歴史上の人物
劉備
劉備(りゅうび) 字を玄徳

延熹4年(161年) - 章武3年4月24日(223年6月10日))

三国時代の武将、蜀漢の初代皇帝。
黄巾の乱の鎮圧で功績を挙げ、その後は各地を転戦した。諸葛亮の天下三分の計に基づいて益州の地を得て勢力を築き、後漢の滅亡を受けて皇帝に即位して、蜀漢を建国した。その後の、魏・呉・蜀漢による三国鼎立の時代を生じさせた。
明代の小説『三国志演義』でも中心人物として登場する 。


【出展】
蒼天航路





◆ おいらの名が天下に鳴り響いても
おいらの命は名のないあんたの命とおんなじだー!!


◆ ハッハー、公徳!ホラ吹きと呼ばれて生きるのも良いぞ!
地と人は手に入らんが空だけはいくらでも手に入る!


◆ 人はな
天の下で泣いて笑って怒りのたうちまわって生きてんだよ
どんな天下人であろうと酷薄で暴虐な奸物であろうと
地べたに足をはりつけ血の出る様なもがきの中で天下のことを考えてるんだぜ
おめえがこんな桃源郷で考えてる天下は生身の天下とは別物だ!


◆ 劉備!最後に一つ聞いてやる!
おまえは何を楽しむために生きる?!
女を抱くことか?!金を儲けることか?!財産を築き屋敷をもつことか?!
それとも位人臣を極め名声を得ることか―――――?! ※関羽

ああ!もちろんそれらのことはみな好きだ!だがそれよりも楽しい事がある! ※劉備

何だそれは! ※関羽

天下の民の笑顔を見ることだ ※劉備

◆ あなたに行き場がなくとも劉備玄徳に生き場を求めて来る者がいる!
そういう者がいる限りあなたは世に自分の居所を示し続けねばならない!
劉備玄徳は戦い続けそこに生きていることを知らせ続けねばならない!
それが一度天下に名乗りを上げたものの運命(さだめ)でしょう! 趙雲

おいらの覇業はもおいらが自分で勝手にやめることはできねえ
そういうことか? ※劉備

先程出ていった子供たちの心の中にも劉備玄徳の覇業がある
それが本当のあなたであろうとなかろうとあなたはそれを受け止めねばならない 趙雲


おいらの
おいらの知らねえ奴らのどんな思いも何もかも丸ごとひっくるめてこの袋に飲み込む!
それが天下万民になり代わるおいらの覇業だってえのかい! ※劉備


◆ たった今から天下三分!つまりは天下三倍!


◆ そうかいそうかい 乱世ってとこはとりあえず借りちまった者勝ちなんだな
ってことは
馬だけじゃまるで足りねえな
兵に 武器に甲冑 軍資や参謀!
食いもん! それにそれを作る農民と農地!
都に 天子!
全部!おいらの器で借り上げちまえばいいんだな!


◆ これから先はおいらがただ生きながらえるだけで 乱世は深まり人が死ぬ
そのことを受け容れるのにもう躊躇はねえ
それもおいらの徳だ








hk ( 2014/02/23(日) 18:25 )