2nd
01
「最近どう?」
真那が俺のもとに来て聞いてくる。
「去年までより今年は明るいよね」
「高3デビュー、ってか高3事故」
そう言うと真那は笑い出した。
「今年は予想外に話をしてるよ。」
「うん、見てて嬉しい!」
最近真那と話してないためか、すごく懐かしく感じる。
「それよりさ、GWって暇?」
「逆に予定があれば奇跡。」
「じゃぁ暮らすの友達でも誘って遊びに行こうよ!」
「えっ…」
頭の片隅にもないことだった。休日にでかけるなど高校生活でわずかにしかない、しかも友達ととなると片手で数えれるくらいだ。
「断る理由はないよね?」
「いや、用事がないのと断る理由がないのではだいぶかわってくるだろ…」
「いいから!!」
すごい威圧感だ、
「とにかく、行くから!!」
「…はい。」
「暇っていう人誘うから、私に任せておいて!」
全てが決まった瞬間だった。

■筆者メッセージ
毎日の更新は僕には無理ですね(笑)
愛生 ( 2014/03/02(日) 23:25 )