平手友梨奈
夕焼け


「ほら、ちゃんと【気をつけ】をするんだ」
「見えるだろ、目の前の鏡に、何が写っているのか……」
「そう、クラスメートに手でしごかれて、すぐ勃起してしまう、駄犬のペニスだよ」

放課後の学校。
今日は教室ではなくて、体育館にあるトレーニングルーム。
大きな姿見の前で、僕は下半身を露出させられていた。

「おかしいね?ボクはまだ触ってもいないのに……もうペニスがこんなに勃起して」
「へそまで反り返りそうじゃないか?……弱々しいカリ細ペニスのくせに」
「このペニスが本来の役目を果たすのはいつになるだろうね?」
「永遠に来ないのかもしれないよ、せんずり猿だものな、キミは」

そう言って残酷に微笑む友梨奈。
その顔を鏡越しに見る僕。
ピン!と友梨奈の人差し指が僕の亀頭を弾いて、僕は思わずうめき声をあげる。

「ふふっ。ほら、鏡をよくごらんよ。キミがペニスをいじくられる姿が見えるだろ」
「そう、キミはいつもこんな顔でボクにペニスをしごかれてるんだ」
「ほら、目を逸らしちゃだめだ。……よく見るんだ、情けない、自分の痴態を」

鏡の中で、貧相な身体の僕が、剥き出しの下半身をクラスメートにいじくられている。
つとめて冷静に見える友梨奈の顔も、よく見ればほんの少し、赤く蒸気しているようだ。
そのなかめかしい指先の動き……
クラスの女子に、いいように手コキされている姿を見て、たちまち射精感が高まる。

「鏡に両手をついて踏ん張るんだ」
「そうだよ、顔を背けないで……これが、リアルなんだから」
「キミは犬のように無抵抗に、ボクに射精させられる……みっともなく」
「ここが好きになったんだろ?望みどおり、亀頭の尿道口に、親指をブチ込まれて、射精するんだ……」
「さあ、お射精、しなさい」
「みっともなく、精液を撒き散らすんだ」

僕は鏡に向かって、射精した。
鏡の中で、僕の精液は、友梨奈の顔をドボドボと汚した。

「さて、掃除をして帰ろうか?……校門まで、一緒に行くかい?」

いつの間にか、夕暮れが辺りを覆っていた。

薄暮 ( 2017/12/19(火) 00:53 )