第1章
第6話
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涼太「はぁ........」

夜ご飯を食べていた涼太だが........




周平「おい!それ俺の肉だぞ!」
飛鳥「ん〜!私が先にとったんだから!」
絵梨花「ちょっと!私の分は!?」
涼太母「はいはい!すぐ補充するから!」





いつも以上の賑やかさに驚き呆れる涼太




周平「おい!涼太!そんな落ち込む顔すんなよ!楽しくてダメな事はないだろ?」
涼太「いや、まぁそうだけど....」
飛鳥「帰って欲しいの?」
涼太「うん、帰れ」
飛鳥「や〜だよ〜」





そんな感じでみんな喋りながらも夜ご飯は進んでいく


涼太もそこまで気は悪くなく、少しずつだが、笑顔も出てくる涼太







絵梨花「ところでさ?」




涼太が一人で部屋の方に戻ると、追いかけてきた絵梨花に話しかけられた涼太



涼太「どうした?」
絵梨花「何で今日はあんなに遅かったの?」
涼太「いや、だから説明したじゃん」
絵梨花「なぁちゃんと話してたとしても、長すぎない?」




涼太の雰囲気から何となく違和感を感じた絵梨花






涼太「やっぱり....絵梨は分かるか」
絵梨花「当たり前でしょ!何年いると思ってんの!」





そう言うと二人はベッドに座る



涼太「実はさ、西野に告白されてよ....」
絵梨花「そっか....」



絵梨花もいつかはすると思っていたし、ある程度は分かっていた


絵梨花「で?返事は?」
涼太「してない....って言うか今答えは出せないって答えた。」
絵梨花「何で?」
涼太「西野も普通に良い奴だしさ、別にOKしても良かったんだ。けど........」
絵梨花「けど?」





ここで、絵梨花の事も気になるとは言えない涼太



涼太「こんな大事な事をすぐに決められないって思ってさ!あ〜!本当に俺は臆病だよな!」
絵梨花「........ううん?そんなことないよ?涼太は優しい」
涼太「何で?」
絵梨花「人を傷付けないように、特になぁちゃんみたいなタイプの人にはしょうがないよ」




やはり、分かってるなと思う涼太


涼太「まぁさ!決まったら絵梨にまた報告するわ!」
絵梨花「うん!」




そう言うと涼太はリビングに戻る





絵梨花「OKするのかな........」




不安になる絵梨花。気になっている涼太への想いに蓋をする絵梨花だった................














涼太「あれ!?飯は?」
飛鳥「ん?終わったよ」
涼太「はぁ?」
周平「いや〜ご馳走さん!」
涼太母「もう飯はつくらないわよ〜」
涼太「そんな〜....」




夜中にひたすらお腹が鳴る涼太だった....




涼太「くそ〜!!!」

■筆者メッセージ
毎日嬉しい感想くれる人ありがとうございます!




かまって欲しい人は社会に向けてやってくださーい



ではまたよろしくお願いです!
受験生 ( 2015/10/31(土) 23:11 )