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パンツの中で無造作に動く祐樹の手。指が自分の中に深く入っていくのを感じ、喘ぎ声が出た。クチュクチュとかき回される度に愛されている気がした。南那の指は何度も入ってるから慣れている筈と思っていた。しかし祐樹の指は全く違った。まるで自分の身体の全てを堪能しているようだ。だから処女のような反応をしてしまい恥ずかしい。南那が『先生とまたHしたいなぁ』と言っていたがその気持ちが分かるような気がする。
「あっ......あっ......先生......っ!」
快楽の波が早いスパンで襲ってくる。いつの間にか上の服も捲られ胸が曝け出されていた。左手で優しく揉まれている。
「痛くない?」
「うん......大丈夫。でももうイッちゃいそう......」
「すごい締め付けてるもんね。じゃあちょっと早くするよ」
真子を攻めたい気持ちが生まれ、真子の膣に入っている中指に加え薬指も挿入した。その上出し入れを早くして真子の絶頂を促す。少しだけ早くしたつもりだが真子にとっては刺激が強かったようだ
「あっ、あっ、そんなに早くしちゃダメ......声出ちゃうっ、ああんっ」
服の裾を快楽に耐えるように強く握られていた。声が漏れないように顔を押し付けている為熱い吐息が感じ取れる。
「あっ......! んっ......!!」
今まで一番強い締め付けが指の動きを止めた。そして真子の身体が2、3度大きく跳ねる。紅潮した顔はいつもの生意気さは感じられなかった。どんなにヤンキーで強がっていても中身は思春期の少女。性への探求には全員屈してしまう。そんな女子高生の相手を自分は任されているのだ。
真子は『はぁはぁ』と息が荒くなっていてしばらく胸の中で動かなかった。頭を撫でながら乱れていた服を直した
「疲れた?」
「......うん。こんなに気持ちいと思ってなかったよ」
息が整い、真子は髪を直す仕草をした。
「感じてる真子、可愛かったよ」
「うるさい! それ以上言うなっ。この変態」
再び口がへの字に曲がり祐樹を強めの力で叩く。乱れた姿を見られるのは好きな人でもやはり恥ずかしいものだ。
「もう次は先生が恥ずかしがる番だからね? 私はおまんこ出したんだから早くおちんちん出して!」
「分かった分かった。最後までするの? 学校に寄ってゆっくりするのもいいんじゃない?」
バスの中で行為をするのはとても興奮する。朱里とバスや電車に乗ると朱里の身体を弄り、恥ずかしい思いをさせるのが定番になっていた。
「うーん。なんかさ我慢出来ないんだよね。早くおちんちん挿れてみたいなって......」
1度絶頂に達した真子の女性器は次のステップを既に求めていた。真子はズボンの上から祐樹の股間を触った。恐る恐る軽く揉むとムクムクと動き始める。脳髄がまた熱くなるような感じを覚えた真子はズボンのチャックをゆっくり下ろした