麻薬
覚せい剤の害・身体的側面
覚せい剤の害は、身体的側面、精神的側面、社会的側面の3つに分けて考えられます。このうち、精神的、社会的側面の害がとくに大きいのが覚せい剤の特徴です。覚せい剤への身体的反応としては、上記の覚せい剤中毒、離脱症状のほか、静脈注射の場合には、注射局所の膿瘍、細菌性心内膜炎、B型・C型肝炎、エイズなどの感染がみられます。とくにまわし打ちをする患者では、C型肝炎感染率は極めて高率(50%以上?)です。過熱吸引の場合には、鼻腔内の炎症や鼻出血がみられることがあり、さらに肺水腫、心筋症、角膜潰瘍の報告があります。 

hk ( 2013/09/17(火) 14:39 )