第九章
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あれから何日か過ぎた


珠理奈は一緒に帰ってくれるが会話はなかった


時折ふと泣き出して俺が慰める

その繰り返しだった






正直複雑な心境だった

本当にあのとき転校するなんていってよかったんだろうか



昨日まで見れたあの無邪気な笑顔はもう面影がなかった


目を充血させ、顔を真っ赤に染めている彼女に






「ごめんな、元気出せよ」





なんて軽々しい言葉はとても言えなかった















ただそばにいることしかできない自分の無力さに腹が立った






■筆者メッセージ
ブランクがあるため文章のクオリティが下がっていますね…
もっと努力します(>_<)
BBQ ( 2013/11/02(土) 23:44 )