2nd
08
風呂から上がっても女子たちはまだ出てくる様子はなかった。
「なぁ、さっきのことだけどさ…」
「どうした?」
「別にお前のせいじゃないぜ、助けたいって思うのは誰だって同じだ。もし未来が見えちゃったら俺だって同じように助けに行ったと思う、当然だろ?だからもう責めんな。」
どこか心が和らいだ。
少し静けさに心を巡らせていると女子たちが上がってきた。
「ごめんね、待った?」
「いや、ちょうど今来たところ」
そう真那に言い、銭湯を後にした。

■筆者メッセージ
更新が遅くてすいません。
毎日更新されている他の作者さんにはほんと頭が上がりませんね(笑)
愛生 ( 2014/03/13(木) 11:24 )