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見てはいけないと分かっていても自分の生徒への忠実な欲望により祐樹は李奈から目が離せなかった。
ぷっくりとした割れ目から透明な液体が勢い良く飛び出て、地面を濡らしている。瞬きもせず、自分の脳裏に焼き付けるようにじっと見つめた。李奈はしゃがんだまま液体の行く先を眺めている。
李奈はもう19歳だ。お互い同意の元だし決して見るのは犯罪ではない。なのに背徳感が襲い、それもまた興奮に繋がっていた。李奈を汚したい。あの女性器を触りたい。
ねっとりとした視線で李奈を観察していると徐々に尿の勢いが弱まってきた。尿が出なくなると、李奈はポケットからティッシュを取り出し柔らかそうな割れ目をこするように拭いている。
「終わったよ、パンツちょうだい」
しゃがんだまま祐樹に話しかける李奈。祐樹は欲望に飢えた目をしていたが李奈は気付いていないようだった。
ゆっくり李奈に近づき、荒い鼻息を抑えようとするが逆に呼吸がおかしくなる
「斉藤、どうした?」
李奈は自分に好意を持っている。もしかしたら見せてくれるかもしれない。李奈の純粋な部分を悪用する自分が最低の人間だと思えた。だがこのまま抑えることはもう無理だった
「あの、李奈さん。もうちょっと見てていいですか?」
「え? うん。別にいいけど......」
「ありがと」
李奈は不審がるというよりは祐樹の言ってることがよく分からない様子だった。祐樹もしゃがんでじっと李奈の女性器を見つめた。遠くで見たよりずっと中身が分かる。毛を剃ったというわけじゃない。生えてこなかったのだろう。朱里との違いは確実に幼さだった。朱里の女性器も毛を剃ったらこんな風に見えるのだろうか?
「なぁ、男ってここ見るの好きなんだろ?」
「知ってるんですか? そういうこと」
「うん......マジックに教わった。あいつにエロ動画見せられたんだ。あんたもいつかするんだよって」
「そうなんだ。エロ動画見てどうでしたか」
「少ししか見れなかった。なんか変な気分になってさ。男がチンコをここに入れるとことかちゃんと見れなかった。だからセックスについてはよく分かんない」
「そうなんだ」
祐樹は李奈の頭を撫でた。
「斉藤、目が変だよ」
「李奈さんこそ変だよ」
祐樹に指摘されると李奈は顔を組んでいた腕の中に埋めた。変な気分になっていたのに気付かれてしまったからだ。その姿を見て祐樹は左手を李奈の太ももに這わせた。そして女性器の周りをゆっくりなぞった。
「んんっ......」
李奈の口から声が漏れた。嫌がるそぶりをしないことを確認すると、指先をぷっくりとした割れ目に沈めた