第69話
2ndソロシングル
AM5時30分、携帯アラームが鳴りだし、一茂は、目を覚ましたが、腕枕の中で、由紀はまだ可愛いぃ寝息をたてて眠っていた。
穏やかな、由紀の寝顔を見ていると愛おしくて居たたまれなくなり、優しく由紀を抱きしめた。
「う・・・ん・・」
抱きしめられたことで、由紀がすっと目を覚ました。
「かずさん・・・どうしたの?」

一茂「由紀の寝顔が、可愛かったから・・」

由紀「ふふっ、本当?・・
寝てることを良いことに、変なことしようとしてたんじゃない?」

一茂「ち、違うよ!
ゆ、由紀か、!うぅっ・・」

由紀の柔らかい手が、一茂下着の中のものを握り、ゆっくりと扱き始めた。
「こんなになってるよ。
やはり、私を襲おうとしてたのかなぁ?」
由紀は、妖しい笑みを見せながら、一茂を見つめた。

一茂「違っ!・・・んっ!」
由紀の唇が、一茂の言い訳しようとしている唇を塞ぎ、舌を絡めてきた。

由紀「か、か・・ずさん・・・大好き。」
息を荒くしながら、一茂に囁き更に唇に吸い付き、一茂の手を由紀自身の秘部へ導いた。
一茂も由紀のフェロモンに陶酔したかのように、由紀の舌を絡めとりながら、由紀の秘部を優しく弄り、膣口に触れると既に其処は由紀の愛液で濡れて動かす度に、由紀の喘ぎと卑猥な音を奏でていた。
更に、興奮した一茂は由紀の閉じていた太腿を荒々しく開き秘部に顔を近づけ舌出膣口を舐め上げた後、由紀の陰核を舐め廻した。
由紀「あぁ・・あっ、あぁ・・か・・・ず・・さ・・・ん」
息を絶え絶えさせながら、一茂の頭を自分の秘部へ押し付け快楽を貪り始めた。
「あぁ・・あぁ・・あっ、あぁ・・ィク?!イッちゃう・・・!」
絶頂へ上り詰めようとした時、快感が止まった。
イケなかった不満が、由紀を切なそうな顔して、懇願する声に変えた。
「いや!かずさん!何で止めちゃうの!
お願い、イカせて!」

一茂は、由紀に優しくキスすると、由紀の中に挿入した。
由紀は、一茂自身のものが入って来た事で、更に切ない顔から、小波ような快感が訪れ、恍惚の表情に変わっていった。
由紀「あぁ・・あっ、あぁ・・かずさん、大好き・・あぁ・・」
由紀は、更に一茂を放さないように、一茂の腰を足でしっかり締め付けた。
「あぁ・・かずさん、深い・・ィク、ィク・・一緒に!中に!あぁ・・あっ、あぁ・・!」
「ゆ、由紀・・あぁ・・うっ!」
絶頂を迎えた二人は、肩を振るわせながら息をしていた。
一茂「・・・なんで、こうなるんだよ〜(-_-;)」
由紀「いいじゃん、気持ち良かったし・・2ndソロシングルのリリースのお祝い!って事で。」

一茂「いやいやいや(-_-;)、何でエッチがお祝いになるんだよ?」
由紀「私は、かずさんからのお祝いだと思ってるんだから、ぞれでいいじゃん。(*^^)v」
納得できない一茂をよそに由紀は、満足そうに、シャワーを浴びに言った。
「かずさ〜ん、一緒にシャワー浴びよう〜よ。
ほら、急がないと渋谷スペイン坂で、公開ラジオでしょう?」

一茂「いいよ、由紀の後で浴びるから・・・(゚o゚;)」
時計をみると由紀の後にシャワーを浴びる時間が無いことに気付き、結局・・由紀と一緒にシャワーを浴びる事になった。

由紀「ふふっ、また私の体見て興奮してるの?」
と、からかわれながら、一茂はシャワーを浴び、由紀が2ndソロシングル「birthdaywedding」のリリースを記念して、公開ラジオ渋谷スペイン坂「skyrocketcompany」へ出演する為に、準備に取りかかった。

一茂の車で、渋谷スペイン坂へ移動中、由紀が、
「かずさん・・ありがとう
大好きな、かずさんに、2ndソロシングル発売のお祝いに愛のプレゼント貰えて一番!嬉しかったよ。」

一茂は、顔を赤くしながら
「そ、そう?よ、喜んで貰えてよかったよかった。
こんなんなら、何時でも言ってよ・・(^。^;)ははっ。」

由紀「あれ、まさか、かずさん・・エッチだけで終わらせようと思ってるんじゃ(-_-;)」

一茂「(゚o゚;)え、ま、まだ何か?・・・」

由紀は、ブラックな笑みを浮かべ
「お寿司と焼き肉と・・・薬膳鍋食べたい!」

一茂「(゚o゚;)・・ひ、姫・・そんなにお食べになるんですか?・・・ソロコン前ですぜ?」

由紀「そうだね、一回じゃ食べれないから、1週間かけて、かずさんの驕りと言うことで、決まり〜!(^^)!!」
一茂は、この時ほど由紀がブラックである事を再認識した日は無かった。
公開ラジオは、渋谷スペイン坂スタジオ外をファンが埋め尽くす勢いで、大反響を呼び「birthdaywedding」発売の足掛かりとなった。
劇場版無しのシングル発売ではあったが、週刊オリコン2位を叩き出し、推定売上枚数7万4千枚をはじくことになる。

そして、「birthdaywedding」リリース日から実に1週間、撮影スタジオ、劇場、ラジオ局、テレビ局で柏木由紀の出演する全てのスタジオの隅にて財布が、空になり灰になって彷徨っているマネージャー、永島一茂が、多くのスタッフ、メンバーに目撃された。

■筆者メッセージ
アメバブログから引っ越しですので、途中からとなります。
かすさすけ ( 2014/02/09(日) 21:22 )