?」
 と、微笑した。
 そして、二人を見上げ、見比べながら、
「ねぇねぇ。どうしてほしい?」
 と聞くと、二人の少年は口を揃えて、
「触ってください…お願いしますっ!」
「お姉さんがエロすぎて…僕、もう我慢できないですっ…!」
 と、懇願した。


 一時間後。
 その部屋の中に残ったのは、性行為の後のこもった熱気と鼻をつく栗の花のニオイ。
 そして、いたるところに飛び散った若い精液の飛沫と、その生産者の少年たち三人の疲れきって横たわる身体。
 三人とも、取り憑かれたように、
「も、もう出ないです…」
「た、助けて…」
 と、うわ言を繰り返している。
 そして、その真ん中には、まだ一人、M字開脚で股間に指を添え、自慰行為に没頭する媚薬狂いの女捜査官。
 三人の童貞を次々と喰い漁り、手コキにフェラ、パイズリ…その果ては自ら跨がり、無理やり挿入して筆下ろしまでした小悪魔痴女は、少年たちの精巣がカラになるまで搾り取ってもまだ満足しないようだ。
 底無しの欲求を満たそうと、激しく自らを責める指。
「んっ、あっ、あんっ…イ、イク…またイクっ…!」
 いつのまには男は消え、部屋には美月の甘い声だけが虚しく響いていた。


(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2020/02/20(木) 13:40 )