03
「覗かないでって言ったじゃないですか!」
ギュッ。和也は後ろから日高を抱きしめた。
「えっ‥和也さん?」
困惑する日高に構わず和也は小ぶりな胸を揉み始めた。
「んっ‥やだ‥あっ‥」
「どうした?気持ちいいのか?乳首がこんなに立ってるぞ」
そう言いながら日高の両乳首を強めに摘んだ。
「ああっ!ダメダメダメ!そこ弱いんです!」
日高の反応に気を良くした和也は更に乳首を攻める。
「ひいぃぃっ!ダメぇぇぇ!」
「ダメじゃなくて気持ちいいんだろう?」
「気持ちいい‥けど、気持ちよすぎて変になっちゃう!」
乳首を攻めていた両手のうち、和也は右手を日高の股間へと伸ばした。
「ん?この濡れ方はお湯だけじゃないな(笑)」
「そんなこと言わないで下さい!」
「ふーん‥これでもか?」
そう言いながら和也が日高のクリトリスを指で執拗に弄る。
「ひあああっ!和也さんそれダメぇぇぇ!」
いよいよ日高が絶頂に達するか‥というところで和也は手を止めた。
「え‥なんで‥」
少し不満そうな顔を見せる日高。
「ここじゃのぼせてしまうぞ。ベッドに行こう」
確かにシャワーを出しっぱなしの浴室内は湯気が充満していて、かなり蒸し暑くなっていた。
浴室から出た2人は脱衣所で体を拭く。その時、鏡に映る和也の勃起したペニスに日高の視線は釘付けになった。
「(えっ‥大きい‥)」
そう思うやいなや、今度は日高が背後から和也に抱きつき右手をそそり立つペニスに伸ばした。
「お、おい、何してるんだ!?」
「・・・」
無言のまま日高は右手を動かす。
「ちょっと待て日高‥くっ‥」
1週間も射精していないペニスは悲鳴を上げそうなくらいに張り詰めて、今にも暴発しそうになった。
「日高!」
和也は日高の手を何とか引き離し立たせると強引に唇を奪い、そのままもつれるように歩きベッドへとなだれ込んだ。