あなた。 - 冒険
01
あれから僕は毎週のように優子さんの家に通っていた。あの後彼女の家に行き、彼女に僕の決意を伝えた。どんなことがあっても僕はあなたと知り合った以上関わり続けたいと。それから彼女の家に通うようになったのだ。最初はまたかと言った顔で僕を出迎えていたのだが不思議と断られることもなく、今となっては来るのを待っていたかのように出迎えてくれた。ただひとつ、毎回必ず僕を見たとき始めていうのは「後悔しても知らないからね?」という一言だった。

彼女のもとに通うようになって、特に何かが変わったとか言う訳ではない。だが僕には新しい楽しみができた、知らないことだらけの彼女のことをどんどん知っていく。それだけで充分だった。彼女の家に行くのは毎週木曜日と決めていた、その日は部活もなく彼女の聞いたところ彼女も来ても良い日にちだと言っていたからだ。

■筆者メッセージ
そういえばメッセージが来てましたね、例え批判的でもコメントくれるだけ嬉しいです。
愛生 ( 2014/07/08(火) 06:33 )