01
翌朝
俺「おはよう。」
皆「おはよう!」
珠理奈「お兄ちゃん、今日から奈和ちゃんと和晃がうちに住むことになったから!」
俺「嘘だろ!なんでだよ。」
奈和「簡単じゃん、うちの中で彼女とやましい事をしないように見張るためよ。」
和晃「まぁこれからよろしくな。」
俺「なんで勝手に話が進んでるんだよ。玲奈姉はいいのかよ。」
玲奈「いいじゃん、私も健太が彼女とうちの中でやましい事をして欲しくないし。」
俺「絶対俺は認めないぞ!」
和晃「健太も諦めが悪いな。もうお前のご両親には承諾を得てるんだよ。」
俺「なんだと!普通は俺に先に言えよな!」
奈和「健太に言っちゃうと絶対反対っていうに決まってるって珠理奈ちゃんが。」
俺「当たり前だ。家でも学校でも責められたんじゃたまらないからな。」
珠理奈「それはお兄ちゃんが一緒に帰ってくれないからでしょ!」
和晃「そうだぞ、もう諦めろ。お前には勝ち目はねーよ。」
俺「わかったよ。勝手にしろ!その代わり家のことはやれよ。」
奈和「そんなことはわかってるよ!」
俺「ならもう学校に行くわ。」
和晃「おい、早くないか?そっか、彼女に早く会いたいのか。」
俺「うるせぇ!じゃあな。」
……………………………
学校についてからしばらく1人でぼーっとしていると
阿弥「おはよう!健太!」
おう、おはよう。」
阿弥「あれ?暗くない?」
俺「そんなことないよ。朝から色々あってな。それより土曜日が楽しみだな。」
阿弥「本当だよね!私も楽しみ!そうだ土曜日、うちに泊まらない?
俺「いいのか!てことは夕飯を阿弥が作ってくれるのかな?
阿弥「もっとろん!任せといて!」
なんと、初デートで泊まることになってしまった。このデートでは俺たちはどこまで進んでしまうのだろうか。期待をしてしまう自分がいた。