03
処女の女子高生が身体の関係を迫る場合、性欲を発散と言うよりは愛情を受け取りたいと言う純粋な気持ちの方が強い。陽世も宿題をやりたくないわけではなく単に恋愛感情を告白しただけなのだ。その気持ちをぞんざいに扱うわけにはいけない。もっともこちらはふしだらな気持ちで陽世に触れていたのだが。
「先生ってなおちゃんやなぎちゃんとは エッチなことしてるんでしょ? ハルにはしてくれないのかな〜って。なおちゃんが『陽世ちゃんはまだ処女なの?』ってからかってくるし」
「陽世がそう言う子かどうか分かんなかったらね。だから今日ちょっと試してみた」
「そうなの? だからハルの髪触ってたんだ」
「うん。気持ちいいところいじくってみてそう言う気分になる子かなって」
あの感触を思い出したのか陽世は足をキュッと閉じた。 もしかしたら濡れ始めているのかもしれない。
スカートからはみ出た太ももをに左手を乗せてみる。陽世の太ももはスベスベで筋肉質に感じられた。
「......」
またもや大人しくなり、髪をいじり顔を逸らし続ける陽世。
「本当にいいの?」
陽世は言葉を出さずに首をこくんと縦に振った 。
膝から太もものスカートで隠れてるギリギリの部分までグルグルと撫で回した。確か陽世は昔からスポーツに勤しんでいたらしい。そのせいか下半身はとても肉付きがいい。
「スポーツやってたんだっけ?」
「うん。野球やってた」
「だからこんなムチムチなのね」
「ムチムチ言うなっ」
少しだけ足を開かせると、今度は持っていたボールペンで太ももをなぞり始める。スカートの中に少しだけ侵入させると陽世が反応する。
「くすぐったいよ」
そして太ももの内側をなぞり、徐々に徐々に股へと近づけていった。そのうちボールペンの先が柔らかいものに当たった。 そして面積が広い部分を円を描く様になぞった。
陽世は恥ずかしいのか口を噤んでいる。陽世のパンツの生地がどれほどの厚さか分からない。少しだけ力を入れてみる。すると陽世は目を瞑った。
「......んっ」
甘めの声が漏れ出す。擦り付ける様にボールペンを動かし陽世の性欲を解放させていく。残った片方の手ではスカートめくった。
「あっだめっ恥ずかしい」
陽世は手で弄られた部分を隠した。手で隠しても真っ白なパンツは確認できる。
「俺は陽世が感じてる姿好きだよ? だから隠さずに見せてごらん」
「 やだ......多分ハル濡れてるから見せたくないっ」
恐らく陽世の女性器には愛液が溢れている感触があるのだろう。それがパンツにまでシミができているかもしれない。それを見せたくない様だった。
「濡れてるってことは、それだけ俺を好きって思ってくれてる証拠だよ」
「......そうなの?」
「うん。 気持ちよくなってくれたら嬉しいからね」
「むぅ、分かった」
陽世はゆっくり手を外していく。陽世の真っ白なパンツにはうっすらとだがシミが確認できた 。少しだけ薄いパンツの生地。きっと何年も履いているのかもしれない。それを確かめる様に腰の辺りからお尻にかけて撫でていくと、右手の中指と薬指をさっと女性器の辺りに添えた。
シミが出来ている部分を少しだけ押す様になぞると湿ってる感触がした。陽世は16歳ではあるが同級生に比べとても幼く見える。いつもは自分の前でケラケラと子供の様に笑う姿が愛しかった。そんな子でも性を感じれるのかと背徳感が生まれ、それが興奮へと繋がっていく。
「あっ......あっ......」
陽世は口元を押さえた。感じているときは声を押し殺すタイプなのだろう。それでも漏れ出てしまう喘ぎ声が可愛かった。 左腕で陽世を抱き寄せ、顔を近づけると陽世は察したのか口元を隠すのを止め、口元をキュッと結んだ。