09
「んんんっ.......」
スマホのカメラは目をつむり快楽に耐える絵梨花を捉えている。膣は泡を吹くほど愛液が溢れていた。
ゆっくり腰を振り奥へと男性器を入れ込む。すると絵梨花の身体も揺れた。
「あうっ......」
絵梨花の中はとても暖かい。そして包み込まれる感触はたまらなかった。中でピクピクと波打ってる感触は処女ながらおもてなしをされているように感じた。
トンっ、トンっというスピードで 絵梨花を突き続けた。エクスタシーというよりは絵梨花の反応を見てるのが楽しかった。もう少し速く動いてみようか。
「あっ......おにいちゃん......あっ、あっ......」
何かの数値が上がっていくように絵梨花の声は大きくなっていく。絵梨花に覆いかぶさるような体制で腰を振る。多少乱暴でも受け止めてくれた。
「絵梨花のナカ、すっごい気持ちいい......」
「私も気持ちいいよぉ......」
恐らく絵梨花の膣は女性の中で最もセックスに適しているのでは。そんな風に思うほど、抱擁感が凄かった。そんな名器に最初に突っ込まれるのが自分の生の男性器かと思うと申し訳なさと共に興奮が増していく。
優しくするはずが腰振りはどんどん速くなっていく。絵梨花の事を恋人のようにちゃんと考えなければいけないのに、 性欲だけを発散する都合の良いセフレのように扱ってしまう。
「あうぅぅぅぅう......」
「 はぁ......絵梨花、はぁ......はぁ......」
このまま絵梨花に出したい。ただこのまま終わってしまうのも寂しく感じる。これから何度も絵梨花とセックスするのだろうが、絵梨花の記憶と身体に深く刻まれるのは処女喪失のこの一回だけだ。だったら一生消える事のないセックスにしたい。この快楽を止めたくは無かったが腰にグッと力を入れ、挿入を止めた。
「......おにいちゃん? いっちゃったの......?」
突然の事に絵梨花は紅潮した顔でこちらを心配そうに見ている。
「......ううん。色んな事したいなって思ってさ」
「色んな事?」
「そう。絵梨花が上に乗って動いてほしいな」
最初はピンと来ずに不思議な顔をしていたが、恐らく記憶を手繰り寄せ『あっ』と何かに気付いた顔をしてムクッと起き上がった
「......騎乗位ってやつ?」
「そうそう。スカート脱いじゃってお願いね」
絵梨花の了承を待たず男性器を抜き寝転がった。絵梨花は言われるまま長いスカートを脱いで跨った。
「入る、かな......」
男性器を手で掴み自分の膣へと誘導する。狙いを合わせるように腰を沈めると、奥へ奥へと入っていく。先ほどは絵梨花の負担を考え、男性器をあまり深く挿れられなかったものの今度は根元まですっぽり入った。
「あ〜やばい〜......これめっちゃ気持ちいいかも......」
「でしょ? おっぱいも見えるようにお願い」
「はぁい......」
服をまくり胸を丸出しにすると、絵梨花は上下運動を始めた。自分の気持ちいいところを見つけながら動いてるようだ。探り探りといった動きだったが、しばらくするとピストン運動が一定になってきた。
「絵梨花っ......」
今は絵梨花が自分のエクスタシーの為に腰を振っている。その姿がとても愛おしかった。プルンプルンと揺れる大きな胸に手を伸ばし振動に合わせるように揉みしだいた。