第1章 中学編
9話
〜始業式の朝〜
岸「ふぁ〜あ」
大島「ダラシないから手で覆いなさいよ」
岸「あぁ、なんだ優子か」
大島「なんだとは何よ!」
岸「いや、別に?」
大島「ふーん、そう言えば昨日先生とばったりスーパーで会ったんだ〜」
岸「へー」
大島「なんか、転入生が来るんだって!」
岸「へー」
大島「少しは興味持ちなさいよ!」
岸「あぁ、わりぃ聞いてなかった」

始業式が終わり新しいクラスになった
先生「みんな席につけ、転入生を紹介する」
ザワザワ
大島「ほらね」
岸「あー、朝言ってた」
先生「入ってくれ」
久野「久野 蓮真です今日からよろしくお願いします!」
岸「お前何してんだよ!?」
久野「あ、岸くんじゃん!良かった〜君と同じクラスで」
岸「いや、転入生ってお前かよ」
久野「うん、そうだよ!」
先生「なんだ、お前ら知り合いか、なら久野は岸の隣の席で良いな」
久野「はい」
岸「お前どういう事だよ」
久野「びっくりした?」
岸「当たり前だ!」
久野「震災にあってから色々あってね、母親の実家が東京だから来たんだ!」
岸「偶然転入してきたのが俺らの学校だったって事か」
久野「いや、偶然ではないよ、東京の学校行くならどうせなら岸くんと同じ学校が良くてね」
岸「あー、そういう事か、野球はするんだろ?」
久野「うん、もちろん同じチームだよ!」
岸「そうか、それは心強いな!」
大島「魁星、久野くんって夏の決勝の人?」
岸「あぁ、俺からツーベース打った奴だ」
久野「どうも」
大島「私は大島 優子、魁星とは幼馴染なんだ!よろしくね!」
久野「うん、よろしく!」
岸「今日練習あるけど来るか?」
久野「あぁ、監督にはもう連絡してあるからいつでも来いって言われてるよ」
岸「はえーなおいw」
久野「早く岸くんと野球したくてね」
岸「よし、今日は早めに行ってキャッチボールしようぜ!」
〜放課後〜
岸「早めに来すぎたな」
久野「まぁまぁwキャッチボールしようよ」
キャッチボールをしていたら夢の世代を始めとしたチームメイトが来たので久野を紹介し今日から仲間と言う事も伝えた
久野「福島シニアからきた久野です、よろしくお願いします!」
一ノ瀬「やぁ久野くん、キャプテンの一ノ瀬だ、よろしく」
川端「夢の世代が揃っちまったな!」
五十嵐「ホントに敵なしじゃね?」
草薙「確かにな、でも久野のポジションは捕手だ一ノ瀬と丸かぶりじゃないか?」
一ノ瀬「レギュラー争いができる事は良い事だ、久野くんは捕手以外にはどこができる?」
久野「まぁ、リトルの頃はピッチャーやったりファーストやったりサードやったりレフトやったりまぁ、セカンド、ショート以外は基本できるよ」
一ノ瀬「そうか、まぁポジションを決めるのは俺じゃなく監督だからな」
岸「そろそろ練習しようぜ」



■筆者メッセージ
たくさんのコメントありがとうございます!
コメントはできるだけ返信していこうと思うのでよろしくです!
中学編はそんなに長く作らないようにするつもりです!
高校編を早く書きたくてうずうずしてますw
もうすぐで2000閲覧なんて、正直ここまで評価してくださるとは思いませんでした!
ありがとうございます( ^ω^ )
あと、自演でコメントはしてないですよ?w
世界の始まり ( 2016/01/11(月) 02:56 )