其の二/真子
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 真子の頭を掴むと男性器の欲望をぶつけるように動かした。途中真子は苦しそうな顔をするものの、その顔を見るのも興奮に繋がっていた。溢れる性欲は真子を求め、勢いのまま真子の喉奥に男性器が入った

「んんっ......!」

 祐樹は亀頭が締め付けられるような感覚に襲われたが真子は拒絶反応を起こしたように祐樹の手から逃げた。そして口を押さえ咳き込んだ。

「ごめん......大丈夫?!」

 不規則なリズムで息をしている真子を見てハッとした祐樹は一気に現実に戻された。真子に嫌な思いをさせてしまった。

「はぁはぁ......もう優しくしてよ」

「ごめん......本当にごめん」

「でも大丈夫。びっくりしただけだから」

 流石にやりすぎた。相手は朱里じゃない処女の真子だ。彼女の初めての時間なのだからもっと大切にしなければいけないのに。思い出に傷を付けてしまった。祐樹は自分の醜さに絶望を始める

「ちょっとそんな顔しないでよ」

 真子はへの字型に口が曲がっていた。彼女の癖なのだろうか。だが再び唾液まみれの男性器を掴み動かしていた。ただ性欲の数値は下がってしまい勃起していた男性器は真子の手の中で小さくなっていった。

「だって怖かったでしょ? 申し訳なくて......」

「だから、びっくりしただけだってば」

「それでも真子は初めてだから優しくしなきゃいけないし」

 真子はムッとした顔をし祐樹を睨みつける。

「変なとこで優しさ出さなくて良いよ。変態な先生も好きなんだから。もっと私を汚してほしいのに。女の子は好きな男の子に汚されるの待ってるんだよ」

 再びパクッと男性器を加えると、舌が巻き付くように舐め始める。口内の暖かさが祐樹の興奮を煽ってきた。唾液が絡む音が聞こえると真子は顔を上げた


「もー早くさっきの変態な先生に会いたいよ。私のことめちゃくちゃにしてよ」

 ムスッとした顔で祐樹を数秒を見つめるとまた男性器を加えた。初めてながら一生懸命に舐めている真子の頭を撫でる。どこか朱里の面影があった。朱里のことは生粋の変態だと思っていたが、真子も変態になり変わろうとしていた。

 





■筆者メッセージ
(・へ・)←こじまこ
ついにこじまこも卒業ですか。。。さみしくなりますね

正直、騒ぎで執筆のモチベがめちゃくちゃ低い。このまま投げ出して閉店したい気分です
ハリー ( 2019/01/16(水) 23:08 )