04
そして始業式…
和晃「なんで校長の話はこんなにも長いんだよ。」
俺「知るか!とりあえず黙ってろ。」
かれこれ30分以上校長の話を俺たちは聞かされ立たされたままだった。
校長の話が終わるとそれぞれのクラスへと戻った。
小嶋「今日はこれだけだから帰っていいよ!部活の人は頑張ってね!じゃあさようなら。」
阿弥「松井くん!一緒に帰ろ?」
(なんだ!この目は!一瞬ドキッとしてしまったではないか!)
俺「おう、いいよ。帰ろう。」
阿弥「やったー!行こ行こ!」
和晃「おい健太、部活はどうするんだよ。」
俺「わり、俺パス!先輩には適当に言っといてよ。ばいばーい!」
和晃「まてよ!全くしゃーねーな。」
…………
阿弥「ねぇ松井くん?手をつながない?」
俺「ええぇ〜あ、あぁいいけど。(まさか、いきなり手を繋ぐことになろうとは!しかもこれはいわゆる恋人繋ぎ//)」
阿弥「ねぇ、あそこの公園よらない?(ふふふふふ〜あそこの公園で早速告っちゃお。そして自分のものにしてしまえ。今の彼なら簡単に堕ちる。周りには絶対私の恋を邪魔させない)」
俺「う、うん。いいよ。」
阿弥(ふふふ、よし準備は整った。)
………その頃学校では
珠理奈「あれ?お兄ちゃんがいない! どこ行ったのかな?」
和晃「おう、珠理奈ちゃん。健太ならとっくに帰ったよ。部活をサボってな。」
珠理奈「えーちょっとなんでよー。部活サボって帰っちゃったの?私を誘ってくれてもいいのに。」
と珠理奈が愚痴をこぼしていた。
和晃「なら俺の部活が終わったら奈和と3人で帰ろうか?」
珠理奈「うん。そうする。家に帰ったらお兄ちゃんに甘えまくってやるー!」
和晃「ははは〜健太も大変だなー。じゃ後でな。」
珠理奈「はーい。」
………ところ変わり