そして、先程周平の妹の飛鳥に捕まり...















涼太「お化け屋敷か？」
飛鳥「うん！結構意外と怖いって評判なんだよ！」
涼太「へぇ〜」
飛鳥「何？怖いの？」
涼太「いや、俺は大丈夫なんだが...」
絵梨花「この絵の人が出てきて....うわぁ...」






お化け屋敷の看板だけでナゼか怯えだしている絵梨花









涼太「絵梨があんな感じだからな」
飛鳥「大丈夫だって...絵梨花ちゃんに良い所見せるチャンスじゃん？」
涼太「な！？そんなことあるわけ！....」
飛鳥「はいはい、そういうのは良いから！行ってきなさい！」









と飛鳥に半ば強制的に入場させられそうになる涼太















「あれ土橋先輩じゃない？」
「うわぁ！カッコいいなぁ」







涼太「............」



とやはりモテる涼太















「あれ土橋先輩か？」
「白石さんに好かれてるだけでもズルいのに...」
「斎藤さんまでも虜にするなんて...」












涼太「そんなつもりないんだけどなぁ...」



とヒソヒソ声が聞こえ否定する涼太









飛鳥「あれ？涼太の後ろに居るのは？」
涼太「ん？」







とヒソヒソ声も聞こえずどんどん話を進める飛鳥

さっきから涼太の後ろにずっとくっついている人が誰なのか気になっていた飛鳥















涼太「あぁ〜、こいつは西野って言うんだ」
飛鳥「初めまして！斎藤飛鳥です！」
七瀬「........こんにちは」










と威勢の良い飛鳥に少々気が引けている七瀬











涼太「西野？こいつは大丈夫だから、てか、周平の妹」
七瀬「え？斎藤君の妹？」
飛鳥「この人が七瀬さん？お兄ちゃんから聞いたけど、すごく可愛いい！」
七瀬「いや....そんな....」

絵梨花「いこう涼太！」









と突然入り込んできた絵梨花








涼太「うおっ！？」
絵梨花「ほぉ〜ら！なぁちゃんも行くぞぉ！！」
七瀬「う...うん...」









と入っていく3人










涼太「教室ってこんな広かったっけ？」







飛鳥のクラスはお化け屋敷で様々な仕掛けをしていたため、狭い道になっていて、広く感じさせていたのだ











絵梨花「うぉ....うぉ...おぉ！」






ビビりながらも涼太の背中に顔をくっつけ、腰をかがめながら進む絵梨花








涼太「さっきから何を言ってんだ絵梨、それと腰を強く持ちすぎ」
絵梨花「だって怖いんだもん！」






と言いながら勇敢に進む絵梨花




















涼太「なぁ？西野も....」
七瀬「............っ」
涼太「あ...西野もダメなやつか」










七瀬は何も言わないが、涼太の腕にピッタシくっついており、その絡めてる腕に力を込めていたため....











涼太「あのさ西野？ちょっと痛いかな？」
七瀬「....ええから....進め....」
涼太「は、はい」










と怖さのあまり命令口調になっている七瀬
















































































「うわぁ！！！！！」






















涼太「おぉ」
絵梨花「ギャー！！！」
七瀬 「ガシッ！」











絵梨花は奇声をあげ、七瀬は涼太に絡めている腕の力をより一層強める










七瀬「あかん....なな怖い....」



と言い涼太の腕にしがみつき、七瀬は涼太に上目遣いをして泣きそう顔を見せる









涼太「西野...女の武器を使うな」
七瀬「そんなんちゃうもん....大丈夫やもん...」




と言いながらも涙目で訴えてくる七瀬

















そして、お化け屋敷を抜け....





















涼太「ったく！二人ともしがみつきだし、痛いわ！」
絵梨花「ごめんごめん！」
七瀬「すいません...」











素直に謝る絵梨花と七瀬













そして、文化祭も終焉を向かえていったのだが....