おっぱい選抜
第3話
目が覚めたメンバーは驚愕した。

万歳状態で身体が吊るされていたからだ。

「ちょっと…何なんこれ‼」

一番先に目が覚めたのは白間美瑠。

自分が置かれた状況に声を上げる。

だが何も返答はない。

握手会のように券の確認や剥がしを行うであろうスタッフが近くにいるにも関わらずだ…

その後順に目を覚ましたメンバー全員が同じようにスタッフに尋ねるが返答はない。
何の説明もないまま全員が目を覚ました段階でイベントがスタートした。

開場されると同時に鍵開けを狙うファンが各レーンに押し寄せる。

「なんなん…何が始まるん…」

受付を通して続々とレーンに並んでいる。

ソーシャルディスタンスで間隔が空けられているがそれでもすごい数だった。

特に混雑が予想されるさや姉のレーンは端に位置していたがそれでもとんでもない数の人が並んでいた。

そして第1部の幕が開けた。

「3枚です」

1人目が券を渡すとスタッフが枚数を伝えた。

一瞬ではあるがみるるんは普段の握手会との違いが気になった。

机と柵がなく、遮るものがないのだ。

そう思った瞬間だった。

ムニッとファンの手が胸に伸び、揉まれた。

「ちょっと⁉ 何してるん‼」

「何って、おっぱいお触り会じゃん」

興奮で少し上ずった声で男は答えた。

(おっぱいお触り会…?)

意味がわからない…

握手会のようにファンと交流するイベントとだけ聞かされた彼女たちにとって理解し難い状況が広がっていた。

「間も無くです」

「お時間です」

「また来るね」

券1枚で10秒間のお触りが許可されている。

ただし胸以外の場所には触れられない。

それが第1部の内容だった。

不特定多数のファンからおっぱいを揉まれまくる状況はメンバーたちの思考を奪っていく。

十人十色とはよく言ったもので触り方は人それぞれ違い、少しずつ快楽が押し寄せてくるのだ。

「はぁ…はぁ…あ…あかん…もうやめて」

「みるるんもしかして服の上から触られただけで感じちゃってるの?」

「ちっ…違う…感じてへんし…」

「そうだよね、1部から感じてたらこの先大変だしね」

「えっ…まだ何かあるの…?」

「まぁ、楽しみにしててよね♪」

実はこのおっぱいお触り会、部数が進むにつれて過激になっていく予定だ。

服の上から触っているだけの今は優しい方だと彼女たちは次の部で知ることになる。


■筆者メッセージ
徐々に過激な内容になります。

ちなみに部数ごとに主観のメンバーは変わりますのでご承知おきください。

では次の更新でお会いしましょう
クレムリン ( 2020/08/25(火) 14:53 )