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愛液が溢れる音がとても妖艶に聞こえた。自分は教師に犯されている。腰の動きは段々と早くなり襲ってくる快楽も強いものへと変わった。
「ああ......気持ちいい......」
思わず口から出てしまう。セックスがこんなに気持ちいいなんて。将来自分の許婚で満足出来なくなってしまったらどうしよう。
「由依のヤバイな……」
「……女子高生とばっかりやってるからやろ? 大人の包容力には敵わへんよ」
少しだけ膣をに力を入れてみる。すると祐樹の身体が震えた。それから掴むというよりは包み込むようなイメージで祐樹の男性器を受け入れた。
ぼーっとした意識が続き、祐樹の挿入をされるがままにされている。マジ女をまとめる『おたべ』という人格はプライドが無くなりまるでマグロのようだと自分ですら思った。
ふと、視界をはっきりさせると、スマホが自分の姿を舐めるように動いていた。挿入部分だけ録画してくれれば例え流出しても誰か分からない。でも祐樹はしっかり挿入部分から顔まで画面に収めていた。
「ほんっと変態なんやから......もっとうちのこと見てよ」
「あ、ごめん......」
「終わったらいくらでも撮らせてあげるから、今はうちだけを愛して」
「分かった。その代わり中に出すけど良いよね......」
「当たり前やん」
祐樹はスマホを自分に置き覆いかぶさった。そして腰の動きが一段と速くなる。
「あっ.....! ダメ......イってまう」
ググッと身体の全体に快楽物質が放出されるような感覚があった。これが溢れてしまったら自分はどうなるのだろう。あともう少し、というところで祐樹の腰の動きが遅くなった。
「由依.....ちゃんとおねだりしてごらん」
「嫌、や......」
「ほら、じゃないとここでおしまいだよ」
絶頂を迎える寸前で止めるなんてどこまでこの男は変態なのだろう。少しでも祐樹の上に立ちたかったが完全に負けを認めないといけないようだ。
「......出して」
「どこに?」
顔を隠して、羞恥心に苛まれながら絞り出した言葉だがそれだけでは許してくれないようだった。
「......おまんこ」
「誰の?」
「......うちの.....由依の」
「ちゃんと言ってごらん」
「由依のおまんこに出して......いっぱい」
「よくできました」
まるで子供をあやすように笑顔を見せると祐樹は覆いかぶさってきた。そして再びピストン運動が始まった。寸止めされてから少しの間があったものの自分の高まった性欲は冷めてはいなかった。
「あっ......あかんっ......ダメっ......そんなに速く動かんといて......」
自分の中に残っているおたべとしてのプライドが完全にブチ破られる。そんな感覚に襲われていた。祐樹は容赦がない。こうやって生娘達の純粋だった身体を汚して手元に置いているのだろう。
教師としてあるまじき姿だが、それに身を任せている自分が存在していた。全てを曝け出してしまった。もう祐樹の前では偽った自分も出さなくていいのだ。本当の自分。それだけを見てくれる。
「由依、出すよ......」
「出して......いっぱい由依のおまんこに出して......! あっ......あっ......!」
身体が大きくビクンと動くと祐樹の男性器を思いっきり締め付けた。すると、熱い熱い液体が自分の中に流れ込んできた。
「はぁっ、はぁっ......!」
祐樹はとても興奮しているようで、その液体を奥に押し込むように男性器を動かしていた。絶頂を迎えた膣の中は感度が収まっていない。
「んっ......んっ......」
初めてのセックスの余韻はまだまだ長く続きそうだった。膣の中に注がれた熱くトロトロな精子が子宮の方まで流れ着くようじっと彼を抱きしめていた。