03
絵梨花は処女だが臆することもなくとても積極的だった。初めてのディープキスを楽しんでいるように感じた。
「ぷはぁっ。めっちゃよだれ出た」
口元からはだらしなくヨダレが流れている。絵梨花は両手で拭き取る動きをした。果たしてそれが絵梨花から垂れたものなのか自分が汚してしまったものなのか既に分からなかった。
「制服には付いてない?」
「うん。大丈夫だと思う」
問いかけに対して、絵梨花は襟元や胸元を確認する仕草をした。そしてスカートのシワを直すように撫でる。彼女が通う学校の制服は薄水色と白色が基調とされていて、いかにも『お嬢様』という雰囲気が漂っていた。恐らく価格が高いであろう制服にシミ一つでも付いてしまったら目立ってしょうがないだろう。
ただそんな制服をめちゃめちゃに汚したい。自分自身の変態性はそこまで考えている。 そんな絵梨花を視姦するように見つめると、 目線は自然にふっくらと膨らむ胸元に行った。
「絵梨花、 怖かったらいつでも言ってね」
そう言って自分の右手を絵梨花の胸に這わせた。制服の滑らかの生地、その奥にはブラジャーのカップの硬い感触が伝わってきた。
「 そんなこと言って、多少嫌がられても強引にするつもりなんでしょ」
絵梨花は欲望のままに動く右手を見つめながらこちらの下心を見透かそうとする。
「さすがにしないって。お互い良い思い出にしたいからね」
「ほんとかなぁ??」
這わせた右手に徐々に力を入れる。そうするとブラジャーの奥で眠っている絵梨花の乳房の柔らかさが感じられる。 手のひらに収まらないかもしれない程の大きさの乳房は理性を失わせる。
優しくしてるつもりなのだが、胸を揉む手が速くなっていく。
「んっ......」
絵梨花から息が溢れた。
「おっぱい大きいね。何カップ?」
「うーん......ブラジャーはFカップの着けてる」
『Fカップ』それは男が一番好きな言葉だ。興奮が増し、両手で 絵梨花の胸を揉み始めた。
「こんな大きかったらクラスの男子にオカズにされてるだろうね」
「え〜? そんな風に思ったことないけどな」
男という生き物、特に男子高校生という生き物は性への対象を見つける為に生きているのだ。学校でターゲットを見つけ記憶に刻み、学校から帰ったあとはそれを思い出し妄想にふける。それが男子高校生の日常だ。
絵梨花もきっと性へのはけ口にされてるに違いない。 誰にでも分け隔てなく接しているなら尚更である。
「 絵梨花はインキャ男子にオカズを提供するのが使命なんだから、これからも優しくしてあげるんだよ?」
「何それ。 まぁ私で満足してくれるなら嬉しいけど」
どこか腑に落ちない。という表情を浮かべた絵梨花。ピュア故に見られているという実感がないのだろう。
絵梨花の背中に回って後ろから抱きしめると、早速両手で男子高校生のオカズの対象である胸を揉みしだき始める。外側から内側へ回すように揉んでみた。
「んんっ...... 」
「柔らかくてたまんないよ、絵梨花」
耳元で囁くと、絵梨花はピクッと身体を反応させた。両胸が合わさって潰れるタイミングが絵梨花の性感らしくその度に身体が自分自身の意思と反して動いてしまうようだ。
「あぁん......声出ちゃう......んんっ」
絵梨花は喘ぎ声が漏れる口元を手で抑えた。 それでもエクスタシーが身体の内側から溢れるように声と熱い息は止まらなかった。ゆさゆさと揺らすように揉んでいく。その度手のひらにはタプタプと重い感触が伝わった。
「 ふふっ。憧れのお嬢様生田絵梨花もそんなエッチな声出すんだね。我慢しちゃだめ」
「 も〜だってはしたないじゃん......」
「じゃあ、絵梨花が我慢出来なくなるようにしてあげる」
包み込んでいた両手の人差し指を立てると、狙いを定め服の生地の上から爪を立てた。すると絵梨花は今までで一番大きな反応を示した。
「ひゃぁっ......だめぇっ......」
予想通り、絵梨花の乳首は服の中で硬くなっていたようだ。 処女であるが故にとても敏感。服の上から伝わる僅かな振動で感じてしまうとは。理性をなんとか保とうとしている絵梨花の表情を確認しながら擦る強さ変える。優等生としてのプライドを徐々に崩していく遊びがとても楽しいのだ。