第3章
第7話
周平と日奈子が付き合い始めてから数日が経っていき、クラスの皆も変わりのない毎日を過ごしていた........
















〜昼休み〜







周平「ふぁ〜」
涼太「毎回毎回アクビがうるせぇんだよ」
周平「眠いんだからしょうがねぇだろ?さぁて!購買行こうぜ涼太!」
涼太「そんなに購買行ってたら栄養バランスが悪くなるぞ?」
周平「気にするな!風邪はひいてないから!」
涼太「そういうことじゃなくてだな....」










そんな会話をしていると教室の隅から何やら声が...










絵梨花「大丈夫だから!日奈子ちゃん勇気を出して!」
日奈子「うん....」
七瀬「大丈夫やって。周平君は絶対喜ぶ!」
日奈子「........うぅ........分かったよ........」













と何やら女子3人がコソコソとしており....









涼太「何してんだあいつら?」
周平「さぁ?」










すると、日奈子はチョコチョコっと周平の前に小走りで行き、体の後ろに手で隠していた物を周平の前に出す










日奈子「はい!」
周平「ん?これは....弁当か?」
日奈子「うん........いつも購買じゃ体に悪いし....どうかな?」









日奈子は、弁当はいつも自分で作っているのだが、今日は張り切っていつもより少し早く起きて周平の分の弁当も作ったのだ













涼太「おいおい周平君!愛妻弁当もらうなんて聞いてないぞ?」




とからかう涼太










周平「うるせぇ涼太!....って本当に俺のために?」
日奈子「そうだよ....いる?」
周平「サンキュー日奈子!じゃあ遠慮なく!」
日奈子「まずかったら残していいよ?」
周平「大丈夫だろ!日奈子なら!」














その二人の姿を見て、涼太を含めクラスの大多数からヤジが飛ぶ









涼太「そこ熱いねぇ〜!」

「周平うらやましいぞ!」
「良かったな周平!これで少し黙るようになるな!」




周平「なるかボケ!」








「日奈子ちゃんからもらえるなんて斎藤君は幸せ者ね!」
「フュ〜フュ〜!」










とヤジられながらも笑う周平











周平「じゃあ涼太!購買行くのは中止!飯食うぞ〜」











と自分の席に戻る周平と涼太
そこに、絵梨花と七瀬と日奈子も加わり5人で昼食をとる











周平「いっただきます!」
日奈子「まずかったら本当に食べなくていいからね?」
周平「どんだけ自信がねぇんだよ!」
日奈子「だって........」
周平「まぁとりあえず食ってからだな!」












と言い、周平は日奈子が作った弁当を食べ始める










日奈子「どう?」
周平「日奈子!おめぇ料理上手いんだな!美味しいわぁ〜」
日奈子「良かった....」










と周平に認められて安堵する日奈子












絵梨花「いやぁ〜青春ですなぁ〜」
涼太「なにがだよ!って言いたい所だが....これは認めざるをえんな」
七瀬「何なら涼太君....ななの弁当食べる?」
涼太「いやいやそれは....」
七瀬「ななの弁当マズイもんな....」
涼太「そんな事ありません。ありがたく頂戴します」
七瀬「♪〜」











と七瀬からナゼかアーンをしてもらいながらもらう涼太
涼太も戸惑いながらも食べていた






















周平「よし!完食!日奈子ありがとな!」
日奈子「どういたしまして!良かったよまずくなくて........」
周平「毎日作って欲しいぐらいだわ!ハハハッ!」
日奈子「え?」
周平「冗談だよ!そんなにさせたら日奈子が倒れちまうし」
日奈子「全然いいよ?周平の為なら....」






と日奈子が周平に上目遣いで見る







周平「お....おう」
日奈子「毎日作ってきてほしい?」
周平「えっと....本当に良いのか?」
日奈子「周平が良いなら!」











とやり取りを見ていた残りの3人は....






涼太「あそこだけ後ろにお花畑が見えるぞ........」
絵梨花「うん....私にも見える....」
七瀬「すごいなぁ…」









と感心する3人





そして、学校が終わってからの放課後も....















周平「日奈子!行くぞ!」
日奈子「うん!」












と付き合ってからは毎日部活に一緒に向かう周平と日奈子























航「おい周平!って........イチャイチャタイムだったか....」
周平「へ?」
日奈子「航さん!」
航「わりぃわりぃ!んで、涼太いるか?」
周平「涼太ならあそこに」





と掃除中の涼太の方向に指を指す周平













航「せんきゅ!」
周平「うっす!」
航「イチャイチャしすぎて練習怠るなよ?」
周平「大丈夫ですから!からかわないでください!」






と周平は恥ずかしさのあまり強く言う。
日奈子も恥ずかしさで周平の前で縮こまっている











周平「行くか日奈子」
日奈子「........うん」





と部活に向かった二人

対して航は涼太に用があり........




















航「よぉ涼太!」
涼太「あっ...航さんですか。どうしました?」
航「実はさ........」










とあるお願いをしに来た航

さて、航のお願いは!?



■筆者メッセージ
まぁまぁ良いペースで進んでるのですかね?(笑)












リクエストの方では橋本奈々未さんと斎藤ちはるさんが人気になっていますね!





さて、過去編ですが次の第4章にて入りたいと思っております!
各章は10話ごとでまとめているので、この第3章の10話を書き終えた時点で判断したいと思います!








それと、どうでもいいコメントをするのはやめていただきたいと思っております。お願いですから、邪魔はしないで頂きたいと思います







ではまたよろしくお願いです!
受験生 ( 2015/11/19(木) 21:51 )