其の零/玲奈
01

細身の白い肌、少し茶色がかった長い髪、そして天使の様に可愛らしく幼さが残る顔が快感によって揺れていた。
それによって乱れている服や下着は自分の為に選んでくれたという。膨張が限界まで達した男性器は容赦なく彼女の膣を突いた。禁断の事をしている筈なのに2人は辞めることをしなかった。

「あっ、んっ、先生......気持ちいよ......」

 彼女は処女では無かった。初体験は中学時代だという。容姿端麗なその姿から恋愛経験が皆無でないだろうと思っていたが、その通りであった。ただセックス自体はもう何年もしておらず、恋人も高校に入ってからは居ないらしい。経験がある分、彼女の膣にはスルスルと男性器が挿入出来た。

 柔らかい胸を鷲掴みにし、さらに腰を振る。響き渡る甘い声。彼女の全てを独り占めしている。行為を始める前にこれからも自分のモノになってくれると言ってくれた。自分自身恋人以外にセックスをするのは久しぶりだった。
恋人と言っても2人居る。甘えん坊で身体つきが愛おしい恋人、そして美貌は素晴らしいがとても照れ屋で素直になれない恋人。
 恋人が出来る前も自分を慕ってくれる生徒と1回きりだが成り行きでセックスをしていた。その成り行きで出来たのが恋人の2人でもある。そして今も生徒の1人とセックスをしている。

 彼女はこうなることを望んていたらしい。そしてこれからもこの関係を望んでいる。

「ねえ、抱きしめて......一緒にいきたいよ」

「うん。俺もだよ」

 彼女に覆いかぶさると背中に腕を回す。喘ぎ声が甘く更に色っぽくなると同時に男性器の締め付けは強くなる。彼女の為に絶頂を迎えるタイミングを調整していたが快感の波長が合ったようだ。後何回腰を振れば同時に絶頂を迎えるか分かった気がしていた。
 甘えん坊の恋人はセックスのとき、同時に絶頂を迎えないと気が済まない。タイミングが合わない時は駄々をこねる。その為、腰を上手く動かし恋人や自分の快楽を調節出来るようになっていた。長い時間セックスを楽しんだり恋人を焦らしたりするとき大いに役立っている。

 目の前に居る彼女もそれによって満たされているようだ。あと数回。

「あっ......先生っ......もうっ」

「玲奈、好きだよ」

「私も、だよ......あっ、あっ!」

 ググッと締め付けられる男性器、それを包んでいる薄いゴムに祐樹は玲奈に対する思いを精子として放出した。
ありったけの愛情を注がれた玲奈はビクビクと身体を震わした

 

■筆者メッセージ
はーい。おひさしぶりです。やることが無いんで「マジすか外伝」でも書いてみようかなと思います。
相変わらず成長しない文章ですけどよろしくです〜
方向性が全く決まっていませんし、短編なのか前みたいな長編ストーリーにしようかも決まってません。
とりあえず妄想物語なのは変わりありません。

早速、祐樹の不貞から始まりました。朱里や杏奈はどうしたんでしょうか。ふふふ
ハリー ( 2018/05/15(火) 23:26 )