05
全部のボタンは外さず、胸が露わになる位置まで外す。スポブラではなくしっかり大人のブラジャーを身に付けていた。柄はシンプルなものだが胸の形をよく見せる様な支えるのもので、陽世には胸の谷間が少しだけ出来ていた。
「陽世って隠れ巨乳だよね」
「え〜? そんなことないけど」
陽世は小柄な身体な割には胸が有る。サイズにしたらCカップくらいだろうか? 成長途中だと言うことを考えるとまだ大きくなるかもしれない。
「だって体育の時とか結構揺らしてるじゃん」
「揺れてない! ってかそんなハルのこと見てんの!」
「そりゃお気に入りの生徒だから。動画もあるし」
「まじで? あれってハルのこと撮ってたんだ。先生キモイことしてるっては思ってたけどさ」
陽世は眉間にシワを寄せ『うえええ』と嫌悪感を表した。体育の時間はほとんど生徒たちがワイワイ遊んでる様な時間だった。そんな中カメラを回しても不思議に思う生徒もおらず、ここ最近は少し離れたところから陽世を撮るのが日課になっていた。
「ほら、これ陽世のパンチラ動画」
陽世のハレンチな姿を捉えていたスマホの録画を一旦止め、動画ファイルを漁った。一つの動画を再生させるとそれを陽世に見せつける。
「......わああっ! 恥ずかしいから消して!」
スマホの画面を手で抑え隠す様な仕草をする陽世。動画には体操座りしている陽世の太ももの隙間からパンツが見えているものだった。 朝の集会の時に正面から陽世へとズームアップして撮ったもので陽世は全く気づかず、集会の話も興味なさそうにしている。最近のスマホは遠くても高画質で撮れる。パンツのシワの寄れ具合までしっかり確認出来た。
「今の陽世だっておっぱい丸出しじゃん。十分恥ずかしい姿だと思うよ」
「それは先生が 脱がしたんじゃん!」
陽世は両腕でさっと胸を隠した。
「ごめんごめん。でもとっても可愛いよ」
そう言いながらスマホを再びセットし陽世の腕を退かして、右手で下から持ち上げる様に胸を揺らす。ボリュームは相当あって、男を魅了させるのには充分な重さだった。
ブラの柔らかい生地の上から優しく揉んでいく。右胸、左胸と偏らない様に順番に解すように。
「んんっ......」
陽世の身体が小さく跳ねる。不安にならないようにこちらの身体を寄せてあげると、その中で震えるように感じていた。
「気持ちい?」
そう聞くと陽世はこくんと頷いた。
とても愛おしい陽世。陽世がここまで身体を預けてくれるのは恋心を持っているからだ。16歳の恋心なんてただの好奇心であることが多い。特に教師を好きになるなんてただの勘違いだ。でもそれでも好きになってくれるのならばもうその気にさせて既成事実を作ってしまおう。
「ねえ陽世。もう陽世が他の男の子とエッチできなくしてあげよっか?」
「ふぇ? そんなこと出来るの?」
目がトロンとしている陽世はまるで甘えたがりの子供みたいな声を出した。
「うん。こうするの」
陽世の胸元に顔を沈め左胸の真ん中辺りに軽くキスをする。一旦唇を離すと再び口をつける。今度は吸い付くようにキスをした。そして軽く噛むようにして歯形をつけた。
「 ふう、見てごらん」
「あっ段々赤くなってきた 」
時間が経つにつれ皮膚が赤くなってきた。陽世の左胸には虫刺されのような跡が出来る所謂キスマークだ。
「普通は首筋につけるもんだけど首筋は1日で消えちゃうの。おっぱいは皮膚が繊細だから一生取れないんだ。このまま跡が残り続けちゃう」
「へぇーそうなんだ」
陽世は赤くなっている部分を物珍しそうに指で触った。白い肌の中に出来た赤色はとても目立っていた。
「おっぱいにキスマークつける男と付き合ってたなんて知ったら、必ずドン引きされるからね。もう陽世のイメージが壊れちゃってそれ以上出来なくなるよ」
「そっかー。じゃあハルは先生と結婚しなきゃね。ハル、先生のこと好きだったし別に良いよ」
1人の男に人生を奪われた筈なのに陽世は嬉しそうだった。
「ありがとね。じゃあ続きしよっか今日は陽世との結婚記念日だからね」
そう言って再び陽世の胸に舌を這わせた。キスマークあたりを舌先でペロペロ舐めるとそのままずれていたブラジャーの中へ滑り込ませ固くなっている小さな乳首にたどり着いた。