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もしかしたら朱里は男の性欲を興奮させてしまう、フェロモンか何かが常に出てるのかもしれない。一度射精をしたはずなのに身体は朱里を求めていた。
祐樹は膝立ちで朱里の頭を抑え、射精により硬度が無くなっていた男性器を舐めさせていた。元々、朱里は処女を捧げるためにここへ来ているのだからパイズリで射精する予定ではなかった。だが1度射精しても朱里を見ているだけで性欲の数値は急上昇していく。もしかしたら獣のように扱ってしまうかも。
「んっ、んっ......ぷはっ、大っきくなってきたよ」
舐め始めに比べ一回りほど大きくなり、口いっぱいになった男性器を嬉しそうに朱里は眺めた。健気な朱里の頭を撫でながら祐樹は避妊具を取り出した。
「へ〜、避妊具ってこんなのなんだ。小っちゃいね」
「僕も初めて見た時は想像と違いましたよ」
祐樹に手渡されまじまじと封に入った避妊具を見つめた。これをつけないと子供ができてしまうかもしれない。祐樹が避妊具を付けずにセックスをした話も聞いたために本当は付けないでほしいと思った。ただ自分は学生の身、子供を宿したら祐樹が捕まってしまうかもしれない。そう思うと朱里自身も恐怖が芽生えた。
封をピリピリと切り、取り出した避妊具を男性器に当てがうが朱里は首を傾げた。
「え、先生の大っきいから入んなくない?」
どう見ても避妊具の入り口の大きさと祐樹の直径の大きさがあってない。祐樹はサイズを間違えて買ってしまったのだろうか?
「大きさに合わせて伸びるようになってるから、それでいいんだ。気にせず入れてみて」
「んしょっ、こう、かな? 痛くないの?』
「大丈夫。そのまま押して」
朱里は両手で滑らせて入れようとするものの、包皮に引っかかり上手くいかない。手間取ってる朱里が可愛かった。
「頑張れ、朱里」
「うーん......あ、よだれ付けたら滑りやすくなるかも」
そう言うと朱里は口に唾液を貯めて引っかかっている地点に舌を這わせた。ピチャピチャと水音が聞こえる。
朱里のアイデアにより、避妊具は根本までスルスルと入った。
「よし、出来た〜」
「ありがと。やっと出来るね」
朱里をゆっくり寝かせる。朱里は豊満な胸を再び剥き出しにすると服を抑えながら顔を隠した。ついにここまで来た。羞恥心が一気に押し寄せ、心臓がバクバクと高鳴った。
そんな朱里を尻目に祐樹はスカートに手をかけた。履いていたストッキングは最初の方で脱いでいた。太ももを撫でながらスカートの中へ手を侵入させるとパンツの生地が伝わる。焦らすように秘部を触らず、上の方で手を動かす。
「んっ......」
スカートを全てめくると、白いパンツが露わになる。彼女なりの目一杯のお洒落なのだろう。小さなリボンのついたパンツは朱里によく似合っていた。スッと秘部へと指を動かす。すると、ぬるっとした感触が伝わった。朱里の女性器はパンツに大きなシミが出来るほどに濡れていたのだ。