06
絵梨花の尻は期待以上のものだった。スカートをめくりながら、マッサージをする様に右手で揉みしだく。胸とは違うこの柔らかさ。女性の身体はホントに魅力が詰まっている。
パンツの隙間から手を侵入させ直接触れてみる。
「きゃっ。急に触んないでよう」
絵梨花の手が素早く制してきた。だが力は弱く、嫌がってるわけじゃない様だ。そのまま気にせず割れ目をなぞるように撫でていく。絵梨花の身体は全体的には細いのに、胸や尻にはしっかりと肉がついていた。プルプルと揺れる尻を手のひらで触り指先は股下へと伸ばしていく。
どんどん熱を帯びていく部位を辿っていくと絵梨花の女性器の端っこへと辿り着いた。中指を更に進めると湿り気を帯びた部分に触れた。
「絵梨花、濡れてるよ」
「......そりゃエッチなことされてるもん」
中指の指先が絵梨花の女性器へと侵入していく。指先が膣に入ると、ねっとりとした感触に覆われた。あまり深く入れると痛みを感じてしまうかもしれない。そう思い、指先だけを動かした。
「んっ......」
愛液が増えてきた。今度は出し入れをするように動かしてみる。膣のヒダを弄るとクチュクチュと音が鳴った。絵梨花は刺激に耐えられないのか身体をくねらせ、膣はキュッと指を締め付けた。
もっと絵梨花を辱めたい。そう思い部屋を見渡すと、片隅に姿見を発見した。あれは朱里や玲奈が身支度を整える時に使っている鏡だ。そうだ。あれを使おう。
「絵梨花こっちおいで」
「......え?」
膣を指から抜き、立ち上がると絵梨花を姿見の前まで誘導した。姿見は絵梨花の頭から足まで収まるちょうど良いサイズだった。
「絵梨花、スカートめくって見せてごらん」
何をするか気づいた絵梨花は自分の乱れた姿が映った鏡から目を逸らした。
「.....やぁだ」
「じゃあ俺がめくってあげる」
長いスカートの先を辿るように掴むと絵梨花のパンツが見える位置まで捲り上げた。絵梨花は自分が卑猥な姿になっていくのが見れない。
「絵梨花。スカート掴んで」
絵梨花は手渡されたぐちゃぐちゃのスカートの端を抑えた。外気に晒されたパンツの中に既に愛液で汚れている右手を侵入させる。最初に当たったのは陰毛だ。指に絡ませたり軽く引っ張ったりすると絵梨花は恥ずかしそうだった。左手は絵梨花の服をまくり胸を晒し、右手の指が膣に入ると同時に愛撫を始めた。
「おにいちゃん......あっ......」
身体がビクンと大きく反応し、か細いを出した絵梨花。再びどっと愛液が溢れた。さっきより指を深く速く動かしてみる。
再び身体が反応した。もう自力では立ってられないのか、体重を預けてきた。絵梨花の身体を支えるように抱きしめる。
「んんんっ......!」
とても熱い膣の中から愛液を掻き出すように指を動かす。
「あっ、あっ、いっちゃう......」
絵梨花が手で、好き放題する右手を抑えてきた。お構いなく絶頂を促すことにする。
絵梨花がイッた瞬間を見逃さないように絵梨花の顔を凝視しながらさっきより速く指を動かした。
グチュグチュと部屋中に響き渡る水音は理性を忘れさせ、絵梨花のプライドを壊していく。絵梨花はそれに耐えようと苦悶の表情を浮かべた。
「おにい、ちゃん......あっ、いくっ、いくっ......あぁっ......あっ」
絵梨花の声が掠れていくと共に膣の締め付けが一層強くなった。ビクビク動き続ける痙攣が治まるのを待ち、指の動きを止めゆっくり抜く。
「大丈夫?」
「......うん。でも気持ち良すぎて力が抜けちゃった......」
「人にされるの初めてだもんね。絵梨花が落ち着いたら続きしようね」
「もう......いっちゃったばっかりなのにまだエッチな事考えてる。ホント変態なおにいちゃん」
そう言いながら絵梨花はくるっと向きを変え、胸に収まってきた