齋藤飛鳥
交代


「あの、まだですか……?」
「お射精、て、どれくらいの時間がかかるんでしょう?」
「亀頭をこんなにヌルヌルに汚して……」
「アナタは早漏だとお聞きしてますので、あの、なるべく早く、お願いしますね」

あの日。
友梨奈に最後の射精をさせられた日。
教室のドアを開けて入って来たのは、学年一の美少女だった。
身長は決して高くはないが、小さすぎる顔と美貌は、男子の憧れの的。
隣のクラスの僕でも、その存在は十分に意識していた。
だが彼女自身はおとなしい性格で、よく一人で読書をしている姿をみかけた。
そんな…そんな彼女が……今、僕のペニスをしごいている。

「平手さんにあなたのことをお願いされまして」
「性犯罪を未然に防ぐため、とのことでしたのでお引き受けしましたけど」
「お話に聞いていた通り……はしたなくて、みっともない姿ですね」
「せんずり、ていうんですか?指でしごかれて、興奮して」
「カクカクと腰を振って……動物みたい」

友梨奈とは違い、白く細い指で、おずおずとつまむように亀頭を刺激する。
少し伸びたネイルが、カリカリと、弾くように亀頭を引っ掻いて……
親指の爪が、無意識なのか、裏筋とカリ首を同時に責め立てる。
あまりの気持ちよさに、僕の口から、思わず、声が出てしまう

「みっともない顔……」
「ヨダレを垂らして、興奮して……」
「今まで、散々、平手さんの手に射精してきたんですね」
「本当に、ちゃんとしつけないと……とんでもない、変態射精犬と聞いてますから」

そう言うと、ギュッと指先で亀頭をつまみ、ぐちゅぐちゅと音を立てて揉むようにしごかれる。
亀頭だけを執拗に責められて、射精感は最高潮だが、もどかしく射精が出来ない。
そんな僕の顔を見透かすように、彼女が言った。

「ふふ、お射精したいんですね……?」
「本当に、5分もかからないんですね。お手軽で、いいですね」
「亀頭、ってこんなに細くて、貧弱なものなんですか……?私でも、握り潰せそう」

ぎゅっと亀頭を押しつぶされる。
そんなことをされると……また、カウパーが溢れてしまう……。

「ワタシの指で、気持ちよくなって……平手さんのことを、忘れてしまいましょうか」
「今日からは、ご主人さまは、ワタシに変わったんですから」
「それが分かったら、射精を許してあげても、いいんですよ?」
「さあ、どうしましょうか?」
「お射精、しますか?それとも……」

僕は泣きながら、ご主人様、と叫んでいた……。
その瞬間、彼女の右手が、ペニス全体を力強く往復した。

「あらあら、随分あっさりと堕ちましたね」
「犬のくせに忠誠心のかけらもないんですか」
「くすくす。ただ射精したいだけの、オス犬なんだから当然ですね」
「いいですよ。さあ、新しいご主人様の指に……、お射精なさい」

その、ペニスの中の精子を掻き出すような、機械的な手コキを受けて、
僕は、あっという間に、射精してしまった……。

「あはは、出しすぎですよ……無様に吐き出して」
「では今日から、よろしくお願いしますね」

残酷に微笑むと、プイと教室から出ていってしまった。
齋藤飛鳥
僕の二人目の、手コキ姫。

■筆者メッセージ
リクエスト、ありがとうございました。
3人目以降も、要望あればどうぞ。
薄暮 ( 2017/12/21(木) 15:43 )