高校一年の春
部活?
学校が終わると無駄に広い校舎を移動して10分程歩くとスタジアムが見えてきた。
中に入ると新入生と思われる人がざっと50人程いた。

彩「皆上手いんかな?」
正和「興味ない、相手より上手ければいいだけの話」
朝暉「俺落ちるな」(笑)
正和「大丈夫だって、この為に毎日5時間練習したんだから」
朝暉「おう!」

するとキャメロンが入ってきた。

キャメロン「取り敢えず正和と朝暉はトップチームの練習でそれ以外は体力テストね。
マネージャーは先輩マネージャーに教えて貰いながらやって。
このチームは実力主義です。
上手い人はすぐに使えるから頑張って」

ざわつくのもしょうがない。
正和と朝暉はテストを受けずに実力者と捉えられた。
正和と朝暉の事を知らない奴等はいい思いをしてないようだ。
ただシュートを見た瞬間凍りついた。
とんでもない早いシュートを打つ正和にボールに対する嗅覚が優れていてジャストタイミングで裏に飛び出しシュートを決める朝暉。
FKで神様コースに決める正和、CKをボレーで合わせる朝暉。誰がどう見ても天才と天才にしか見えなかった。
U-17時代に天才と呼ばれていた財前○之の様なドリブルを出来る正和に50m5秒6で走る朝暉のドリブル。
周りから見ると柔の正和と剛の朝暉と言える。
その後正和と朝暉を除く新入部員は走り込みやトレーニングといった基礎トレーニングを中心としたメニューをこなす。
正和達は一対一のボールの奪い合いを先輩達とするが二人ともボールを奪われなかった。
そして正和と朝暉でする事に。
正和は技を変幻自在に扱い抜きに行くが抜いても追いつき抜いても追いつきの繰り返しでしつこいディフェンスをしてくるが緩急を使った攻撃には体力を使ったのか息切れしてきたので猛スピードで抜き去った。

正和「かったぞ!」
朝暉「勝てない」
正和「スタミナ付いてきたな」
朝暉「まぁね」
キャメロン「集合!」

先生の一声で練習していたメンバーがどんどん集まってきた。

キャメロン「次の高校総体から正和と朝暉を入れる。
見てわかるように彼らの実力は俺らのチームより群を抜いてる。
全国レベルのエースが二人いる事はチームが勝つために必要だ。
悔しいなら実力で取り返せるように今まで以上に努力して頑張りなさい。
正和が10、朝暉が11を背負うからな」

高校総体は来月から始まる。
それまでに戦うだけのフィジカル、精神面等を鍛えないといけない。先輩達もユニフォーム着れないからそれ以上の活躍をする
そう堅固する正和と朝暉だった。

■筆者メッセージ
今回はかなり短くしました。

自己紹介させてもらいますVBPです。
VBPとはバレーボールプレイヤーの事でバレーボールしてます。全国大会にも出たことがあります。高校1年のクソガキながら高校総体と天皇杯の予選も出ました。多分実力はあります。いろいろ書いていければと思っていますのでアドバイス等をよろしくお願いします
VBP ( 2016/08/11(木) 10:47 )