由依
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 祐樹に一旦立たされるた由依は、肩を下に押され床に座るように促された。へたっと座り込むと祐樹自身は椅子に座り股の間に由依を収めた。ズボンのベルトを外し自ら肉棒を見せつけた。

「初めてみたわ。思ったより大きいんやね」

 目の前に晒された男性器はピクピク動いており、興奮していることが伝わる。繊細なものを扱うように軽く掴むと手には程よい温もりが感じられた。

「許婚のは見たこと無いの?」

「無いよ。許婚だからって最初から心を許してるとは限らんよ。それに遊び人では無いような人やから女体すら見たこともないかもしれんな」

「なんか申し訳ないな。その許婚すごい良い人だよね」

「そうやな。うちがお手つきやってこと知ったら切腹するかもしれん」

 とは言いながら、男性器をゆっくり動かし始めた。初めてで力加減が分からなかったが祐樹は抵抗しなかった。しばらくじっと見つめながら反応を確かめていると、祐樹が自分の頭を抑えてきた。そのまま男性器が口元へ行くように誘導する。
 祐樹が欲していることが分かった。されるがまま男性器を口に含み舌を這わせてみる。あまり美味しくはなかった。祐樹が頭を掴み上下に動かすと自然に唾液が溢れてきた。

「んっ......んっ......」

 こんなに人に屈したのは始めてだろう。頭を捕まえられ男性器を舐めさせられている。でもそれに興奮を覚えている。男性器の凹凸に合わせ舌を動かすと祐樹の下半身がビクンと振動した。
 頭を抑える力が弱まった。それでも口から男性器を離そうとすると祐樹に頭をぐっと抑えられ奥へ押し込まれた。

「由依......本当に初めて?」

 祐樹の問いかけと同時に男性器から口が離れた。

「んはっ......初めてやって。そんなに気持ちよかったん?」

「うん。慣れてるって感じ」

「そうなんや。じゃあきっとセンスがあるんやろな。でも本当に初めてやから安心して」

 そういえば彼の相手は全員が高校生だ。もしかしたら成人女性との経験は少ないのかもしれない。優しく奉仕することに関しては年齢が上の方が長けているのだ。

「子供ばっかり相手にしてるんやから、大人とのセックスは刺激強めかもしれへんで?」

 すると祐樹はゴクンと唾を飲み込んだ。その姿にニヤッと笑うと再び男性器を舐め始めた。口に含みさっきよりは速度を速めに出し入れをする。
 一気に硬度が増した男性器の解すように舌を動かすと、祐樹が頭をぐっと抑えた。

「由依......」

その途端舌の上に熱い液体が放出された。最初は驚いたもののこの液体が精子だということに気づくと全て放出されるのを待った。ドクンドクンと男性器から痙攣が伝わってくる。

「あっ、くっ......」

 祐樹が頭を離した。どうやら欲望の全てを出し切ったようだ。亀頭から精子を吸うように男性器をゆっくり抜くと、静止画こぼれ落ちないように口を抑えた。

 もう、出すなら先に言ってよ。そういう目で祐樹を見上げた。するとスマホが自分を捉えていた。由依は口の中で精子をクチュクチュすると口を開き中に溜まっている精子を見せつけた。

■筆者メッセージ
お久しぶりの更新です。他にやる事が出来てしまったので更新が滞っていくと思われます。
マジすかリターンズ始めたいんですよね。朱里と祐樹が結婚して子供が産まれてその子供が高校生くらいになった時の物語なんですけど

実際、小説がうまく書けないので書かないかもしれません
ハリー ( 2019/07/23(火) 23:32 )