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セックスをするには狭すぎる気がした。それもそうだバスの座席はセックスをする為に作られてはいない。正常位するには席が幅が無く、バックをするには真子が辛い体勢になる。そうすれば残された体勢は騎乗位だった。
真子は祐樹にまたがりスカートをめくった。
「ちょっと緊張してきた」
「そりゃ初めてだもんね。痛かったら我慢せずに言うんだよ」
「うん。私処女膜無かったらごめんね」
真子は祐樹の反り勃った男性器の真上に自分の膣を合わせた。指で膣を触ると愛液でヌルヌルしていた。
「でも処女膜って破るとかそういうもんじゃ無いんだよ」
「そうなの?」
「有るにはあるけど普通に生活してても破れるし、すぐ治ったりもするって」
「へ〜、初めて知った。じゃあ先生の挿れても痛くないのかな。うんしょっ......」
膣の先に当てがう。挿れやすいように勇気が手で押さえてくれていた。心臓の鼓動が自然と速くなり落ち着けない。亀頭の先が入る。徐々に膣が広がっていく。
「んっ......」
「ゆっくりでいいからね......」
祐樹に言われた通り時間をかけ男性器を包んでいく。早く気持ちよくなりたい。その思いが真子を急き立てる。祐樹の方に手をかけ腰を沈める。
「あっ......奥まで入った」
「うん、真子のあったかいね。ゆっくりでいいから動かしてごらん」
「分かった......」
腰を少しだけ振ってみる。すると男性器が敏感な部分に擦れたようで思わず祐樹に抱き着いた。痛みは全く感じられなかった。今自分が一番愛されている。祐樹とセックスする理由なんてそれだけで良かった。