一作目 - 一話目
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02
下を擦る手は
秘部の曲線を味わうように繰り返し同じ動きを続ける
(嫌!)



突如、手が消えると
太ももに外気が当り始める
スカートが巻くられているのだ
スカートの裾がゆっくりと捲られると
黒い布に覆われた三角地帯が何者かの目に晒される
(は、恥ずかしい、もう嫌)
スカートの裾はウエストの所にねじ込まれ、まるでテントの入り口のように開放される
前後共に下着を晒されると
一度離れた手がまた布越しに秘部を擦る
「んんっ!」
隔てる布が一枚減っただけで七瀬の身体に与えられる刺激が一気に増す
(はぁはぁ、だめぇ)
厳つい手は執拗に七瀬の秘部を擦り続ける
「はぁっ!」
七瀬の身体は徐々に熱を帯び始めた時
布の上で上下していた手が突然下着を通り越して七瀬の腹部まで上がったかと思うとゆっくりと下着の中へと潜り込んで行く
「いやっ!!やめて!!」
七瀬の願いも虚しく
手は割れ目で止まると中指を差し込んでくる
ゆっくりと肉壁を押し除けるように中へと侵入していく

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気分屋46 ( 2020/05/11(月) 23:34 )