04
チュッと陽世の唇を潰さない様にそっとキスをする。唇からは震えが伝わってきた。 一旦弄るのをやめて、陽世を抱きしめた。怖くない様にと頭を撫でながら。
「今度は舌入れてあげるからちょっと口開けてごらん」
「.....うん」
陽世は言われたとおりに口を半開きにする。それに合わす様にまずはキスを何回か繰り返し、 陽世の唇が唾液で湿ってきた頃合いに舌をゆっくりと入れ込んだ。陽世の舌を探す様に動かすと思ったより小さな舌が触れた。
「んっ」
陽世の舌がさっと逃げる。だがそれを逃すまいとこちらの舌を伸ばし、先と先を合わすように動かした。ピチャピチャと舌が触れ合う音が口の中で響く。 そして溜まっていた唾液を陽世に送り込んだ。
口を離すと陽世は口をモゴモゴと動かしていた。
「それ飲み込んでみて」
「分かった」
躊躇なく嚥下 した陽世はニコッと笑った。
「飲み込んだぁ」
「意外と平気なの?」
「んまぁ先生のだし。 おいしかったから平気」
『おいしい 』と表現した陽世に今ままで抱いてきた生徒と同じ変態性を感じた。唾液を飲ませた陽世はいつもの様にぶっきらぼうな中に飲酒をしたかの様に何かに酔っている様な雰囲気を感じた。
この子も少しづつ汚れてきた。それでも陽世から漂ってくる子供の香りは変わらない。そして子供の割には膨らみが大きい胸に今度は狙いを定めた。
「......おっぱい揉んでいい?」
「え、いいよ......先生揉みたいんでしょ」
人の下心を揶揄う様な目で見る陽世を左腕で抱き寄せる様にし、右手で陽世の胸を持ち上げる様に優しく揉んだ。実は陽世は小柄な身体に似合わずボリュームがあるのだ。
「んっ......先生ってエッチな揉み方するよね」
「そう? 揉まれたことあるの?」
「無いよ。けど先生はハルにエッチなことしたくてしょうがないんだろうなって。なんか分かるっていうか」
処女の女子高生に言われるのならその通りだし、実際陽世を手中に収められる興奮が勝っている。そしてこれからもそうするつもりだ。
右手でポケットからスマホを取り出した。
「陽世の言う通りかも。陽世のエッチな姿を撮りたいって思ってるし」
陽世に向けてスマホのカメラを向ける。
「えー......恥ずかしいなぁ」
録画ボタンを押したと同時、陽世を抱き寄せていた左手を胸へと伸ばした。ムニュムニュと胸を軽く潰す様に揉んでいく。
「んっ......んっ......」
小さな声で喘ぐ陽世は恥ずかしがってカメラを見れないでいた。それを尻目に左手で制服をのボタンを一つずつ外していった。